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”Accused” ショーン・ビーンのインタビュー記事とトレイラー

Accused_simonBBC One でこの秋放映の Accused の新シリーズ。

【追記】 この秋放映と思っていたら、早くも8月14日にドラマの放送があるようです。

先日の BBC One の新作ドラマシリーズをまとめて紹介する予告編に続いて、Accused のみのトレイラーが出てきました。

また、Accused 出演俳優たちのインタビュー記事も BBC のサイトにアップされ、その中にショーン・ビーンのとても良いインタビュー記事がありますのでご紹介しましょう。

まずは、BBC Media Centre に掲載されたショーンのインタビュー記事から。
ちょっと長いですが、頑張って全文を。
(ドラマのシーンに触れた部分があるので、ネタバレを回避している方はご注意!)

国際的なスター、ショーン・ビーンは、詩を専門とするカレッジ(高校)の英語教師で、彼の秘密の分身トレイシーはゲイで孤独で愛を探しているというサイモンのほかに、このような主役を引き受けたことはなかった。

めぐり合わせで、トレイシーは思いがけない状況で - 独身さよならパーティーで男たちと小競り合いになった後で - すっかり恋に落ちてしまう。やがてトレイシーは三角関係に巻き込まれ、それは恐ろしい痴情沙汰の犯罪と法廷という結果を引き起こす。

それではなぜショーンは、彼の輝かしいアクションヒーローから大きく離れることになったのだろうか? ゴールデンアイにおけるジェイムス・ボンドの宿敵、アレック・トレヴェルヤン、ロード・オブ・ザ・リングのボロミア、そしてアイコン的なリチャード・シャープは盤石のお気に入りに組み込まれている。そして今年の初めにショーンのエダード・スタークが Game of Thrones で斬首の刑にされた時にはツィッターやオンラインでファンから大きな悲鳴が巻き起こった。次のシーズンのボイコットの恐れがあった。

ショーンの答えは拍子抜けするぐらい正直だった。彼はクスクス笑いながら言った、「私のエージェントから電話がかかってきて『服装倒錯者を演じることを考えたことがあるかしら?』と言ってきた。私は『いや、真剣には。なぜ?』」

「だが彼女がこれは、私がずっと一緒に仕事をしたかったジミー・マクガヴァンのプロジェクトだと言ったとたん、興味を持ったんだ。」

「脚本は素晴らしくてとても感動的だった。これは複雑な男の本当に胸を打つ物語なんだ。彼は別の男性と関係を持って、それは深い愛を築くが、スパイラルは制御できなくなって極めて暗く心を掻き乱すものになっていく。」

「これは、アイデンティティーと、自分が何者であるかということに正直になることについての、ある成長物語なんだ。」

ショーン・ダッガンとジミー・マクガヴァンによる、この型破りの古典的なラブストーリーをどのように撮影するかについて、アシュレー・ピアース監督の”現実的な構想”について、ショーンは賛辞に満ちていた。


「これはセックスについてではなくて、恋に落ちることについてなんだ。トレイシーの場合は間違った相手だったけれど、これはなんであれ人々の選択の好みに関わることができるものなのだ。」

「すべての功績はプロデューサーのジタ・ウィリアムズと、マンチェスターの彼女のチームに帰すべきだ。」とショーンは、典型に逆らったキャスティングについて述べた。

「このキャスティングがとても思いもよらないものなので、強い興味を引き起こすことになる。」とショーンは彼の共演者、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』のアル・カポネで称賛され、その演技がスコセッシによって爆発的で精神的に異常な力を持っていると評された、スティーヴン・グレアムに触れて話した。

6フィートを越える身長のショーンは、彼の役柄に成り切る直観的な能力で知られているが、トレイシーへの道筋を見つけるのは「真剣に挑戦的」だったと率直に認めた。

「私は大きな男だから、撮影の1週間前にハイヒールの家の周りを歩く練習をしたんだ。それはまるで竹馬に乗ったみたいだった。これは苦痛だと思った。私は決して足を引きずってよたよた歩くことを止められないだろう。バランスをとって姿勢を正しくすることができる必要があった。」

「今は私の共感は女性に向かっているよ。彼女たちがどんな経験をしているか理解したんだ。」

「でもね、今は完全にヒールのこつをつかんだと言える。あれはそんなに悪いとは思わない。私はあれでダンスすることもできる。実際のところ、私の台所のドアの陰に山になっているんだけれどね。」と彼は冗談を言った。

だが、この体育会系の俳優の流儀にとっての真の衝撃は、仕事がきちんと始まり撮影が始まった時だった。

「私は困難な状況に真っすぐに突っ込んだ。第1日目はトレイシーの日だった。ピンヒール、ミニスカート、明るいブルーのアイメイク、つけまつげ、ブロンドのかつらで、マンチェスターの小さな家の中でよろめいている私がいた。そして仕事をはじめる準備ができたクルーたちがすべて周りに立っていた。あれは本当の王手の瞬間、第一線の瞬間だった。」

「ここには妥協点というものはないと思った。積極的にアピールし、思い切ったことをした方が良いだろう。トレイシーは壁の花ではない。この状況の仲介者はなく、仲間の中に飛び込むのだ。」

「クルーが歓迎してくれる人々で、そばにいることをとても楽しみ誰もが繋がり合っていたのは本当に助けになった。」

「ひとたび最初の公開の日が並外れていたら、この仕事を成し遂げることは本当に喜びで、すっかり楽しめた。」とショーンは断言した。

「トレイシーになる経験は非常に楽しく本当に解放されたよ。こんなにアドレナリンがどっと出ることはずいぶん長いことなかったことだ。」

それでこれは、2つの別々の部分を演じている二重の人物なのだろうか? 「まさにその通り。」とショーンは言って、サイモンは演じやすかったと付け加えた。

「トレイシーに比べるとサイモンはボーイスカウトだ。サイモンはとても単純な男で、寡黙で控えめで本にのめりこんでいる。彼は人目に付かない人物だがある秘密を持っている。サイモンを知る人々はトレイシーについては知らない。」

それではどのようにサイモンはトレイシーになるのですか?

「それは変容のプロセスなんだ。」とショーンは言う。「撮影がちゃんと始まる前でさえ、私はワックス処理、ペディキュアと美顔術をレズリー・ブレナンに受けていた。」

「レズリーはとても才能あるメイクアップの女性で、彼女の仕事を辞めていたんだ。」と彼は言う。レズリーはお返しの賛辞を言った。「ショーンには聖人の忍耐力があるわ。」

ショーンは続ける:「大事な夜の外出の前に、ヘアーメイクとメイクアップを通してサイモンのもう1人の自分がトレイシーとして新たに生まれるのを文字通り目撃するオープニングシーンがあるんだ。これは本当に興味深い経験だったよ。」

「観客はこのプロセスを逆さまに見ることになるだろう。本物の哀愁に満ちたシーンなんだ。トレイシーは破滅的な夜の外出の後、動揺している。彼女は傷つきやすく意気消沈したと感じている。鏡の前に座ってトレイシーは文字通り彼女自身を拭い去り、その下からサイモンが現れる。」

別のシーンはそれを思い出すショーンを笑わせた。

「トレイシーは夜の外出で、15人ぐらいの極めて個性的な服装倒錯者のグループとクラブでダンスする。」

「これが本当にハンドバッグをグルグル回して笑ったんだ。」と以前は銃や剣を小道具として使っていた俳優は言う。

「この場合も、私は本当に自分の抑制を試し、トレイシーの人生に対する真の渇きを見せようとしたのだ。」

スティーヴン・グレアムと一緒に仕事をすることは、この仕事のもう一つの恩恵だったとショーンは言う。

「私はいつも彼は偉大な俳優だと、私たちの中の最高の1人だと思っていた。」

「私たちはとても激しいシーンをいくつか一緒にやった。私と同じように、スティーヴンもこのような仕事をやったことがない。」

「でも私たちはお互いの間に、スクリーンで伝わってほしいと思う素晴らしいケミストリーを発見したんだ。」

「このようなありそうもない男たちがお互いに惹かれあうのを見ることは、ちょっと当惑させられる。だが私たちの最高のショットを提供したし、真剣に演じた - とても心からのものなんだ。トニーはすっかりトレイシーに夢中にさせられる。彼の眼の中にそれを見ることができるだろう! 他のだれかがトニーになることなど私は想像できない。」

そして最後に、このような仕事のすべての挑戦にもかかわらず、マンチェスターの雨と闘うのはどうだったのだろう? 問題はなかったとショーンは言う、ピークディストリクトで1月に撮影することは別問題として。

「スティーヴンのトニーとトレイシーは、丘の中腹で深刻な口論になる。私たちは走り、叫び、そして、私はピンヒールに完全な女装で気が狂ったように間違いをしでかす。」

「天気は凍えるようだったし、みぞれが降っていて風がひどかった。私たちはずぶ濡れになった。スティーブンは扁桃腺炎だったにもかかわらず続けることを選んだ。最後には邪魔になってきたので、私はウィッグを外さなければならなかった。だが、これは本当の雰囲気を創り出しテレビでは恐ろしいだろうと思った。」

要約してショーンは言った:「この役は素晴らしい機会だった。これは私が今までやってきたなかで最も挑戦的な役だった。これは私の見た目のイメージからかけ離れている。これに比べられるものは考えられない。これを越えるものは考えられないよ。」

トレイシーと惹かれあうトニーを演じたスティーヴン・グレアムのインタビュー記事もあります。
スティーヴンもショーンのことを賞賛していますが、その中で女装したショーンの長く美しい脚を凝視してしまったなんて言ってます。白いタイツのショーンの脚はとてもきれいだったと。wink

そして、トレイラー。

Accused Trailer - BBC One

新シーズンの Accused は全部で4話で、ショーンが主人公の回はその第1回目とのこと。今年の初めのアナウンスではショーンの回は3話目となっていましたが、トップに持ってくるようです。
やはりショーンの女装のインパクトで話題を集め、新シリーズの開始の勢いがつくことを期待されているのでしょうね。

twitter/punkt_ochibo

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コメント

うわーっ!
動いているトレイシーは圧巻!
でも素敵!!!

ショーンがくすくす笑いながらも、真摯にインタビューを受けてる姿が目に浮かびます。

この役、本当にお気に入りなんでしょうねえ。これは是非とも観たいです。

素敵な記事のご紹介、ありがとうございました!

投稿: まめたろう | 2012.08.01 11:43

最初はええっ、と思ったキャスティングでしたが、ショーンさんのチャレンジ精神が伝わってくるようなインタビューでしたね。ますます見たい(長くて美しいおみ足も)!

投稿: chizu | 2012.08.01 16:31

まめたろうさん
トレイシー、すごいインパクトですよね。
ショーン渾身の演技、見てみたいですね。

chizuさん
誰もが考えそうなキャスティングじゃないところにキャスティング係のこだわりが感じられますよね。
ショーンの脚線美もぜひ拝みたいものです。

投稿: punkt | 2012.08.02 01:16

ショーンの記事でも続けて今晩は。

私、ショーンの足のワックスやりたいです!
なんだったら毛抜きで一本ずつ抜きたいくらいです。
あの長い足の指を眺めながら。
本当にきれいな足ですよね。カラヴァッジオから変わらぬ美しさです。

投稿: りょう | 2012.08.02 21:45

りょうさん
カラヴァッジオのショーンの足は印象的でしたものね。
ショーンの足のワックスをやりたいとはマニアックですね。bleah

投稿: punkt | 2012.08.04 02:34

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