« カンヌ映画祭のヴィゴ(その1) | トップページ | ヴィゴ、空港からつまみ出されそうになる »

カンヌ映画祭のヴィゴ(その2)

20120523cannes_9まだまだぜんぜん追い付けていないのですが、5月23日のカンヌ映画祭、”On the Road” の記者会見の内容を受けて書かれた記事を中心に少しご紹介します。

記事には写真が付いているので、リンク先の写真の確認もお忘れなく。

なお、記者会見そのものは

公式サイト: Press conference of "ON THE ROAD" by Wallter SALLES

でビデオクリップが公開されてます。(私自身は時間がなくてほとんど見ていませんcoldsweats01

movieplayer.it:Kristen Stewart, Viggo Mortensen e Walter Salles On the Road a Cannes

ヴィゴ、あなたにとってビート・ジェネレーションを代表するものは何ですか?

ヴィゴ・モーテンセン: 私がケルアックの本を読んだのは17歳の時でした。彼はケルアックを読むように仕向けただけでなく、バロウズ、ギンズバーグ、セリーヌ、ランボー、カミュを読むように仕向けたのです。これらの作家たちを知る前、私は母とニューヨーク州の北部、カナダ国境のところにいて、南や西は知りませんでした。ウォルターによるこの映画の中でこれらを読むことで、私は音楽、リズムとエネルギーを見出したのです。

バロウズ役への取り組みについてのヴィゴの回答:
ビート・ジェネレーションの時代に対する自分の考えを持っていましたが、ノスタルジアなしのこの時代の精神を尊重しようと私の役に新しい生命を与えるために本を再読する必要がありました。若者たちの権威に対する拒絶とビートの反抗は、今日私たちが経験しているものととても類似しています。このキャラクターたちは喫煙、アルコール、ドラッグや女性虐待、自由気ままな放浪といった負の習慣を共有しているので、この物語はすべてがバラ色とはいきませんが、ビートの暗黒面も神話の一部なのです。

ウォルター・サレス監督によると、ヴィゴはこの作品でも衣装、タイプライター、オールド・ブル・リーの持ち物などの小道具を持ち込み、エイミー・アダムスやヴィゴ本人が映画の中で子供に読み聞かせる本も持ち込み、撮影にあたって即興演技をしていたとのこと。

20minutes.fr: Viggo Mortensen: «"Sur la route" est plus que jamais d'actualité»

"On the Road" は今でもまだ若い人々にアピールすると思いますか?

それ以上でしょう。なぜなら私たちはケルアックが彼の本を書いて変わった時とあまり変わりがない、とても清教徒的な社会にいるのですから。人々は動き始め、角を曲がったすぐそこに反乱が潜んでいる ... On the Road はかつてないほど待ち望まれているのです。

いつこの本に出合いましたか?

私は17歳の時にこれを読んで、これが私の夢を作ったと言えるでしょう。これは私に自由になってこの主人公たちの冒険を共有したいと思わせました。今では、ティーンたちはこのような旅に乗り出すことに臆病すぎます。

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の後でカンヌに帰ってくるのは嬉しいですか?

たとえレッドカーペットの顔への強力なフラッシュの後で目が痛いとはいえ、この映画祭は好きです。私の友人のデイヴィッド・クローネンバーグの ”Cosmopolis”と、変質者になりきっているのを見るのを楽しめたであろうロード・オブ・ザ・リング共演者のイライジャ・ウッドの”Maniac”を見る前に離れなければならないことがフラストレーションの1つなんですが。

今回は、残念ながらクローネンバーグ監督やイライジャ・ウッドと一緒の姿を見ることはできないようです。

POLITIKEN.dk: Cannes-film med Viggo Mortensen var otte år undervejs

「ケルアックの本を私たちがこの映画の仕事を始める前に再読して、今でもいかにこの物語に今日的な意味があるかを発見しました。現在、経済危機の後、多くの若者たちが権力を排斥していることを知っています。ですから今がこの映画を送り出すのに適切な時期なのです。」とモーテンセンは記者会見で語った。

Ekstra Bladet: Viggo vifter med flaget

ヴィゴはデンマークからカンヌ入りをしたようです。

「私はちょうど父と一緒にデンマークにいました。私たちはリングステッドの叔母のトゥーラのところや、デンマーク中の他の家族のメンバーを訪ねました。今年の夏の終わりにもデンマークに行きます。」

監督によれば、ヴィゴとの撮影の一番最後のころに、ヴィゴがニューオリンズまでのドライブに監督を誘ったことがあったとのこと。その時にヴィゴがウィリアム・S・バローウズが自分自身の本を朗読しているテープを掛けて、2人は45分間黙ってそれに聞き入っていたそうです。ヴィゴは完全に役になりきっていたとのこと。

この他の写真入り記事をまとめてご紹介。

The Fashion Court: Viggo Mortensen in Balenciaga | “On The Road” Premiere – 2012 Cannes Film Festival

Montreal Gazette: Viggo Mortensen takes his love for the Canadiens On The Road, to Cannes Film Festival
ヴィゴがモントリオール・カナディアンズの旗をフォトコールで出したことについて書かれています。

Emol.com: Viggo Mortensen destaca vigencia de Jack Kerouc ante actuales protestas sociales

Daily Mail: Kristen Stewart gives it some leg at On The Road's Cannes premiere... as boyfriend Robert Pattinson shows his support on the red carpet

CinemaCafe.net【カンヌレポート】クリステン・スチュワート、15歳の妻を演じた難しさ明かす

ヴィゴがカナダ出身と記述されていますがもちろん間違い。ヴィゴの母方のおじい様はカナダ出身だそうですが。

Vanguardia
いつもはサンロレンソの旗を持ってくることが多いヴィゴが今回持ってきたのは、On the Road の撮影も行われたモントリオールのカナディアンズの旗との記述あり

Macleans.ca
Viggo Mortensen, Canadiens poster boy (ヴィゴ・モーテンセン、カナディアンズの広告塔)というキャプションつきの写真あり

Le Devoir.com

ビデオクリップもどっさりありますが、それについてはまた後程。

twitter/punkt_ochibo

|

« カンヌ映画祭のヴィゴ(その1) | トップページ | ヴィゴ、空港からつまみ出されそうになる »

On the Road」カテゴリの記事

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« カンヌ映画祭のヴィゴ(その1) | トップページ | ヴィゴ、空港からつまみ出されそうになる »