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映画「善き人」

Good_j_poster元旦から公開されている、ヴィゴ・モーテンセン主演の「善き人」(原題:Good)を見てきました。

公式サイト

2009年の秋にUK版のDVDを入手して見ているのですが、やはり日本語字幕がついているのはいいですね。

主人公ジョン・ハルダー教授の親友モーリス(ジェイソン・アイザックス)のビールを酌み交わしながらのおしゃべりなど、英語字幕ではちゃんと追い切れていなかった箇所がちゃんと把握できたり、いろいろと発見がありました。

世の流れに違和感を覚えながらも、家族や自分の身を危険にさらしてまで行動することなどできないハルダー教授。
ユダヤ人に対する社会状況が悪化してきても、本当にまずい事態になるまで国を捨てて逃げるという行動には移れないモーリス。

どちらもリアルな感じですよね。

アメリカでは、ヒロイックな正義の味方じゃない優柔不断な主人公にいらつく人が多くてあまり評判が良くなかった本作ですが、UK版のDVDを見たときに私が「日本人なら共感とまでいかなくとも、ハルダー教授の気持ちは理解できて、身につまされるはずだ。」と感じたように、あちこちの映画評などでも日本の反応はアメリカとはだいぶ違うようで安心しました。

それにしても、女子大生にさえ押し倒されちゃうほどやわで始終おどおどした感じのハルダー教授は、細身でも異様な威圧感を全身から発していた「イースタン・プロミス」のニコライとはエライ違いで、ヴィゴの演技力には感心します。

ちょっと考えるとヴィゴならとても似合いそうに思うナチの制服姿が、ハルダー教授だとなんとも似合わなくて違和感があるというのもすごい。

お正月早々見るのにはちょっと重い映画ですが、ヴィゴファン的には目の保養でもあるので、少なくとももう1回は見に行きたいですね。

twitter/punkt_ochibo

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コメント

九州でも上映されるそうで今から楽しみです!!

投稿: wil | 2012.01.10 10:23

wilさん
九州でも上映が決まって良かったです。
日本では評判も悪くない感じなので、さらに上映館が増えると良いですね。
重い映画ですが、ヴィゴは美しいので堪能できると思いますよ。

投稿: punkt | 2012.01.11 12:31

2回観ました。
次も有楽町の映画館で上映予定なので、また何回か観たいと
思います。
どうして、ナチがあんなに支持されてしまったのか?という
私がもっとも疑問に思っていたテーマが描かれていて、ずっしりと心に響きました。
自分だったら?と自問できる映画でした。
それにしても、Viggoはステキです!
今、ゴールデン・グローブ賞もTVで見たところです。
もっともっとクローズアップされても良い俳優だと思っているのですが・・・

投稿: イッコ | 2012.01.21 22:47

イッコさん
我が家ではゴールデングローブ賞の授賞式は見られないので、ネットにあるビデオクリップで我慢です。
いわゆるブロックバスター的な大作映画にほとんど出演していないですからねぇ。
クローネンバーグ監督とのさらなるコラボで、もっともっと注目を集めることを期待しましょう。

投稿: punkt | 2012.01.21 23:55

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