« トロント映画祭 ”A Dangerous Method” 記者会見&プレミア(その3) | トップページ | ドラマ ”Missing” の撮影でショーンはイスタンブールに »

モーテンセンはクローネンバーグの繊細さを称賛した

20110910_toronto_09本日ご紹介するのはヴィゴのインタビュー記事です。

MSN Entertainment : Mortensen lauds Cronenberg's subtlety

ただし、前半のクローネンバーグ監督がなかなかメジャーなところで認められないことに対するヴィゴのいらだちの部分は簡単にかいつまんで、後半のホッケーファン同士の話の部分が可笑しかったので、そちらを中心にご紹介しましょう。

この記事を書いたのはショーン・フランシス・コンドンさんで、ノーマン・ウィルナーさんと一緒にヴィゴのインタビューを行っています。

モーテンセンは、クローネンバーグのように偉大で世界的に誉めたたえられている監督がいまだにたくさんの主要な賞を与えられていないことに驚いていた。彼は、クローネンバーグのユーモアの茶目っ気のある複雑さが全面的に示されている ”A Dangerous Method”であろうとも、物事を変えるだろうかと考えている。

「フロイトのように」とモーテンセンは言う、「彼は、皮肉とユーモアはさておき、卓越したものを作る能力があるが多くの場合人々はそれを理解さえしないという人なんだ。そして彼は気にしない。彼はわざわざ「いや、違う - ちょっと待って! 私はただ冗談を言ったんだ。」なんてことはしない。たぶん家に帰った時に:「ちょっと待てよ。あの男はただ私をからかったのか。」とか、彼の映画を見て6ヶ月たってから、「くそっ、あれは可笑しい! あれは本当に心を掻き乱される。凄い!」 だが時間がかかるんだ。

だが、忠誠心はモーテンセンの独自ブランドの一部である。彼は決して全力に満たない演技をしたことはなく、彼の仕事や彼の周囲への献身は不変で明白だ。
そしてそれは彼のホッケーチーム、モントリオール・カナディアンズをも含む。

私たちの20分間の話し合いが終わって、ノームと私が立ち上がって握手をするときに、モーテンセンが私たちお薦めの映画が何かあれば、と訊いてきた。私はショーン・ウィリアム・スコット主演、Michael Dowse の素晴らしいホッケー強化コメディー ”Goon”を見るべきだと言って、心の中心に Hab があるモーテンセンと、生まれた時から黒と金の血の流れる(ボストン・)ブルーインズ・ファンである私にとっての興味ある点として、この映画には微かにモントリオールとボストンのライバル意識があると付け加えた。

「ねぇ、」と彼は握手しながら言った、「君たちを打ち負かすなら、私たちは遠路はるばるでも行っただろう。あれはプレーオフの中でも最も良いシリーズだった。」

ネイサン・ホートンによる第7戦の延長時間の素晴らしい驚きによって、ブルーインズが勝利したあの開幕シリーズか? 疑いない。ノームと、トロントの週刊誌 NOW のためにプリントの仕事をしているカメラマンは、モーテンセンの2、3枚の撮影をするためにバルコニーで準備をし、私は自分の道を行くためにホテルの中に入った。私を呼び戻す声が聞こえるまでは。

モーテンセンが、突然、非常に大きなカナディアンズの旗をこれ見よがしに見せびらかしていた。私は笑ってしまった。なぜなら私が身に着けていたのはブルーインズのキーホルダーだけだったので。だが彼は、私が彼と一緒に写真を撮るために外に出てくるようにとしつこくせがんで、ノームのカメラマンは親切にも願いを聞き入れていた。さて、私は決して写真のためにポーズをとっていない。私は決して頼んでいない - それに TIFF では、賢明にもそのようなことを考えることも禁止されていた。

だが、私は頼んでいないのだ。モーテンセンが頼んだのだ。ヴィゴ・くそったれ・モーテンセン、彼の Habs をすごく愛しているこの男は、伝えられるところによれば「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の間中、彼の衣装の下にカナディアンズのTシャツを着ていたとのこと。

「それをもっと高く掲げて、そうすれば彼女がそれを撮影できるから。」私たちが肩を並べ、私が彼の旗に対抗して自分のキーホルダーを持っている時に、彼は私に言った。そして、私たちはまた握手をした。

「おめでとう。」と彼は申し入れた。

「来シーズンの幸運を祈ります。」と私は答えた。「この2チームが来年の春に会ったら、おそらくまたとてつもないシリーズになるでしょう。」

スタンレー・カップがとても値打ちがあるものになるというような瞬間だった。

ヴィゴの大きなカナディアンズの旗というのは、こちらの写真ですね。

ちなみに、NHLの2011年のシーズンでは、ブルーインズが39年ぶりにスタンレー・カップで優勝。プレーオフ1回戦でカナディアンズとブルーインズが対戦して、最後の第7戦までもつれこんでいました。

そして、このショーン・フランシス・コンドンさんがヴィゴにオススメしている映画 ”Goon" もトロント映画祭で上映される作品です。TIFF公式サイトのこちらに掲載されていますし、ココで予告編もご覧いただけます。


twitter/punkt_ochibo

|

« トロント映画祭 ”A Dangerous Method” 記者会見&プレミア(その3) | トップページ | ドラマ ”Missing” の撮影でショーンはイスタンブールに »

A Dangerous Method」カテゴリの記事

TIFF」カテゴリの記事

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

コメント

翻訳ありがとうございますheart02
怒濤のように出てくる記事や写真を見るのに精一杯で
なかなかお礼が書き込めず失礼してますsweat01

Habsのおっきな旗を広げてご満悦ですねcoldsweats01
"Goon”ってリーヴ・シュライバーも出てるんですか。
アイスホッケーの映画だと日本では見られないかもしれないですねぇthink

投稿: Aralis | 2011.09.14 22:35

Aralisさん
>"Goon”ってリーヴ・シュライバーも出てるんですか。
え?! あ、本当だ。リーヴ・シュライバー出てますね。
気がついてませんでした。
アイスホッケーがテーマじゃ、確かに日本では公開は難しそうですね。

投稿: punkt | 2011.09.15 00:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トロント映画祭 ”A Dangerous Method” 記者会見&プレミア(その3) | トップページ | ドラマ ”Missing” の撮影でショーンはイスタンブールに »