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METライブビューイング「イル・トロヴァトーレ」

Trovatore2

ちょっと時間がたってしまいましたが、METライブビューイング「イル・トロバトーレ」の感想です。

 

「イル・トロヴァトーレ」、もちろんタイトルは知っていますし、有名なアンビル・コーラスは合唱団で歌ったこともありますが、オペラを観るのは今回がはじめてです。

ひどく暗い陰惨な話しですが、キャストが粒ぞろいで堪能しました。
アズチェーナ役のドローラ・ザジックが鬼気迫る迫力で、幕切れのシーンなどはぞぞっとする思いでした。

Trovatore1 暗い情念の焔を燃やし続けるルーナ伯爵役ディミトリ・ホロストフスキーは美しい銀髪がトレードマークで、その印象的なルックスでなんとなく見覚えはありましたが、声を聴くのははじめて。
骨太でダークな声質がこの役にぴったりですし、演技力も素晴らしく、敵役ですがクールでカッコ良く、彼が舞台にいると目が離せなくなります。
なるほど、カーテンコールで観客が彼にたいしてはひときわ熱狂していたのもわかります。
ホロストフスキーは今来日中のメトロポリタン・オペラの日本ツアーに参加していて、「ドン・カルロ」でロドリーゴ役を歌ってくれます。

マンリーコ役のマルセロ・アルヴァレスは姿も良く、甘い美声でルーナ伯爵とのコントラストもついてとても良かったと思います。
アルヴァレスも、直前にキャンセルしたカレーヤに代わって「ラ・ボエーム」後半の公演のロドルフォを歌う予定。

さらに今回の「イル・トロヴァトーレ」から、ルーナ伯爵の部下のフェランド役のステファン・コーツァンが「ドン・カルロ」では宗教裁判所長官役とのことで、まるで日本ツアーの歌手たちの紹介のような演目でしたね。


twitter/punkt_ochibo

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