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ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭2011

20110503_lfjゴールデンウィーク恒例のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭 2011 に今年も行ってきました。

3月11日の東日本大震災の影響で、会場の東京国際フォーラムの複数のホールが使えなくなり、来日をキャンセルしたアーティストも多く、直前の4月15日にいったん全プログラムを白紙にするという大変な事態に。

私にとってはゴールデンウィーク最大の楽しみだったので、大ショックでした。

それでも4月22日に新たに組み直した新プログラムが発表されて、規模はかなり縮小されたとはいえ、短期間でここまで準備をされた主催者やスタッフの皆さまに感謝を申し上げたいです。

 

震災前に予約したコンサートは5つだったのですが、新しいプログラムを見たらいろいろと欲が出たし、震災以後なんだかものすごく音楽に飢えている感じだったので、最終的には5月3日と3日の2日分で8つもチケットを取ってしまいましたcoldsweats01

私が聴いたプログラムの中から、いくつか印象的だったものについてご紹介します。

 

<マスタークラス>

昨年はじめて聴いてすっかり味をしめた公開レッスンです。
無料なのでかなり早くいって並ばなければなりませんが、並ぶだけの価値があると思います。

今回聴いたのは、ピアノのクレール・デゼールさんが講師で、生徒さんは音楽高校の高校生でした。
曲はリストの巡礼の年報第2年捕遺「ヴェネツィアとナポリ」 No.3 タランテラ。

先生の指導が入ると、明らかに演奏が良く変わっていくのを聴くのはとても面白くワクワクします。
今回びっくりだったのは、より強く鋭い音でピアノを鳴り響かせなければならないところで、生徒さんが頑張っても、デゼールさんが模範で弾いたようには大きく鋭い音ではピアノが鳴らなかったこと。
だれが弾いても音が出るピアノですが、プロが鳴らすような音で響かせるのは、ピアノを専門的に勉強している人でも容易なことではないのですね。

 

ヴォーチェス8

イギリスのア・カペラ声楽アンサンブルで、ソプラノの女性2人、カウンターテナー2人、テノール2人、ベース2人の8人。
ブラームス、レーガー、ブルックナーの合唱曲を、ほとんどノンビブラートのクリアなサウンドで美しく聴かせてくれました。
アンコールでは、ブラームスの子守唄をスキャットで、さらにもう1曲、みなさんも良く知っている曲ですよと言って、スキャットで装飾的な前奏を歌い始めたと思ったら、「トットロ、ト・ト・ロ」...となりのトトロでした。

 

ハンス・イェルク・マンメル(テノール)

チケットを取る時に発表されていたプログラムは、マーラーの「さすらう若人の歌」と「リュッケルトの詩による歌曲集」だけだったのですが、会場前に張り出されたプログラムを見るとシューマンの「詩人の恋」が書いてあるではありませんか。
最近、ルネ・パーペとサイモン・キーンリーサイドの「詩人の恋」に嵌ってずっと聴いていたところだったので、テノール版を聴くことができて嬉しかったです。
テノールだとよりうぶな若者、という感じになりますね。

 

小泉和裕指揮:東京都交響楽団

大好きなブラームスの交響曲第1番です。
1楽章の冒頭、緊張感が高まる中のティンパニーがカッコ良くて好きなのですが、ちょっとまだ客席がざわついている感じだったのに何気なく始まってしまったような気がしたのがちょっと残念。
何といっても好きなのは4楽章で思わず一緒に口ずさみたくなるメロディーや、重厚で華やかな金管のハーモニーに酔いしれました。

 

スヴャトスラフ・モロズ [ヴァイオリン]、エリーナ・パク [ヴィオラ]、アンリ・ドマルケット [チェロ]、ボリス・ベレゾフスキー [ピアノ]

というメンバーによる、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番。
ベレゾフスキーのピアノが相変わらず凄い勢い迫力で、怒涛の終楽章でした。

 

例年に比べるとずいぶん人も少なく、展示ホールでの企業の出展もなく、夜の終了時間も早くてちょっと寂しいかなとも思いましたが、好きな音楽を思う存分聴くことができて、すっかり音楽のチャージができた気分です。

来年のラ・フォル・ジュルネは公式ブログの記事によると、やはりゴールデンウィークの3日間で、

その内容は構想中ということですが、ルネ・マルタンさんは「ロシア音楽」を考えているそうです。具体的には「五人組からスタートして、チャイコフスキー、スクリャービン、ラフマニノフ、さらに20世紀のショスタコーヴィチ、シュニトケ、現代のグバイドゥーリナまで取り上げたい」と語っていました。

とのこと。
20110503_lfj2チャイコフスキーは好きな曲がいっぱいあるので、大いに期待しちゃいます。
来年も絶対に行きますよ!

 

【おまけ】 東京国際フォーラム内のレストランなどのお店で食事や買い物をするともらえる、ラ・フォル・ジュルネ限定ポクポンをもらいました。
右の写真なのですが、これ誰だか分かりますか?
なんと、ブラームスだそうです。happy02

髭もじゃなのはわかりますが、これだけでブラームスと分かる人がどれだけいるやら。
他に、リストとマーラーもありました。

twitter/punkt_ochibo

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