« ヴィゴ主演のアルゼンチン映画の撮影予定が6月に繰り上がりか? | トップページ | 2月4日、ショーン・ビーンはロンドン、ソーホー界隈でパパラッチされる »

ショーン・ビーン:51歳に満足 The Times インタビュー記事

ここ1週間ほどの間に、イギリスの新聞・雑誌にショーンのインタビュー記事が3本も掲載されたことを、The Mighty Bean Forum で教えてもらいました。

どれもなかなか興味深い内容でしたので、順番にご紹介していきたいと思います。

まず1本目は、イギリスの新聞 The Times に1月30日に掲載されたインタビュー記事です。
残念なことに、The Times のサイトの記事は有料で見ることができないのですが、The Mighty Bean Forum のメンバーであればこちらで読むことができますので、ちょっと長いですが、全文をご紹介します。

ショーン・ビーン: 51歳に満足

シェフィールドの主演俳優は4回目の離婚にもかかわらず「問題なく」、ハリウッドには背を向ける

先月、私は俳優ショーン・ビーンの4人目の妻ジョージーナ・サトクリフとの離婚という微妙な話題を持ち出した。「私はしばらくの間、人前に出ない方がいいんじゃないかと思うんだけどね。」とビーンは顔をしかめて言った。

このカップルの波乱の2年間の結婚には、口論と仲違いとサトクリフが一度はビーンを暴力で告発したものの告発は取り下げられた、といううわさにつきまとわれていた。ビーンは過去12カ月は難しかったと認めた。「そうだね、これはちょっと控え目な表現だね。」と彼は言った。関係、それは彼が得意とするように見えないようだと言ってもいいだろう。突き出た顎とスクリーン上でくすぶる才能がおそらく役に立って、恋に落ちるのには問題がないようなのにもかかわらず。

「自分が醜いやつでないことは知っているが、自分自身でハンサムだとかセクシーだとか考えたことはまったくない。」と彼は言い「そしてそうなろうとしたこともない。もしも全ての女性が自分のことを魅力的と思うなんて考えながら歩き回るなら、まさに愚か者だ。」

シェフィールドのもっとも有名でちょっと荒々しい51歳は、似たような系統の女優なら、恋愛対象のお母さん役を演じるような脇役にまわっている年だが、今でも主役の人材だ。今年だけでビーンは、HBOのファンタジーシリーズ Game of Thrones、アクション映画 Age of Heroes と Soldiers of Fortune といったたくさんの男らしいプロジェクトに関わっていて、彼の半世紀を過ぎることをさわやかに楽しんでいる。

「この歳はここ次第なんだと思う。」と彼は自分の頭を軽くたたきながら続けた。「これは価値観と信条によるんだ。明らかに、自分の価値観や自分の信条は歳を取るにつれて変化する...人生で何が本当に重要なのかということについて違った考えを持つ。だがそれでも、自分自身が幸福な場所、自分自身に誠実なままで幸福なある場所に到達できるだろう。結局のところ、これは心の平安についてなんだと思う。」

「50歳になることはまったく苦にならなかった。ただの数字だよ。」と彼は言う。「大きなマイルストーンではなかった。今はね。30歳...あれは恐ろしかった! 30になった時『なんてこった、年寄りだ。』と思ったのを覚えている。でも40歳の時は30歳の時よりも気が楽になって、50歳は本当に40歳よりも気分が良いんだ。」

この心の平安は、彼の離婚についての一部のマスコミ報道によって確かに挑戦された。「発行されたものの一部はとても良くはなかった。」と彼は言う。「でも、近頃はこれもすべて仕事の一部なんんだ。名声。有名人。できることといえば、それに煩わされないようにすることだ。あるいは新聞を読まないようにしようとすることか。」

「これは簡単なことじゃない。私の家族に電話して『今日の新聞を見た? そう、あれはでたらめなんだ!』と言わなければならない時期があったよ。娘たちに2、3週おきに電話して『君のママに話して。おばあちゃんに話して。パパについて書いてあることをどうか信じないでほしい。』と言っていたことが、2、3年前のある時期にあったようだ。」

ビーンには3人の娘がいる:女優メラニー・ヒルとの彼の2番目の結婚からは、23歳のローナ、19歳のモリー。そして女優アビゲイル・クラッテンデンとの3番目の結婚からは13歳のエヴィー。「全員がそれぞれ違う場所にいるのにお父さんでいるのは難しいんだ。」と彼は言う。「そして仕事のために離れていることがさらにその要因に加わる。私が最初にシャープをやった時、1年に6ヶ月間ロシアにいたよ。」

「その当時(Sharpe's Rifles は1993年にスタート)は携帯電話もなかった。すべての俳優たちは、回線が大丈夫であることを願いながら1つの電話ブースに列をつくらなければならなかった。後ろめたく思ったか? もちろんそうだよ! 私はものすごく恋しかった...こどもたちが成長していくのが。でもこれは仕事だった。ほとんどの俳優たちがそうであるように『ノー』と言うことは不安だった。」

エヴィーは最近、ビーンのロサンジェルスへの旅に同行した。「彼女は気に入っていたよ! そして私が生活のために何をやっているのかについて、彼女がもうちょっと理解するのに役に立ったと思っている。」

一方、ローナは教師になる訓練中で、モリーは名門の National Youth Theatre に参加している。「モリーは本当に、本当にこれをやりたいようなんだ。彼女にはこの情熱と意欲がある...彼女は有名になることのゲームには飲み込まれていない。」

彼は人々が、彼女が National Youth Theatre に入ったのは彼女の父親が誰かということのみのせいだ、と言うかもしれないことを心配していないのだろうか? 「ああ、そう言うだろうね。彼女はショックを与えられるだろう。でも、私はいくらか彼女と一緒に朗読をしたことがあるのだが、彼女にどのような才能があるか解ったから。私は、彼女が演じることについての真実を知るように教えることができる。きつい仕事で骨が折れるんだ。」

ビーンが励ましている若い俳優はモリーだけではない。クェーカー・オーツの広告のために、貧しい地区の子供たちに舞台に出るチャンスを与える、リバプール、Netherley にある草の根劇団 Valley Community Theatre にサプライズで登場した。「ちょっと自分自身をそこに見たよ。」と彼は説明した。「私はシェフィールドの公営住宅出身で、俳優になりたかったんだ。でも演じることはまるで異世界...どこか向こうの方...のように感じられた。自分などのような者ではなくね。」

「両親の家のリビングに立って、自分の父親に俳優になりたいと話したのを思い出す。父は問題があるようなしかめっ面で新聞からちょっと顔を上げた。『一体どうして、お前はそうしたいんだ?』あれは本当に『息子と恋人たち』(訳注:D・H・ローレンスの小説とその映画化作品。ここでショーンが言っているのは、画家をめざそうとした次男ポールのことか?)の瞬間だったよ。」

「私のような若者は、坑道に下りて行くか製鋼所にいくものだと思われていたんだ。そして私はそうした。私は3年間、父と一緒に製鋼所で働き、溶接とめっきの見習いをしていた。だが何かもっとあちらにはあると知っていた。何か...」彼は適切な言葉のためにもがいた...「何か芸術的なものが。」

「リバプールであの子たちに会った時、彼らがどういう経験をしてきたかわかっていた。仲間がみんなサッカー雑誌かマンガを読んでいる時に、シェークスピアを取り出すのがどんなに難しいか知っている。私はただこう言いたい『これは階級とかどこ出身かということには関係ないんだ。それをコツコツ続けなさい、一生懸命働きなさい ... 私に何が起きたか見なさい。問題なく私はやり遂げたよ。』」

彼は確かにそうだ。たくましい役を映画(最も最近ではロード・オブ・ザ・リング三部作とトロイ)とテレビ(シャープと Red Riding )でやっている。ビーンは過去1年かそこら、仕事でノルウェー、ウクライナ、南アフリカ、アメリカとイギリスと、彼の記憶にある限り最も忙しかったと計算した。彼はハリウッドのルートをずっと先まで行くことができたのだろうか? 大ヒットシリーズで、ハウスのヒュー・ローリーのように一生安泰にするかもしれないようなテレビの役を演じることを考えたのだろうか?

「ああ、そうすることもできただろうね。」と彼は少しの落胆もなく言った。「チャンスがあったけれどそれをやらなかった。そしてそれをやらないのは私の判断だった。ロサンゼルスで仕事をすることは素晴らしい。素晴らしい人々。たくさんの楽しみ。でも正しいこととは感じられない ... 私は場違いのように感じたんだ。私はいつでも家に帰るのを楽しみにしている。この国に帰ることをね。私の家族はここにいるし、私の友人たちはここにいるし、シェフィールド・ユナイテッドはここだ。どうしてこれらすべてに背を向けたいなんて思うのか? この天気が恋しい。ロンドンの自分の庭が恋しい。落ち葉を熊手でかき集め、木を植えることが恋しい。鳥の餌箱を補充し、シェフィールドの両親の家の雪の中でコマドリが急降下するのを見るのが。」

「もしも私があちらに行ったとしたら、何が起こっただろうか? そう、私は幸運でたくさんの大きな役を得てものすごい億万長者になっていたかもしれない。一方で、ものごとが上手くいかなくて、自分自身に納得できなくなって、自分の仕事に幻滅して本当に落ち込んだかもしれない。

ところが実際は、銀行に少しお金があって申し分なくやっていて、今でも自分がやっていることが大好きだ。そして私はその機構の中で自分を見失わなかった。」

 

ショーン・ビーンの完璧な週末

北それとも南?
ロンドンに住んでいることは素晴らしいよ、でもシェフィールドはずっとふるさとだろう。

長髪それとも両横と後ろを短く刈り上げた髪型?
誰を私が演じるかによるね。マレット(訳注:頭の左右は短く後ろの襟足だけ長い髪型)だったことさえあるよ!

ジーンズにTシャツ、それともスーツにネクタイ?
スーツにネクタイがかなり好きだね。これらは私に少し切望していた上品さを与えてくれる。

ビールそれともワイン?
飲めるならどっちでも。

高級な車、それとも安いその場しのぎ?
高級な車を持っていたけど盗まれ続けた。

サッカーそれともクリケット?
このタトゥーが言っているように...”100% Blade”だよ。

放縦な生活、それとも野生生物?
自然と接触しつづけるんだ...バードウォッチングと乗馬を少し。

料理をする、それとも掃除をする?
台所に入っているだろうね。私たちはチャリティーの料理本 Sharpe Chefs をかつてやったんだ。

週末にこれなしではいられないのは?
庭で半時間過ごすこと。

マスコミが勝手なことを書き立てているからとはいえ、娘たちに言い訳の電話をしなくちゃならないパパはちょっと情けないような気もしますが...coldsweats01

次女のモリーは女優志望なんですね。
彼女が参加した National Youth Theatre は、将来役者を目指す若者たちに演劇を教え、演じる機会を与えている団体で、Wikipedia に載っている卒業生リストをみると、ヘレン・ミレン、デレク・ジャコビ、ダニエル・デイ=ルイス、ベン・キングスレー、ダニエル・クレイグ、オーランド・ブルーム、etc. と錚々たる顔触れ。

これはひょっとすると将来、親子共演なんてこともあるのでしょうか?

twitter/punkt_ochibo

|

« ヴィゴ主演のアルゼンチン映画の撮影予定が6月に繰り上がりか? | トップページ | 2月4日、ショーン・ビーンはロンドン、ソーホー界隈でパパラッチされる »

Sean Bean」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ヴィゴ主演のアルゼンチン映画の撮影予定が6月に繰り上がりか? | トップページ | 2月4日、ショーン・ビーンはロンドン、ソーホー界隈でパパラッチされる »