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ドイツ版PLAYBOY誌のヴィゴのインタビュー記事より

German_playboy_2010oct

ドイツ版PLAYBOY誌の10月号にヴィゴのインタビュー記事が載っていることは1つ下の記事でもご紹介しましたが、viggo-works のこちらに、Sallyangelinoさんの英訳がアップされています。

なかなか興味深い内容だったので、一部をちょっと省略してご紹介します。

タイトルは「サバイバリスト」です。

まずは「ザ・ロード」の公開にあたって、サバイバルという話題を取り上げた少し後から...

Playboy: しかし、あなたの多くの役の中では生き残るだけでなく殺していますよね。殺すことについてはどのぐらい上手なのでしょう?

モーテンセン: わからないな。暴力のほとんどは恐怖から起きるし、私はそのような感情に支配されないようにしようとしている。一方で、とても暴力的な夢をみることがある。その夢の中で、誰かを傷つけることができる新しい方法に突然気が付くんだ。アクションシーンの撮影の間にこういったような夢を見たとき、私は監督にこんな風に話した「体のこの部分にナイフを突き刺すほうが良いと思う、他の部分ではなくて。」

やっぱり役作りのことを四六時中ずーっと考えていると、こんな夢をみたりするんですかね。coldsweats01
インタビュー記事を少しとばして、残りを...

Playboy: あなたは小さな出版社 Perceval Press を経営していますね - 人生の最初に失敗をした騎士パルツィヴァルの名前をとった。

モーテンセン: パルツィヴァルの物語には、彼と仲間が森で止まるシーンがある。そして、誰もがこの森を通って自分自身の道を行こうと決める。そして、世界の混沌を通って自分の道を導き出し、それを見出すには自分の内なる声に耳を傾け自分自身に忠実なままでいなければならない - 外部のルールに注意を払う必要なしに - というこの考えが気に入っている。

Playboy: このカオス(混沌)の中であなた自身の内なる声にはどのように耳を傾けるのですか?

モーテンセン: カオスの状態でとは、文字通りに取ることができるよ。なぜなら私の家はひどいありさまなんだ。私はこの地球上で最もきちんとした人間というわけではない。まったく私の家を訪ねてこないのが一番だと思うよ! まず第一に、私を訪問するべきじゃない! でも、2つの物はいつもきれいだよ - 自分の服と食器は。そして、単に原則としてそれらは手で洗うんだ。いつもそれをやっていることによって完全な集中を見出すからね。

Playboy: そしていつも成功するのですか?

モーテンセン: 自分の心に呼び出す必要がある。特に多くのストレスがあるときには。仕事で他の人々を相手にする必要があるときは、どのようにこの状況に取り組むのかはっきり意識しようとしている。同時にあまり難しく考えすぎないようにしている。世界ではもっと重要なことが起きていることを知っている。映画は重要ではない、そしてサッカーでさえ重要ではない。これは私の Club Atletico San Lorenzo de Almagro への熱狂にもかかわらずに言っているんだからね。

Playboy: でもあなた個人にとって最も重要なことは何ですか?

モーテンセン: 息子のヘンリーだ。でも彼の場合は、私は個人的な望みを抑えることを学んだよ。彼はずっと前に家を出て今は大学に行っている。彼を行かせるのは私にとってはつらかった。自分自身覚悟はしていたものの、この断絶には驚かされた。思い出とともに1人、彼のためにもっと時間を取るべきだった時期について考えていた。

Playboy: それがあなたが「ザ・ロード」を作った理由なのでしょうか? 心を動かされる父と息子の物語でもある。

モーテンセン: 私は以前にこういった感情を詩にしたことがある。「ザ・ロード」では父と息子のテーマはスタート地点でしかなく、映画はさらに多くのことについてなんだ。そして撮影の間、私たちはお互いにほとんど会うことはなかった。ヘンリーは今は彼自身の人生を生きていて、それは良いことだ。

Playboy: もしも息子さんがあなたの足跡をたどったとしたら気になりませんか? 彼はすでにあなたの映画の1本で役をやっていますよね。

モーテンセン: それはスペインの歴史叙事詩映画の小さな役だけで、彼は学校のいくつかの演劇で演技をやったよ。私の立場としては、それに賛成でも反対でもない。それをやりたいのならやるべきだ。でも彼は俳優として地歩を築くのがどんなに大変か知っている。

Playboy: でもあなたはそれを何とかやりましたよね。

モーテンセン: あれは純粋に運が良かったんだ。アメリカの俳優の98%は彼らの仕事で生計を支えることができない。少なくとも年に1本映画を撮らないと、健康保険に入ることすらできないんだ。私には素晴らしい舞台俳優の友人たちがいる。時々彼らは良い批評を得るために映画を撮った。だがついに、それに疲れてやめてしまった。なぜならこのやり方では家族を養えないからだ。

Playboy: それで願わくば、もはやあなたはそんな心配をする必要がないのですね。それとも役のオファーはまれになってきていますか?

モーテンセン: まだそうじゃない。でも私は大きなメディアの注目を求めてはいない。それに、こんなに注目の期間が短い世界では、自分自身の周りで良い演技とは何の関係もない大きな見世物をしなければ結局すぐに忘れられてしまう。

Playboy: でも「ロード・オブ・ザ・リング」の何百万人ものファンにとって、あなたは忘れられないですよ。

モーテンセン: ありがたく思うけれど、正直言って誇大過ぎると思う。私の仲間のうちの何人かが参加した巨大なファン・イベントがある。でも、エルフの格好をした何千人もの人々という考えには怖くなる。まったく正気じゃないよ。もはやあなたが私に注目しないとしても気にしないし、大きな映画を追い求めはしない。

Playboy: もしもいつか、あなたの周りが本当に落ち着いたら?

モーテンセン: 私は休養をとても上手く使うことができる。結局のところ、私は年をとってきているんだ。そしてもはや多くのエネルギーはないのだから。もしも空中にボールがたくさんあり過ぎたら、短編小説を書くのを終わらせるたいのか、十分な睡眠をとるのか、自分自身で決めなければならない。そしてたいてい私は書くことに決める。でも私は平穏な人生を生きている人間だ。そのためには時間が - 集中する時間が必要なんだ。

ヴィゴの家の中は人に訪ねてこられたら困るほどカオスなんですね。coldsweats01
ヘンリー君が巣立って、ほとんど空の巣症候群みたいだったようですが、ヘンリー君の不在にはもう慣れたのかしら?

twitter/punkt_ochibo

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コメント

お久しぶりです。お留守中にお邪魔します。
(旅先の天候はどうですか?日本は突然秋になりました…寒いです)

訳のご紹介ありがとうございます。
確認したかったことのほとんどが語られている!
嬉しいです。

投稿: 鉄線 | 2010.09.24 11:59

鉄線さん
このインタビューの訳がお役にたちましたか?
旅行先のお天気はちょっと雨・曇りがちでしたが、暑すぎず寒すぎず、まずまずでした。

投稿: punkt | 2010.10.02 20:32

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