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”On the Road” ニューオリンズの撮影現場より 2日目

フランスのル・モンド紙のブログに掲載されている、”On the Road” ニューオリンズの撮影現場からのレポート2日目です。レポートは9月8日水曜日の撮影についてで、撮影は朝9時から11時間もかかったとのこと。

今回も viggo-works の英訳を参考にさせていただいています。

”On the Road”でもヴィゴは自分のものをセットに持ち込んでいるようです。

ヴィゴ・モーテンセンによるベビーシッティング、クリステン・スチュアートとエイミー・アダムスによる主婦教育。”On the Road”二日目

この水曜日は4つのシーンが撮影され、そのうち2つは”On the Road”の脚本に2行以上のセリフはなかった。最初、ジェーン・リー(エイミー・アダムス)は彼女の子供たち、6歳か7歳の小さな女の子ドディーと、ようやく3歳ぐらいのレイにお話を読んでいた。この子供たちの父親、オールド・ブル・リーを演じるヴィゴ・モーテンセンがセットに、”The Old Woman Tossed Up in a Basket”が入っている童謡の絵本を持ってきた。メイクアップ・アーティストが丁寧に汚した2人のブロンドの子供たちにエイミー・アダムスが読んでいたのはこの本だ。普通の子供が汚くなるのにどのくらいかかるか知っているときに、自然を模倣しようという試みはただ驚きだ。ベンゼドリン(訳注:覚醒剤)中毒の母親が読む童謡は、陶酔と威嚇する言葉のコラージュになる。

ヴィゴが持ち込んだ童謡の本というのはマザーグースの本のようです。
viggo-works で教えてもらったこちらで、この詩で歌う歌の音楽が聴けます。
また日本語訳はこちらをご覧ください。

この後、女性陣3人組(クリステン・スチュアート、エイミー・アダムスとエリザベス・モスがキッチンで作業をしながら...というシーンの撮影の話がありますが、そこはちょっと飛ばして、ヴィゴの撮影シーンの部分を。

夜になると、ベビーシッターはヴィゴ・モーテンセンの番になった。このシーンはメリールーが農園の門の壁の銘を見ている間に、小さなレイと一緒に演じることが必要だった。たった2行のセリフだけだった。:少女がとりわけ醜悪な絵(一纏めのキャンバスもヴィゴ・モーテンセンのコレクションからだった。)に不快感を示し、それに対してオールド・ブル・リーがまさにその通りだ、だってこれは醜いのだからと答える。だが、このやり取りはカメラを止めずに何度も何度も繰り返され、今はヴィゴ・モーテンセンと幼い男の子の間のアドリブのやり取りになっていた。早い段階のテイクでは、ヴィゴ・モーテンセンは穏やかな声で、彼らは怪物を描いたんだと言ってその子をなだめていた。いったん小さな俳優が自信を持ったら、ヴィゴ・モーテンセンはウィリアム・S・バロウズに奇妙にもよく似た、オールド・ブル・リーのしわがれ声とアクセントを採用した。解決策の奇妙な本質を意識せずに、彼は幼いレイを魅了するために吸血鬼と昆虫の絵を描くことを本気で提案していた。

ヴィゴと一緒に撮影しているのが、レイ役の3歳ぐらいの男の子だけなのか、ドディー役の女の子も一緒なのか、記事では女の子と男の子が混在して混乱してますが、3歳の子を相手では脚本通りの演技というわけにもいかず、カメラを回しっぱなしにしていいシーンが取れることを祈る、という感じになるのでしょうね。

子供好きのヴィゴのことですから、子供を相手にするの苦にならないのでしょうが、やはりご機嫌も取ったりなかなか大変そうです。

twitter/punkt_ochibo

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コメント

教えていただいたマザーグース日本語訳のページ、ひとつ目と二つ目のほうが、なんだかこのシーンとか家などにあっている感じがしちゃいました。 マザーグースって歌詞がちょっと意味通じなかったり、メロディーが・・そう、記事にあるように 「陶酔」に入っていけそうだし、怖い感じがいいのですよね。

 ヴィゴもやっばりリサーチして作ってきましたね。

投稿: mizea | 2010.09.12 14:49

mizeaさん
日本のわらべ歌も「かごめかごめ」とかよく考えるとちょっと不気味だったりしますからね。
マザーグースも単に韻を踏ませるために言葉を選んでいて、それで内容的にはナンセンス、ということもあるかもしれませんが、あのそこはかとない不気味さが味わいでもありますよね。

投稿: punkt | 2010.09.12 23:01

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