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「ぼくのエリ 200歳の少女」

let_the_right_one_inぼくのエリ 200歳の少女

原題:Låt den rätte komma in(Let the Right One In)
公式サイト

映画ファンの間で話題のスウェーデンのヴァンパイア映画。

いじめられっ子の12歳の少年オスカー。
彼がやり場のない怒りを、夜、中庭の木にぶつけている時に出会った少女エリ。
彼女は最近、アパートの隣の家に父親らしき男と引っ越してきたばかりだが、出会うのはいつも夜。
そして、彼女たちが来てから、近所では異常な殺人事件が次々と...

北欧独特のひんやりした冷たさが全編にただよっています。

学校でいじめられていることを、離婚してシングルマザーで彼を育てているらしい忙しい母親にも、たまに一緒に過ごす父親にも言うことができない孤独なオスカー少年。
そして外見は12歳ぐらいの少女ではあるものの、長年孤独であったであろうと思われるヴァンパイアのエリ。

孤独な魂が寄り添うさまは、普通だったら淡い初恋をほろ苦く映画になるところなのですが、ヴァンパイアものということでそこには血の匂いが...

やたらにセンセーショナルに描くこともなく、惨劇すらもある種淡々と物語は進んでいき、ラストシーンも一見穏やかで幸せな景色にも見えるのですが、この2人の将来を考えると不気味な不安感が襲ってきます。

原作はハヤカワ文庫NVで翻訳が出ている MORSE (モールス)

映画の脚本もこの原作者のヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト自身が書いているとのこと。

原作をまだ読んでいないので、映画の中で画像に一種のモザイクがかけてあってちょっと腑に落ちないシーンがあったのですが、映画を見てからネット上を探して、「猫の毛玉 映画館」のこちらのブログ記事を読んで納得しました。

前から「ぼくのエリ 200歳の少女」という邦題はなんだかねぇと思っていたのですが、『200歳の少女』の部分は完全に蛇足、というかミスリーディングですよね。

 

この映画は昨年アメリカの映画祭などで公開されると非常に評判になり、あっという間にハリウッドで ”Let Me In” というタイトルでリメイクが決定。今年の10月1日に公開が予定されています。

監督は「クローバーフィールド」のマット・リーヴス。
主演は「ザ・ロード」でヴィゴの息子役を天才的な演技センスで務めたコディ・スミット=マクフィー君(ハリウッド版の役名はオーウェン)と、「(500)日のサマー」でジョセフ・ゴードン=レヴィットの超しっかり者の妹を演じたクロエ・モレッツちゃん(役名はアビー)。
アビーの保護者役としてリチャード・ジェンキンスも出てるそうです。

昨日、今年の Comic-Con で記者会見などのパネルが行われて、コディ君、クロエ・モレッツにリチャード・ジェンキンスも参加したらしく、Getty Images にも写真がいっぱい出てきていますが、コディ君もちょっと大人っぽくなりましたね、まだ可愛いですけど。

ちなみに ”Let Me In”の予告編は Trailer Addict のこちらからご覧ください。

こちらも日本で公開されたら見に行かなくちゃ! ですね。

twitter/punkt_ochibo

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