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Huffington Post 11月12日のインタビュー記事(2)

Huffington Post: Viggo Mortensen Hits The Road の後半をご紹介します。

前半はこちら

後半は、特に突っ込みどころがいろいろとあって、なかなか面白いインタビュー記事です。
省略なしでご紹介していますが、コメントを入れるためにちょっと分割します。

先ほどあなたは別の芝居をやろうとしている言われました。この映画のQ&Aや上映における、変形させる力のある影響を見ることや、人々の即時の反応を得ること...これはあなたが舞台を離れてからずっと失ったと思っていたものなのでしょうか?

おそらく。わからないな。長い間、たまには、詩の朗読でそれを得ていた。あれには即時の反応があって、時には私を導いてくれるからね。時には詩を書きなおさなければならなくて、時にはそれを理解したので物を壊すんだ、つまり、話される言葉とそれを読むのは違う媒体なんだ。でも、それを読むときは時々、ちょっとした何かは必要がないと言うことができる。ある一定の領域などにはもっと必要ない。あるいは、この何かはもっと明確化が必要だ。だが、そうなんだ。つまり、長い間それをやっていなかったかし、まさに違うので私はそれを怖がっているんだ。そしてそこには違うものが、別の挑戦が、ある種困難な要素がある。だから怖いんだ。同じ意味で”The Road”は怖かった。ひとたびそれに身を投じたら、それは難しい仕事になるだろうということに気がついた。だが、それらはそこから学ぶものなのだ。たとえまったく上手くいかなかったとしても、それでも何かを学ぶだろう。

それをマドリッドでやるのですね。かなり違う観客ですね。

そうだね、見てみないとね。目下のところはそれを考えるのは恐ろしすぎる!(笑) そして、実際に私を神経質にさせているのは、”The Road”やその他もろもろのための物事をするため、行ったり来たりし続けていて、そのリハーサルが1つの長いものというより細切れになってしまったことで...それから今日のような日の終わりに、その台本を見てへとへとになっている...これは同じことではないので、私は本当には...あちらに戻るまではもっとたくさんできないだろうね。これはちょっとストレスだね。

私は以前はたくさん舞台をしてました。解ります。

ああ、あの世界にいたくて、そこから出されたくないんだよね。

 

1つのプロジェクトのプレスをやりながら、別のプロジェクトの仕事をしようとするのは、どれほどストレスが多いかといつも思っていました。

これは簡単じゃないね。これは良いことではない。でも、私は先にこれをやらないと。これを、2、3回、別のときにやらないと。そして、最後は私がこの役を引き受けたときだ。だから私は撮影をしながら、別の映画のプロモーションをしながら、私がピッツバーグに行くまで会っていなかった(監督の)ジョン・ヒルコートと電話で話をした。そして決断をしなければならなかった。私は「今は困惑しているんだ。」と言った。私のエージェントには「この映画をやらないよ。」と言ったんだ。彼は「これは”The Road”ですよ。これはコーマック・マッカーシーですよ...」と言った。つまり、これをやったことには満足しているがいろいろあったんだ。

やはり、”The Road”のプロモーションのためにスペインの舞台のリハーサルが犠牲になっているのが、ヴィゴとしてもすごく気がかりなんですね。集中できないというのはつらいですよね。

あなたが引退して他の映画を二度とやらない、というあの有名なインタビューはどこから出たんですか?

あれは去年のいつかだった。でも、私は実際は何もやらないとは言わなかった。今現在は待っている仕事は何もないと言っただけなんだ。

そうですね、あなたがそう言ったようには聞こえませんでした。でも、あらゆるところに出ていましたね。

そうなんだ、それに彼らがどこからそれを得たのか私にはわからない。私はあの質問にはそれ以来ずっと答えているよ。これは奇妙だよ。そして彼らは「おや、あなたはフットボール選手のブレット・ファーヴ(訳注:2度、引退を表明しては復帰をしているNFLの選手)のようにしようとしているのじゃないんですか。辞めようとしては復帰しようとする?」(笑) そして私は「いや、そんなことはしてないよ。」

 

これは、すべてのインタビューでされる質問なんじゃありませんか、そうでしょう? 「待っている仕事は何がありますか?」

そうなんだ、本当は20個のプロジェクトが待っていますと言うべきなんだろうね。

たぶん、ただあなたは休暇をとりたいだけなんでしょう。

そうなんだ。

 

私の Twitterのフォロワーの何人かからあなたに質問があります。

それで Twitter って何なの? Facebook とはどう違うの?

ほとんど状況更新の流れのようなものです。 140字以内で。

ああ、なるほど。 実に。 短いんだね。

まあ、長々と書きそうなヴィゴにはTwitterは向かないでしょうね。bleah
それでもこのやり取りからすると、少なくとも Facebookは知っているし、Twitterも名前ぐらいは知っているようですね。
ヘンリー君あたりは Twitterはやってないのでしょうか?

それで、彼らはみんな、あなたが2本目のホビット映画をやろうとしているのかどうかを知りたがっています。

わからないよ。無関心ということではないんだ。他のみんなと同じように、彼らが何かを...”The Hobbit”と「ロード・オブ・ザ・リング」の間を繋ぐ物語をするかもしれないという、うわさ以上のことをただ聞いていないだけなんだ。この2つの物語の間には私たちの年で約60年が経過していて、そこで私の役には何もなく、彼は確かに生きていたので彼らがやるのなら橋渡しの物語をできるだろう。でも彼らがそうするのかどうか私には全然わからないんだ。私はただうわさを聞いただけで、知らないんだ。でも興味深いだろうね。

 

それでは、あの役をまたやってみたいですか?

ああ、だれか他の人がやるのを見るよりはやりたいね。

だれも他の人がやるのを見たい人はいないと思いますよ。

なるほど、素晴らしいね。でもほら、彼らがそれをやるのなら、彼らは呼び戻したいだろうね、彼らは戻す方法をさがすよね、たぶん三部作から少しの、何人かのキャラクターを、ただ観客が興味をもつからという理由で。正当な方法でやるのなら。

 

私は彼らがそうすることを願っています。そして、この英雄的な旅...私は ”The Road”を見ながら、「ロード・オブ・ザ・リング」を思い出していました。これがぜんぜん違う環境なのはわかっています...エルフたちはいないし...でも、この二人の登場人物にとってはこれは英雄的な旅です。結果は少し違った風になりますが。

そうだね。それにしても、大事なことがある...アラゴルンはまさにはっきりと言う、「いつでも望みはある。」 だがこの男は、ただ頑固にやり続けようと、ただ強く主張することによってやっているようなものだ。彼は希望という概念の姿を見失っている。とは言うものの、彼の行動がそれを語っている。彼は自分の道を見失い、見苦しい振る舞いをし、少年によって気づかされる他はない。

あれは素晴らしい瞬間でした。

本当に素晴らしい。

 

じっくりと見て、彼にはまだ希望があるのか、あるいは彼の子供を守ることがすべてなのかどうか、決めようとするのは本当に興味深かったです。そして彼は何に対して守っているのか。あなたの頭の中で、この大災害は実際何だったのかという考えはありますか? この本でも映画でも決して明らかにはされていませんが。

そうだね、私にはいくつか考えがあるが、結局、要するにこのキャラクターにとってだよね。ひとたび送電系統が止まってしまったら、ひとたびテレビも電話もインターネットもなく、近所の人たちが死んだり自殺したり虐殺されたりしはじめたら、自分たちの世界は閉鎖されてしまう。ちょうどたった今、大規模な巨大地震か津波があったというように。私たちは誰とも話さないだろう。私たちは知ることはないだろう、これが世界中のすべての人に起こったのだろうか? 何が起こっているのか? 戦争があると聞いた。 これは戦争なのか? いったい何が起きているのか? これが起きることだ。すべてはとても即座に起きる。あなたの通りで。閉まったままの窓。非常に早く、あなたにはわからないし、何マイルか先より向こうで何が起こっているかは、実際は気にしない。そして、誰かが姿を見せてこう言う、「おい、君たち、この道をだいたい188マイル行くと、いくらかの食料と何人かの良い人たちがいるのを見つけるだろう。」それであなたは行く。だがあなたは知らないし、ただどうやって生きながらえるかを見つけようとするだけだ。そして、これがとても素早くそうなるので、それ(大災害)は無関係なようなものだ。なぜコーマック・マッカーシーがインタビューでそれを説明しないのか私は理解できる。なぜならそれは関係ないんだ。それは、私たちからすべてを剥ぎ取る1つの方法というだけなんだ。

次の質問へのヴィゴの答えは、記事にも注意書きがある通り、少しネタバレです。
なので、いつものごとく、ネタバレ箇所の色を薄くしておきます。マウスでドラッグして読んでください。

私は実際、本当にこれを気にいっています。なぜなら、実際の出来事にあなたは集中していないので。それにこれは10年後です。それに、あなたの役は、海岸に旅するのに値する何かがあると、本当に信じていたのだろうか、とも思うのですが。(軽いネタバレ)

私は、彼はそれについては真剣に疑っていたと思う。そして、少年の希望を、そしてたぶん彼自身の希望を持ち続けさせようとしていたのだ。でも彼はそれについては悲観的だったと思う。分かるでしょう? 彼らがそこにたどり着く直前でさえも。少年が言う「それは今でも青い?」「分からない。昔はそうだった。」でも彼は少年のようにはショックは受けない。彼は落胆した。彼は本当に落胆して、そして少年をがっかりさせる。だが、興味深く本当に美しいのは、旅についてであって目的地ではない。なぜなら、彼らが南に行って海に行く時、私たちが海岸に着けば、より暖かくなって食料があるだろうと彼らが期待をしていてそこに到達しようとしているからだ。生計の手段があるだろう。避難所があるだろう。良い人たちがいるだろう。子供たちがいるだろう。何かはわからない。もっと良くなるだろう。すべては海岸にたどりつくことを頼りにしている。そしてわたしたちがそこにたどり着くと、それは単にちょうど程度悪いかもっと悪かった。ちょうど同じぐらい寒い。ちょうど同じぐらい食料がほとんどない。ちょうど同じぐらい避難所や安全はほとんどなく、ただやめることができるか、それを検討することすらなく、あるいは私たちが探し続けたものは、実際、それが私たちをそこにたどり着かせたので、その幻想に感謝することができるということにただ気がつくことができる。それは私たちを駆り立てた。ただそれだけだった。幻想。私たちが探し求めるものは、私たちはいつも持っていて、今もそれを持っているのだ。それはお互いのこと。私たち二人が生きていること。そしてお互いの面倒をみること。これが大切なことなのだ。これが最も重要なことなのだ。分かるよね。

ええ。

感傷的でなく、これがこの物語が何についてなのかということなんだ。これは本当に偽りなく正直で人目を引く仕掛けはないので、答えや教えを得るのは難しい。これが、なぜ人々がこんなにもこれに魅了されたり家族のことを考え、「そうだ、友達に電話しよう。」となる理由だと思う。これはあなたがやっていることについて考えさせたり、その良さが分るようにさせたりする。どちらもいつも良いことだ。つまり、どのような映画でも物語でも、あなたの人生についての何かを受入れさせたり感謝させたりするものは、何か正しいことをしているのだ。

今すぐ終わりにさせられるのは分っていますので、さほど深くない質問をしたいと思います。毎日の終わりにシャワーを浴びるのは、どんなにか嬉しかったでしょう? あなたたちはあんなに汚れてましたから!

素晴らしかった! あれは暖かいし。よくお風呂に入ったよ。シャワーを使って、しばらく湯船に入って浸かっていたよ。大好きだった。ほとんどの場合、私たちは毎日ずっと寒くて濡れてもいたからね。あれは素晴らしかった。ただ、しばらくすると私たちはあまりに汚れたので、私は本当にきれいになったのだけれど、爪を除いてはね。

そうですね、それについてできることはあまりありませんね。

しばらくすると、まさに私が見られる通り、という風になった。(笑) お店に行くと、彼らは「うぇ」となったものだ。そして私は「違うんだ! お風呂に入ったばかりなんだ、本当に!」となったものだ。

”The Road”は11月25日(水)公開。

かつて、ヴィゴはお風呂spa が嫌いという伝説(?)がありましたが、どうやらそんなことはないようですね。bleah
でも、爪の洗い方が今ひとつというのはあるようですが...誰か爪ブラシをプレゼントしないといけませんね。

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コメント

punktさん、翻訳をいっぱいありがとうございます。
それぞれにコメントをしいてませんが、ありがたく読ませていただいています。
この Huffington Post のインタビュアーさんはなかなかいい仕事をなさってますね。
舞台の仕事をしてらした経歴もあって、ヴィゴのツボを心得てらっしゃるみたいで、読んでいても気持ちがいいです。

Facebookですが、ヘンリー君がやってるのでヴィゴはのぞいてるんじゃないのかと思います。
そのヘンリー君といえば先日、ヴィゴ目当てでFecebookにやってくる人たちに対して「まるで僕を父のエージェントか秘書のように、父へのメーッセジの仲立ちを要求しないで欲しい」という声明を載せていました。
彼だってアーティスティックな活動をしてるんだから、傷ついちゃいますよね。

投稿: Eriko | 2009.11.18 18:28

あ、ヘンリー君がやってるはMySpaceのほうでした。(^_^;
それにしても、punktさんのところのグリムスは絶好調ですね♪

投稿: Eriko | 2009.11.18 19:11

Erikoさん
インタビュアーが良く分かっている方だと、ヴィゴも話しやすそうだし、話もはずんでいる感じがしますよね。
スターを親にもってしまうとヘンリー君も大変ですね。
あんなに仲良し親子だから余計にそうなんでしょうけど。
>punktさんのところのグリムスは絶好調ですね♪
この2カ月余りはものすごくネタがありましたからねwink

投稿: punkt | 2009.11.18 22:25

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