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ロンドン映画祭 ”The Road” 記者会見内容

20091016london_5ロンドン映画祭の記者会見については、昨日書いたこちらの記事で、YouTubeに5つのパートに分かれたビデオクリップがあるのをご紹介しましたが、YouTubeにこのビデオクリップをアップしている LSQ.tv のサイトのこちらには、43分の記者会見を1本のビデオクリップにしたものがあります。

ただしものすごく重たいです。

また、16日の inthenews.co.uk のこちらの記事に、記者会見の内容が簡潔にまとめられていましたので、それを前置部分だけちょっと省いてご紹介いたします。

 

ヴィゴ・モーテンセン:隠れるところはどこにもない
ロンドン映画祭でヴィゴ・モーテンセンが”The Road”について語る

2009年10月16日
By Richard James

彼の新しい映画のUKプレミアに続くロンドンにおける記者会見での話で、モーテンセンは世界終末後の物語は、体重を落とすことがこの役のカギだ(どうやらカカオ豆を食べることが秘訣らしい)と彼も認めているとはいえ、肉体的な外見よりもむしろ彼自身の「内側から」の準備を必要としたと話した。

”The Road”(コーマック・マッカーシーのベストセラー小説からの脚色)の大きな特徴となる、カトリーナ後のニューオリンズを含む、壊滅的な風景も彼が役に入り込む助けとなった。

「その風景があまりにリアルで、あまりにザラザラしていて、生活していくことが難しい。」と彼は言った。

「あれに対しては、感情的に隠れることはできなかっただろう。」

彼と映画制作者たちがやることが本当にこの役に結びつき、同様に観客を引き込むことができると勇気をもって信頼する必要があったとモーテンセンは話した。

「結局、内側から裸になることになった。どんな役でも、隠れたところから出てくる方法を見つけなければならないんだ。」

「これは内側から自分自身を露出することであるにもかかわらず、私のほかの役よりもはるかにずっと、勇気をもって感情をさらけ出した。」

この俳優は、この作家の大ファンでこの本の広告があらゆるところにあるように見えたにもかかわらず、脚本家のジョー・ペンホール版をもらうまで、当初はマッカーシーの小説を読むことを拒否していたことを認めた。

「(この本を読まなかったのは)本当は頑固さからきているんだ。誰かに『この本を読むべきだとか、あの映画を観るべきだ』と言われると、そうしたくなくなるみたいにね。私はそれをあらゆるところで、オプラの番組や空港で見ていたんだ。」

「でも、この脚本を読んでこれは偉大な物語だと思って、この役をオファーされたことは名誉だと気がついたんだ。そこで出かけてこの本を読んだ。これは途中で置くことができない本なんだ。」

彼はまたペンホールへの賛辞に満ちて、「あらゆる本の脚色の中でもっとも忠実な脚色」の1つだと彼の脚本を表現した。

ロード・オブ・ザ・リングとの比較についての質問が出たとき、ピーター・ジャクソンの三部作の中で彼がアラゴルンを演じたときのように、この物語のなかの特定のシーンや部分の撮影を期待して、キャストとスタッフたちの間に興奮があったとモーテンセンは認めた。

とはいえ”The Road”は、よりいっそう「一貫して人間性に信頼をおいている」と彼は主張した。

常に理性的な雰囲気のモーテンセンは、これは詰まるところ、人間の美点と我々が人生で直面する選択についての物語だと主張した。

「私たちはみな、死を免れないことに直面しなければならない。」と彼はジャーナリストたちに語った。「この物語の中の世界の終末はその象徴なのだと私は思う。」

なお、イギリスにおける”The Road”の一般公開は、来年の1月8日だそうです。

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