「アパルーサの決闘」
アメリカ版のBlu-rayは見ていましたが、やはり日本語字幕がないとちょっとね...というわけで、日本版DVDを見た感想をちょっとだけ。
どうしてこれを映画館で公開しないの!
細部までよく目のいき届いた、いい映画なのに。
日本ではあまり人気のない西部劇というジャンルだからというだけで最初から公開を見送ってしまうなんて、あんまりです。
やたらにドンパチするいわゆる西部劇というより、男の友情を描いた(一説には男同士のラブストーリー
)とっても渋い人間ドラマ。
なにしろエド・ハリスとヴィゴですからね、セリフ以外のボディーランゲージやかすかな表情の変化の雄弁なこと。
黙っていてもびんびん気持ちが伝わってくるところがとってもいいです。
バージル・コールがアリーに首ったけになってしまった時のエヴェレット・ヒッチの悲しそうな寂しそうな表情なんて絶品。
アリーにコールが結婚しているかどうか聞かれたけれど「知らない」と返事をした、とヒッチがコールに報告しているシーンでは、ヒッチという女房がいるじゃないのと一人突っ込んでおりました。
アリアドナ・ヒルさんとのシーンは少しだけでしたが、ヴィゴとの相性はばっちりでしたね。
西部の町の埃っぽい空気や、荒野の荒々しい景色も美しく、大きなスクリーンで見てみたかった。
劇場公開版は115分と2時間を切っていますが、カットされたシーンや本編のエド様の音声解説によれば、別に2時間半バージョンがあるのだとか。
ぜひディレクターズカット版も見たいです!
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コメント
こんにちは!
エヴェレットの視点で語られているため、ヴァージル以上にエヴェレットの心理が描き出されていましたね。
男同士の友情って、アツイぜ!というイメージが先行するんですけど、エヴェレットはまさにpunktさんがいう「女房」のような感じでした!
しかもとても古風な夫婦関係のよう・・・。
カウボーイハットとブーツ姿のヴィゴが大好きなので、その姿が画面に出るだけでも嬉しかったです。
アリー役のレニー・ゼルウィガーも上手でしたね。
憎らしい役なのに、最後まで憎めなかったです。
生き延びるという本能を感じさせて、実は私がこの作品の中で最も心惹かれた登場人物でした。
投稿: ぴよ | 2009.07.01 16:26
ぴよさん
>しかもとても古風な夫婦関係のよう・・・
そうなんですよね。いつでもエヴェレットはバージルを立てるようにしているし。
バージルに意見するなんてことはしないで、弱点も含めてバージルを理解し、敬意を払っているところが泣かせますよね。
あの衣装はヴィゴの長い脚がとっても引き立ってかっこいいですよね。
アリーは好きじゃない、とかミスキャストだ、という人も多いようですが、私もあれで正解だと思います。
あの当時の西部で、女性が一人で生きていくことがどんなに大変なことか。
女性の職業なんて、教師かメイド、小間使いぐらいしかなかった時代なんですから。
なんとかいい男を見つけて、それにすがって生き抜くしかないんですよね。
投稿: punkt | 2009.07.01 22:10