« 「人生に乾杯!」 | トップページ | ヴィゴ・モーテンセン広場 »

映画を支える人たちに愛されるヴィゴ

My_fairy_tale先週に引き続き、今週も viggo-works で Iolantheさんがヴィゴに関する引用をテーマに沿ってまとめて紹介してくださる ”Quotable Viggo” をご紹介しましょう。

今週のテーマは、映画を影で支えている人たちとヴィゴの関係についてです。

まずは、Iolantheさんの前置から

これまでの Quotable で、私はかなり頻繁にヴィゴと共演の俳優たちや監督たちの関係に注目してきました。でも、映画制作には他に多くの人々がかかわっています。スタントマン、脇役、エキストラ、メーキャップ係、そして単にそれが必要な仕事をなんでもする人々。彼の不変の名声は、ヴィゴが彼らの貢献がどれほど大切かを決して忘れず、決して彼らを見過ごさないことです。彼らは彼がセットでみんなに与えるプレゼント、温かいもてなし、思いやりと礼儀正しさを共有し、しょっちゅう予期せぬ援助を受け取っていることに気がつくのです。長期の撮影の最後にハカに値する俳優がいるとすれば、それはヴィゴです。ROTKの特典映像の最後のあの瞬間を覚えていますか? 認めましょう。泣きましたよね。

それでは、続きで Quotable Viggoの本文です。

 

毎回、通りの車輪の跡は、馬担当のデニスも含むクルーによって大急ぎで掃かれた。突然、ヴィゴ・モーテンセンが現れ、大きなホウキをつかむとクルーと一緒に力強く掃きはじめた。今やそれは違った。ヴィゴ・モーテンセンは間違いなく、きつい仕事や汚れを恐れないのだ....

Blogengeezerさん(訳注:「アパルーサの決闘」にエキストラとして出演)daflikkers.blogspot.com
2007年10月24日

 
 

「これらの多くの仕事、特に工場の仕事は肉体的にきついが退屈でつまらないんだ。でもこの単純労働や肉体労働の経歴があることが、私がやる前にセットに来て、私のやった後に残って、私がもらうもののほんの一部を支払われるだけの人々への感謝の念を起こさせるんだ。」

ヴィゴ・モーテンセン
By Angus Fontaine
Time Out Sydney
2009年4月9日

 
 

男たち -その中の何人かは彼の呼び出しに忠誠をつくし、彼のメイクアップ係である、優雅な物腰と騎士の礼儀の如才ないホセ・ルイス・ペレスのように、彼に従って、眉一つ動かさず平然とニュージーランドの平原から、あるいはアメリカの海岸から、クエンカの焼け付く平野にやってきた。ホセの父方のルーツはレオンの村である、Sahelices de Saberoに深く根ざしていて、ヴィゴとは5年前、ロード・オブ・ザ・リングの撮影中に出会ったのだ。

「ヴィゴは素晴らしいよ。本当の紳士だ。」彼は私たちに言った。「私は彼にあそこで出会って、3年間一緒に働いたんだ。そして、ある日思いがけず彼が電話してきた。それで、私はアラトリステで働くために来たんだけど、少しもためらいはなかったね。」

ウクレスでのアラトリステとの再会
Diario de León
by Miguel Ángel Nepomuceno - Paddyさんの訳による
2005年6月26日

 
 

彼の魅力に加えて、彼のいつものこととして、モーテンセンは自分でデザインしたTシャツ、マテ茶とお菓子を、技術や美術のスタッフに配っていた - 彼は毎日、キャンディーとガムといったようなものでいっぱいの(複数の)袋をセットに持ってきていた。

アラトリステは街角で闘う
By Rocío García
EL PAÍS
2005年8月1日
Elessars Queenさんの翻訳による

 
 

「ある日の撮影が終わると、私たちは出かけて一杯やったが、ヴィゴは一緒に仕事した人たち、エキストラを含む全ての人とたちをまさに励ましたんだ。彼はいつも誰にも優しい言葉をかけていた。そして私は、彼について悪いことを言う人など一人も知らない。ある途方もなく雨が降った日、彼はすべてのエキストラたちに花を持ってきた。彼はただ本当に自分の時間を惜しまないのに自分自身については宣伝しないんだ。彼は自分自身の功績を話すことに関してはとても恥ずかしがり屋なんだ。これに彼を得ることができて、本当にみんなは幸運だったよ。彼はちょっとばかりこの映画を私のために作ったようなものだからね。」

Jed Brophy(訳注:TTTでワーグの上でアラゴルンと格闘したオーク役)
ヴィゴ・モーテンセン
by Desmond Sampson
Pavement #62
2003年

 
 

「実質上、スタント役者やエキストラと主要な俳優たちの間には何も違いはなかった。私たちはみんな同じスープの中にいて、みんな疲れ果てて体調が悪くなったんだ。」

ヘルム渓谷の戦いの撮影中のヴィゴ・モーテンセン
いい仲間
By Jamie Painter Young
Backstage West
2004年1月5日

 
 

モーテンセンの控えめな態度と自分自身のスタントを進んでやることが、スタッフの間で「ノー・エゴ・ヴィゴ」というニックネームを彼にもたらした。「彼はいつもスタントマンたちを連れ出して、彼らにビールを買ってあげていたよ。彼らを余計に叩いていたからね。」とオーランド・ブルームは言う。「彼はただそのためだけに出かけるんだ。ヴィゴのエネルギーには終わりがないんだ。彼は限界を知らないんだ。」

ヴィゴ・モーテンセン
英雄帰る
By Tom Roston
Premiere
2003年

 
 

私は、どんなに彼が変わりなく親切で礼儀正しいかということに驚いた。あらゆる人の要望を親身に聞いて、時にはこのような特定の時の我々の要望の先を行く。それが単に、まだ汚れた戦闘服を着たままで、チリに残してきた彼の妻や娘のためにサインを頼むために恥ずかしそうに彼のところに来る1人のエキストラであったとしても、エキストラたちや残りのクルーたちは等しく同等の注意を払ってもらえる。「もちろん!私たちと、ちょっと一緒に座って何かを食べてくれ。」それはカピタンの暖かい対応で、今度も彼は自分の部下の面倒を見る。

ウクレスでのアラトリステとの再会
Diario de León
by Miguel Ángel Nepomuceno - Paddyさんの訳による
2005年6月26日

 
 

ある時、彼らは森の中で撮影をしなければならなかった。他のキャストたちの中で、彼女がただ一人の女性で、他に二人の8歳の子供たちがいた。そして撮影の間中、彼らは深い森を抜けて山を登ったり降りたり歩き続けなければならなかった。彼女はとても疲れ切っていたが、不平は言わなかった。彼らの撮影が終わると、ヴィゴがハグしに来て、彼女を彼らのテントに戻るまで運んで行ったので、なぜ彼がそんなことをするのかと彼女は驚いた。

だが、彼らのテントに到着するまで彼女は何も言わなかったものの、どうして彼は彼女の代わりに他の子供たちを運ばないのだろうと思った。彼らが到着すると、ヴィゴは彼女に「フォン。君が疲れていたのはわかっていたよ。」と言った。そしてそれを聞いた彼女はほとんど泣きそうになった。

彼は彼女になぜ子供たちを運ばなかったのか、なぜなら彼らはニュージーランドの地元の人なので気候や環境に慣れているが、彼女はそうではないと説明した。彼女はその質問を彼にしなかったのに、彼は彼女が考えていたことを解ったようだった。彼女はうなずいて大きな喜びを感じ、彼に感謝した......

ロード・オブ・ザ・リングの撮影
”My Fairy Tale”より
By Fon Chansenthor(訳注:ピピン役のボディー・ダブルのフォンはタイ出身の女性)
vecrabanion による Live Journalへの投稿

 
 

この間、エドラスのゴールデンホールの中で、私たちがヴィゴに別れを言ったとき、彼とのすべての血なまぐさい戦闘のベテランのスタントメンバーたちが、歓迎の、意欲をかきたて、生命を高揚させるマオリ伝統のハカを踊った。そしてホビットたちが歌い、さらにハカ、さらにヴィゴと彼のメイキャップ仲間ホセと彼の息子ヘンリー・モーテンセンを称賛して - そしてバーナード・ヒルは、彼自身のお別れは2日前にあったのだが、2度目のたいそうな称賛を助けるためにちょこっと戻ってきたんだ。

The White Book
イアン・マッケラン
2003年7月15日

 
 

夜のアパルーサの通りの明るい照明の方に向きを変える前に、ヴィゴ・モーテンセンは思いがけなくも手を伸ばして私の手を取り、私の目を真直ぐに見て「助けてくれて、本当にありがとう。」と言った。「大工」は喜んで「ありがとうございます。あなたと一緒に仕事が出来て光栄でした。」と答えた。ヴィゴ・モーテンセンは微笑んで、ゆっくりと向きを変えて彼の「乗り物」に乗るために歩いていった...これは本当に名誉なことだった。嘘いつわりなしに。

Blogengeezerさんの daflikkers.blogspot.com
2007年11月21日

 

ヴィゴがスタッフやスタントマン、エキストラにいたるまで、一人一人相手を尊重する気持ちをを持って接するからこそ、みんなに敬愛されるということが良くわかりますね。

|

« 「人生に乾杯!」 | トップページ | ヴィゴ・モーテンセン広場 »

Quotable Viggo」カテゴリの記事

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

コメント

なんていい話だ!それを読むチャンスを下さってありがとう!
ますますViggoが好きになりました(^^)

投稿: YoYo | 2009.07.27 14:43

YoYoさん
最初はヴィゴのルックスや映画の中の役柄に惹かれたとしても、本当に好きになるのは、その人柄が垣間見えた時ですよね。

投稿: punkt | 2009.07.27 22:46

punktさん
本当にその通りだと思います。
彼の人に対する細やかで温かな気持ちがとても素敵ですし
見習いたいなと思いました。
彼は”もし俳優じゃなければ人に注目されないかもね”(?)
みたいなことおっしゃってましたが、もし俳優じゃなくても
そんなの関係ない!人としてとても魅力のある方だと思いました。

punktさん
いつも貴重なお時間をさいて更新して下さって本当に感謝です。m(_ _)m

投稿: YoYo | 2009.07.27 23:26

YoYoさん
ヴィゴについては、知れば知るほどその人柄が魅力的なんですよ!

投稿: punkt | 2009.07.28 23:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「人生に乾杯!」 | トップページ | ヴィゴ・モーテンセン広場 »