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良き友

昨年の11月、スペインで Appaloosa が公開されたころ、スペインの El Mundo のサイトに、アラトリステのアグスティン・ディアス・ヤネス監督がヴィゴについて書いた、”Un buen amigo” という記事が掲載されました。

viggo-worksで Gracielaさんが英訳してくださったものがこちらにあるのですが、この記事が監督のヴィゴに対する信頼や友情が感じられてとても良かったので、ご紹介したいと思います。

 

良き友
          by Agustín Díaz Yanes

彼と懇意になることは人生の贈り物だ。アラトリステの撮影の間、彼は本物の紳士のように振舞った。彼はただ映画を作るだけでなく、もっと多くのことをした。彼は100%プロフェッショナルの素晴らしい俳優だ。

私たちがとても良い友人になったことを「アラトリステ」に感謝する。ヴィゴ・モーテンセンは撮影中も、撮影外でもハリウッド・スターのように振舞わないハリウッド・スターだ。彼はあらゆる芸術的な性質と人間性を兼ね備えているので、国際的な映画業界の模範となる人物だし、それに値する。

私が彼に最初に会ったとき、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作の第三部がちょうど公開されたところで、デイヴィッド・クローネンバーグとの最初の映画、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の撮影を終えたところだった。彼は本当に、「アラトリステ」のずっと最初の頃から関わっていた。この役に決まると、彼は私に尋ねた。「撮影の1ヵ月半前にスペインに行ってもいいかな?」そこで私は彼に言った。「何をばかなことを。いつでも君が好きなときにおいで。」彼はすべてを吸収するためにきちんとしたがっていた。彼はアクセントについて素晴らしい仕事をした。本当に真剣な仕事だった。そして彼は剣の訓練もたくさんした。

撮影の間中、彼はいつも共に働いた。「アラトリステ」では、この映画の97%に彼が出ているが、彼は決して音をあげなかった。彼は信じられないような素晴らしいレベルの仕事をしたので、驚いて感動せざるを得なかった。彼はスペイン人俳優の仲間たちをとても楽しんでいて、常に「彼らは自分より優れているよ。」と言っていた。彼はとても人々に対して親切で優しい。私たちがあちこちに行った時に、彼はとても自然に有名であることに対処していた。彼はスペインで多くの時間を過ごしていて、いつも人々は彼に気がついたものだった。彼は回りにいる人々を心地よく感じさせるし、彼は最小限にしているので、私たちは彼が魅了するひっきりなしの世話焼きに心を動かされるというわけではない。その上、彼が尊敬を獲得したから、誰もが彼を尊敬するのだ。

撮影の後、彼はものすごくプロモーションをして決して文句を言わなかった。私たちは何千という場所に行ったが、彼はいつでも出席できた。海外では、彼自身がこの映画を宣伝できる新しい場所を探したのだ。彼は人々にこれを観てもらいたがった。私は彼が「アパルーサの決闘」にもとても満足していることはわかる。私はすでに、彼にウェスタンをやるのを撮らないかと話していて、今は彼を見ることができるだろう。この映画は本当に観たい。すでに彼と一緒に「アラトリステ」で仕事をしたアリアドナ・ヒルもこの映画に出ているからね。

私はきっとまたヴィゴと仕事をするだろう。だが、友人の助力を必要とするのなら友人を苦しめるな、ということを私は固く信じている。目下のところ、彼は映画業界で「最高のもの」と一緒に仕事をするチャンスがある。そして、私と仕事をするために、彼にそのようなチャンスを離れてほしくない。彼ならそうしようとすることは解っているからね。彼にもっと空いた時間ができたらすぐに、私たちは間違いなくまた一緒に仕事をするだろう。私は友人を「利用」したくないし、彼ならそうさせるだろうからね。

ディアス・ヤネス監督も、またヴィゴと一緒に仕事ができることを心待ちにしているんですね。happy01

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コメント

punkt様
いつも楽しみに拝見させて頂いておりますm(_ _)m。
ヴィゴが謙虚かつ真摯な人柄であること、いろいろな記事で書かれていますが本当なんですね☆
そういえば、一か月前位でしたか「ビィゴ、俳優引退を宣言」的記事をネットで見て、指先から血の気が失せましたが…。あの、教えて下さい、ビィゴって時々そんな事、口走るんですか?

投稿: wanko | 2009.06.01 08:09

wankoさん
どうやらヴィゴ自身は「俳優をやめる」とはまったく言っていなくて、ただ単に「しばらくの間、映画の仕事は入れていない。」と言っただけのようです。
ヴィゴ自身、俳優という仕事はとても好きみたいですから、俳優をやめることはまずあり得ないと思いますよ。

以前にも、ヘンリー君との時間を優先したいから、映画の仕事は少し空けると言っていた時期がありましたが、イギリスの新聞が勝手に曲解して、ニュースとしてキャッチーな見出しをつけて騒ぎ立てた、というのが真相のようです。

投稿: punkt | 2009.06.01 22:50

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