« ”The Road” の全米公開日は10月16日 | トップページ | 頑張れブレイズ!(2) »

1日にはやはり映画を...

Milk1日はサービスデーですからやはり映画を...ということでまたまた2本見てきました。

 

ミルク
公式サイト

アメリカで、ゲイであることを公表して初めて公職についたハーヴェイ・ミルクの半生の映画。
ショーン・ペンがアカデミー賞主演男優賞を取った作品です。

ゲイの、そしてほかの多くのマイノリティーや弱者の権利を守るために、彼らの代表として政治の世界に身を投じるミルク。
彼の周りに集まってくるゲイの人たちだけでなく、サンフランシスコの多くの人たちに支持されていくということがなるほど、と思えるぐらいショーン・ペン演じるミルクはとってもチャーミングなんです。

その一方で、政治運動に夢中になるばかりに、最初の恋人スコット(ジェームズ・フランコ)は耐えられなくなって去っていき、次の恋人ジャック(ディエゴ・ルナ)との関係もぎくしゃくしていき悲劇的なことになる暗い側面もちゃんと描かれています。

また、自分が暗殺される可能性を予見して、一人テープレコーダーにメッセージを吹き込むミルクの姿が繰り返し映されて、彼が暗殺されたことを史実として知っている見る者の胸を締め付けます。

自分たちと異質なものを恐れて排除しようとする考え方が、同性愛者を迫害するだけでなく、人種差別や異なる宗教・文化の人たちを攻撃する元になるのですね。
そういった偏見と闘いながらも、すべての若者やマイノリティーに希望を持たせ続けようとするミルクの明るく前向きな姿は、政治の現状に失望している私たちにとって大切なメッセージを伝えているような気がします。

多くの人に見てもらいたい、良い映画だと思うのですが、上映館が少ないし、上映時間も不便な時間に追いやられているのがとっても残念です。

このミルクのことを扱ったドキュメンタリー映画「ハーヴェイ・ミルク(原題: The Times of Harvey Milk)」は1984年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞していて、日本でも来月DVDが発売されるそうです。
YouTubeのこちらに、その予告編がありますが、本当のハーヴェイ・ミルクもとてもチャーミングな感じの人ですね。
映画ではジョシュ・ブローリンが演じていたダン・ホワイトの映像もありましたが、ジョシュ・ブローリンがとっても良く似せているのがよくわかります。

びっくりだったのが、ミルクの側近の一人、グリーヴ・ジョーンズを演じていた「イントゥ・ザ・ワイルド」のエミール・ハーシュだったんですが、帰って来て公式サイトのキャストを見るまで気が付きませんでした。見事な化けっぷりです。

 

Burn_after_reading さてもう一本は

バーン・アフター・リーディング
公式サイト

ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、ジョン・マルコヴィッチ、リチャード・ジェンキンスと大層豪華なキャストによる、コーエン兄弟のブラック・コメディー。

時間つぶしではあったんですが、見るからにアホなブラッド・ピットの映像や、慌てふためき焦りまくるジョージ・クルーニーが映っている予告編につられて見てしまいました。

金銭欲dollar、色欲kissmark、自己中の面々が、自分の欲望のままに動いた結果、事態はどんどん飛んでもない方向に。
CIAも理解不能なしっちゃかめっちゃかな状況で、えっ、そんな! なことになって、あっさりと物語りはチョンhairsalon

リチャード・ジェンキンスがかわいそう過ぎます。

結論: 女は強し!

ちょっとお下劣なネタもあるし、お若いカップルがデートでご覧になるのはやめておいた方が良いでしょう。
軽いコメディーじゃなくて、思いっきりブラックなコメディーですから。

CIAの上官(J.K.シモンズ)、どこかで見たような...と思ったら、JUNO/ジュノ のパパだったんですね。
CIAが本当にこんな風に物事を片づけているとしたらやだなぁ~。

|

« ”The Road” の全米公開日は10月16日 | トップページ | 頑張れブレイズ!(2) »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ”The Road” の全米公開日は10月16日 | トップページ | 頑張れブレイズ!(2) »