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”Quotable Viggo” ヴィゴと記者たち(その1)

ときどきご紹介をさせていただいている、viggo-works の Iolantheさんの”Quotable Viggo

今週のテーマは「ヴィゴと記者たちの関係」です。
私自身は初めて知った面白いエピソードがいくつもあるので、ご紹介したいと思います。

長いので2回に分けてご紹介する予定です。

まずは Iolantheさんの前口上から

今週と来週は、ヴィゴとジャーナリストとの関係に注目するのも面白いと思います。これは特に私のお気に入りの逸話、あるインタビュアーが思いもよらないことに、突然、彼女が今まで考えたこともない運動能力を発見した話を含めることがてきるということです。ジャーナリストは、どんなことであれインタビューから得るものがあると考えると、たいていは最後には彼らが予想しなかった、そして彼らが予想した以上の人と、まったく同時に一緒にするものです。これは、窓から降りる、車の長旅、完全に超現実的な奇妙な瞬間といった贈り物をともなっていて、そして哀れなジャーナリストは、彼を認識することに完全に失敗することになります。

そしてまずは  Iolantheさんお気に入りの逸話のご紹介から...

私はマルガリータを注文した。彼はウィスキーとビールを注文した。ウェイターはテーブルの上のメモ用紙を見ると、彼のセレブ・アンテナが”My Favorite Martian”(訳注:1960年代にアメリカで放送されていたシットコムの Ray Walston の宇宙人のようにポンと飛び出た。

「それで今は、どなたがどなたをインタビューしているんですか?」とそのウェイターが私たちに聞いた。これは形式的なものだった。彼は、この男性がロード・オブ・ザ・リングの人だとかなり確信していた。私が答えようとするとモーテンセンが手を上げた。「彼女はちょうど、人類史上最も長距離のウィンドサーフィンの世界記録を成し遂げたところなんだ。」と彼は私のほうに首をかしげて言った。

「うそ!」とウェイターは息をのんだ。

「彼女はハワイからアメリカ本土までウィンドサーフィンをしたんだよ。」と彼は続けた。「確かにボートが一隻、彼女の後に続き、夜はそこで寝たが静止していたんだ。ほら、何マイルでしたっけ?」と彼は私を見た。

「え~と、3700マイルだったかしら?」と私は言った。まったく見当もつかない。

「男性だってまだやっていないんだ。」とモーテンセンはウェイターに言った。「クールだろう?」
そのウェイターはメニューにサインしてほしいと私に頼んだ。

ファインディング・ヴィゴ
By Alex Kuczynski
2004年1月
Vanity Fair magazine

 

 

私たちは、1時間の映画業界では標準的な記者会見をおこなった。彼らはジャーナリストが近づきすぎることを望まなかったので、その人になりきるのに十分過ぎる時間があった。だが、モーテンセンについては何かがあった。明らかに彼は、私たちが彼を、あるいは少なくとも彼がそうありたいと望んでいる人物を理解するために彼の核心に触れることを望んでいた。おそらくそれが1時間のインタビューが6時間になった理由だろう。それはあてどもなくさまよい、延々と伸びていった。バーでの一杯は追加され、それからセントラルパークを歩いたがそこでは立ち止まらなかった。彼は話し続けることを望んでそれはマンハッタンをぶらつきながら午後まで延長した。それは夕方の早い時間まで続き、カフェのぬるい一杯のコーヒーになった。ほとんど8時近くになって、彼はロード・オブ・ザ・リングの仲間の俳優たちとのディナーパティーに行かなければ行けないことを思い出した。

頭の良いデーン人
By Ariel Leve
2003年11月30日
The Sunday Times

 
 

この針金のような、穏やかな話し方のジェームス・ディーンのような俳優と対談をすると、後で彼は彼の詩の本、”Ten Last Night”からいくつかの詩を - 良いものだ - をファックスしてくるだろう。彼は歩道の縁に一緒に腰を下ろし、もっと言いたいのにそれが適切でないと思うことの不満で、両手で顔をこする。「ロバート・デ・ニーロが好きなんだ。」とモーテンセンは言った。「彼が何かについて話すとき、それは的を射ている。そこのところを尊敬している。つまり、自分はすでにたくさん言いすぎていると感じているんだ。」

スポットライト:ヴィゴ・モーテンセン
By Trish Deitch Roher
US Magazine 209号
1995年6月
 

 

モーテンセンと別れる前、彼は自分が読んだ一節に印をつけてブレイクの”The Complete Poems”を私に買うと言い張った。少し後で、彼はパブロ・ネルーダの”The Book of Questions”と Perceval Press の”Twilight of Empire: Responses to Occupation”に戻った。私はやんわりと異議を申し立てて、彼のプレゼントを受け取りながらも彼に言った、「どうかミンクのコートはやめてください。」

大スクリーンの王にして詩の擁護者:ブレイクの詩がモーテンセンに感銘を与えた
By Ruthe Stein
2004年2月20日
San Francisco Chronicle

なんだか記者のみなさんがヴィゴにからかわれているというか、ちょっと振り回されていて可笑しいですね。happy01

このすごく楽しい引用をセンスよくまとめてくださった  Iolantheさんに感謝です。

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コメント

かなり遅れてきたファンなので、punkt さんのお陰で
色んなエピソードを知ることが出来てラッキー。
ささ( ^-^)_旦~~ お茶どうぞ~って気持ち(笑)。
ヴィゴを知るにつけなんてチャーミングなひとって思いますね。

ここ数日グーグルアラートで引退か?の文字が躍ってて一瞬Σ( ̄ロ ̄||| ガビ-ン。
punkt さんのコメントにTimes Onlineから拾ってると記述があったので気を取り直したけど(笑)。

投稿: mika | 2009.04.07 16:08

punktさん、いつも楽しい特集をご紹介してくださってありがとうございます♪
Iolantheさん、さすがに目の付け所がいいですよねぇ。

撮影のウラ話でもちょっと聞き出してみようか、なんて軽〜い気持ちでインタビューに行くと、とんでもないコトになりますね。
なんだか「映画スター」じゃないみたいだ、と気づいてからでは遅いというか(笑)

とりとめのない話を記事としてまとめきれなかったり、あるいは編集長が求めるような内容にならなかったりして、結局ボツになって泣いた記者さんもきっとたくさんいることでしょう。
その試練(?)を乗り切れると、インタビュアーとして大きく成長できる・・・という伝説が業界内にはできあがっていそうですね。

投稿: mate_tea | 2009.04.07 23:56

mikaさん
ヴィゴ、チャーミングですよね。
今日も「ヴィゴは映画を引退か」という孫引き記事が山のように出ていますが、すべてニュースの出典は Times Onlie のあの記事なんです。
ネットの上でいい加減なウワサがどう広まるか、という典型的な例ですね。

mate_teaさん
ヴィゴは興が乗ると、ものすごく話好きで話も長いみたいですから、付き合う方もそれなりに気合いが入っていないととんでもないことに(笑)
でもヴィゴに長時間インタビューした方の記事はたいていとても面白いですよね。

投稿: punkt | 2009.04.08 00:17

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