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Red Magazine 2008年12月号のインタビュー記事

Red_magazine2008dec新年最初の翻訳紹介記事はちょっと古いものなのですが、今年こそは新作映画に出演して欲しいショーンの記事から行きたいと思います。

The Mighty Bean のフォーラムに、Lotteさんがスキャン画像をアップしてくださったものです。

The Mighty Bean フォーラムの該当ページは登録メンバーのみ閲覧可能となっているので、Goviさんがサイトの方に転載されたものをご紹介しておきます。
クリックで大きな記事をご覧いただけます。

イギリスの女性誌 Red Magazine 2008年12月号に掲載されたインタビュー記事です。
一部省略してご紹介します。

 

俳優、あこがれの的、バードウォッチャー

by エマ・メッセンジャー

 ショーン・ビーンとの会談はどぎまぎした。私は、言葉少なくというかむしろぶっきらぼうな男を想像していた。正直に言うと、このインタビューは、特にビーンの何度もの結婚(彼は現在4度目)のような個人的な話題にあえて触れるとすればやりにくいだろうと心配していた。
 どれほど間違っていたか?
 俳優と握手して数分以内に、私は完全に警戒心を緩めていた。彼はとてもすぐに親しみやすくなったので、私のすべての恐れは消え失せた。それに続く1時間、彼はとても素敵な仲間であることを証明した。49歳、セクシーな乱れ髪のダーティーブロンド、ごつごつした完璧な顔に魅力的な青い目で、今でもまだ危険なほど魅力的だ。加えて、私が確認できたのは(女の子を見かけで非難することはできない)、彼の年の半分の年齢の体系を誇っているということだ。

 ビーンの北ロンドンの家近くのパブの外に座って、この俳優は1パイントのギネスを一息に飲むと、マルボロ・ライトを吸った。私はすでに彼がまったく私が想像していたのとは違っていたことを告白していて、私たちは「本当の」ショーンと、「スクリーンの」ショーンの違いについて話し合った。彼は、マスコミが好んで描き、また大衆が信じたがる彼の図式:労働者階級のシェフィールド男で、RADAのために溶接を断念した、というのをただもうよく承知していた。
 「いつもいい話を作るのだけれど、突然、作業服を脱いでレオタードを着たというのは私の場合本当じゃないね。」と彼は笑った。「私は溶接工になる訓練をしていて、私の父の鉄工所の仕事でパートタイムで働いていた。でもいつも何かもうちょっと違うもの、何か芸術的なものになりたがっていたことは有名だった。専門学校にまだいた時に演劇のクラスをとりはじめた。演劇にとても真剣になって、演劇学校に応募しようと決心した。もしもRADAに入学できなかったら、私の計画ではパリにパントマイムのアーティストになるために行くことになっていた。もしもその道をたどっていたら私に何が起きていたかは神のみぞ知るだ。」

 ビーンの役の選択は、彼の男らしいイメージを払拭することにはならなかった。彼は常に冒険活劇のヒーロー(シャープ、ロード・オブ・ザ・リング三部作のボロミア)を演じ、あるいは極悪非道な悪役(ゴールデンアイでボンドの敵、パトリオット・ゲームでハリソン・フォードの敵)を演じた。どちらのタイプもアクションに重きを置き、セリフは少なくなりがちで、彼の強く無口でことによると気難しいイメージを強めた。

 そして、もちろん「チャタレイ夫人の恋人」がある。1993年のテレビシリーズはビーンにとって、「高慢と偏見」でコリン・ファースがなったように、彼を国民的なセックスシンボルに変えた。ビーンのメラーズがジョリー・リチャードソンのチャタレイ夫人を木にもたれかけさせて立ったままでやった生々しいシーンを、だれが忘れることができるだろう。
 それは、曲線美のブロンドの妻を集める趣味がある荒々しい浮気者というこの俳優の評判を導くことになる。彼の学生時代の恋人との最初の結婚は彼がロンドンに移ったときに終わりになった。次は女優メラニー・ヒルとで、彼女との間に二人の娘、ローナ21歳と、モリー17歳をもうけた。そして、彼の娘、エヴィー10歳の母、シャープの共演者アビゲール・クラッテンデン。現在、ミセス・ビーン4代目は女優ジョージーナ・サトクリフで、広く報道されているようにつまずいたスタートの後、彼女とは2月に結婚した。

 「人々は、私のことをある種の浮気者と思っているんだ。」とビーンはため息をついた。「そんな風に認められていることは皮肉だよ。だって真実はその正反対なんだから。私は実際、古風で結婚の概念を信じている。私の両親はずっと何年も一緒にいる。これは私にとってとても重要なんだ。新聞では、私はヘンリー8世のように見られているのだろうと思うけれど、私は連続した一夫一婦主義者なんだよ。4回の長い期間の関係を持って、毎回結婚している。いつも結果がうまくいかないことが残念だけど。」
 ビーンの19歳年下のサトクリフに対する愛情は明らかだ。「私は完全に彼女を愛しているし、とても彼女との間にもっと子供が欲しいんだ。」と言って彼の顔はパッと明るくなった。「間違いなく、これは私の4度目で最後の結婚だよ。」と彼は言った。

The Mighty Bean フォーラムでは、ショーンの目は青じゃなくて緑よ! なんて突っ込みが入っていました。
妻をつぎつぎ替えるたとえとしてヘンリー8世が出てくるあたり、さすが元ロイヤル・シェークスピア、と妙な感心をしてしまいましたが、ただ付き合うだけじゃなくてきちんと結婚するところは確かに古風といえるかもしれませんね。

この後、G嬢との馴れ初めから一度延期になった結婚式や、いろいろとウワサになったゴタゴタの話が出てきますがそこは割愛。娘さんたちの話に続きます。

だが、彼の愛する娘たち - ロンドンの彼の近くで彼女たちの母親たちと一緒に住み、彼がいつも見ている - についてはどうだろう? 娘たちは結局は父親と結婚したがると言うけれど、彼のような誰かを彼女たちが家に連れてきたら彼は幸せなのだろうか?
 「もちろん」と彼はクスクス笑った。「私は大喜びするよ。実際、私はいつも、彼女たちが大きくなって私にボーイフレンドを紹介するとき、自分が父親としてとても過保護になるんじゃないかと想像していたんだ。でも自分でも驚いたことにそうはならなかった。ローナもモリーも分別があるので、私は何も心配することはないと思ったんだ。彼女たちを邪魔したり、厳しく取り締まったりする必要はないんだ。」

 確かに、彼は娘たちのボーイフレンドたちを怖がらせる可能性があるのではないか?「ある日、モリーがある男の子を連れて戻ってきた時があったんだ。」とビーンは言う。「私はハンマーを手に立っていたんだ。熊手を修理していたのでね。彼はちょっとギョッとしたみたいだった。でも私は彼に紅茶を入れて、私たちはおしゃべりをするために座ったんだ。彼はいいやつだと思ったよ。」

 この彼の娘に対するリラックスした態度は、たぶんビーンの女性経験によるのだろう。「私の人生には多くの女性がいたから、いつも終わってしまったけど。」と彼は言った。「他の誰も成し遂げていないとはいえ、私は彼女たちをよく理解していると思うんだ。」
 彼が育ってきたときのお気に入りの思い出は、母親やおばさんたちと一緒に台所に座っていたことだ。「彼女たちは何時間も集まって、タバコを吸って、絶え間なく何杯もお茶を飲んで、物語りを話していた。それを聞くのが、彼女たちがそれらすべての役を描写するのを聞くのが大好きだった。おそらく、私の俳優になろうという思い付きはここから来たんだと思う。」

 彼の妻と娘たちは別にして、演技はビーンが最も夢中になっている事柄だ。彼は彼の仕事にそれはそれは真剣に取り組んでいて、彼がタイプキャストされ気味ではないかという示唆を即座に否定した。「私は脚本を読んで、自分が何かをできると思う、私を刺激する役をやってみようとするんだ。」と彼は言った。「私は、一定の数の悪役を立て続けに演じたからロマンチック・コメディーをやるべきだ、といった考え方には賛成しないね。今のところ、ロマンチック・コメディーを好きでもないし。私にはヒュー・グラントの役を取るチャンスはなかったし、逆もまた同様だよ。」

ハンマーを持ったお父さん、それもショーン・ビーンだったら、そりゃぁボーイフレンドはびびりますよね。coldsweats01
女性のことはよく理解しているだなんて、3度も離婚した人が言っても誰も信じないと思いますけど?bleah

この後、ショーンがしばしば家を長期間離れなければならない仕事(LOTRやシャープ)をしたという話があって...

「私は長すぎる期間、自分の家族から離れているのは好きではないが、数週間なら大丈夫だ。」と彼は認めた。「たまには、彼女たちが来て私を見ることができるからね。ジョージーナはインドまで旅したからね、撮影の終わりに向けた時期だけだったけれど。私はまず役に没頭したいし、自分が何をしているのか正確に知りたいんだ。そういった意味では演技は孤独な職業だね。これは非情に聞こえるかもしれないけれど、これが私の仕事なんだ。私の仕事がすべての上にきて、いつもそうするだろう。誰にも、何にもこれは邪魔されたくない - 私の妻にも、子供たちにも。ともかく、よく言うように、不在は心により優しさを育てるんだ。」

 彼にリラックスするために実際何をしているのか聞いた際に、私の最後のショーン・ビーン・ショックが発生した。彼の趣味のリストには、読書、スケッチ、ガーデニング、そして...バードウォッチング。失礼ですけど、バードウォッチングですか? 「私は子供のころからやっているよ。私の双眼鏡で何時間も過ごせるよ。」 残りのパイントを一気に飲んで、席を立つために椅子を後ろに引いて、彼は私を悪戯っぽく見るとニヤッと笑った。「あなたが質問する前、羽の生えた鳥を見ていたんだ。2本足の類じゃないよ。」

最後のショーンの言葉、これまた「鳥はみんな2本足よ!」という突っ込みが入っていましたが、原文の bird(鳥)という言葉には、女の子という意味があるので、若い女性じゃなくて、本物の鳥を見ていたんだよ、というつもりなんでしょう。

突っ込みどころだらけなのが、やっぱりショーンですね。
ぜひ今年は、いい仕事をしてくださいね。

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コメント

punktさん、明けましておめでとうございます。年の初めにショーンのインタビューを読ませて頂けるなんて、いい年明けです。寒い日が続きます。お風邪など召しませんよう(特に、喉は大事になさらないといけませんよね)今年もよろしくお願い致します。

投稿: runa | 2009.01.02 16:32

punktさん、あけましておめでとうございます!
記事のご紹介ありがとうございます。
確かにインタビューにはツッコミどころはありますが、楽しく読ませていただきました。
ショーンはいま、「浮気モノ」と見られることをすごく警戒してるんじゃないかしら。先日の別のインタビューでのしばしの気まずい間も、そういうところから来てるのかななんて思ってしまいました。

今年もお世話になります。宜しくお願いいたしますです。

投稿: ひるで | 2009.01.02 20:32

runaさん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いいたします。

ひるでさん
明けましておめでとうございます。
>ショーンはいま、「浮気モノ」と見られることをすごく警戒してるんじゃないかしら。
そりゃぁ、奥様が目を光らせていらっしゃいますから、浮気モノなんてことになったら、タダではすみませんものね。bearing
今年もよろしくお願いいたします。

投稿: punkt | 2009.01.02 23:55

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