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スペイン版 Vanity Fair のインタビュー記事

Vf_esp2008oct1ヶ月ちょっと以前にスキャン画像が viggo-works にあるとご紹介した、スペイン版 Vanity Fair 10月号の記事。

viggo-worksのこちらに、Remolinaさんが英訳してくださったこのヴィゴのインタビュー記事が紹介されています。

かなり長いので、いつものように、面白そうなところだけかいつまんでご紹介いたします。

記事のタイトルは、「モーテンセン規範」

ヴィゴ・モーテンセンは遅れて到着した。彼はブルーのズボンと、彼が最も愛するチーム、サンロレンソ・デ・アルマグロのTシャツを着ていて、そのチームの旗は彼が公然と保護マントのようにしていて、片隅から私たちの会談すべてを支配していた。彼は遅刻を詫びて、合意していたのよりも多くの時間を割くことを約束すると、彼のバッグからアルフォーレス(アルゼンチンのお菓子)を3箱か4箱取り出して埋め合わせにしようと、このせいで遅刻したと言いながらテーブルの上に広げた。「これを買いに行っていて遅れたんだ。」 私たちを黙らせるための、このような甘い戦略に直面して文句を言う者は誰もいない。他に何をバッグに入れて持ち運んでいるのだろう? 彼は私たちに探索させた:別のTシャツ、エストニアのミュージシャン Arvo Pärt のCD、そして彼の出版社 Perceval Press の最近の出版物。

いつでもどこでも、ちょっとしたお菓子はヴィゴの武器ですね。happy01
ヴィゴのピアノのCDをBGMに、インタビューはスタート。

途中で、マテ茶を自分で入れて、記者に「飲んでみる?」なんて勧めたりしています。

どこの出身だと感じますか?

「私はニューヨークで生まれて、家庭の事情でアルゼンチンとデンマークに住んでいた。ここで過ごした時間と友達のせいでスペインで自分の家にいるように感じるよ。でも、現在の家はロサンジェルスだ。市民権とパスポートによれば私はアメリカ人なんだ。アルゼンチンのパスポートでもかまわないのだけれど。本当にそれは気にしないよ。まったく1つでさえ使う必要がなかったらいいのに!」

たぶんこれは偶然なのでしょうが、あなたのお友達はみんな芸術家ですよね。あなたの前妻であなたの息子さんヘンリーのお母さんでもある、エクシーン・セルヴェンカは、歌って絵を描き、執筆もします。あなた自身が創造的な人々に囲まれていること感謝していますか?

「感謝ではないね。私は物事をやる人たちと上手くやっている。私の弟たちは地質学者だが、私の出版社の Perceval Press で働いている。彼らはギターを弾くし、とても創造的だ。私の友人の多くは芸術家だとはいえ、いつも芸術家に囲まれているわけではない。芸術家は観察し、ろ過して何かを表現する人なんだ。」

ろ過の作業の過程でいつも操作が入る可能性がありますよね。スペインの精神科医、ロハス・マルコスは自己欺瞞の混ぜ物なしで生きることは不可能であると言っていますが。

「私たちはみんなお互いに、そして自分自身に嘘をついている。日々、私たちは自分自身を世間に対して違った方法で見せている。起きて鏡の中の自分を見て、歯を磨いて、着る服を選んで、コーヒーを準備する...そのことについては考えずにね。彼自身の個性を持った人を作り上げるが、それはそれより前の日とは違うし、それを最初に会う人に見せる。Xバンドの歌にとてもよいフレーズがあるんだ。『人生はプレーしている間に変わるゲームだ。』」

知的能力の非常に高い評価をあなたに与える危険を冒しましょう。 感情の知性についてはどうですか?

[彼は別のタバコを巻く間、考えるために沈黙した。]「それが何なのかは、私に本当にはわからない。感情をコントロールする方法? 私が本当にそんなに整理されているように見える? 私は私の周りのカオスをコントロールするけれど、それが感情的になったらぐちゃぐちゃだ。」

それではカオスをコントロールすることから離れて、あなたが育ったのよりも上手くあなたの息子を育てたと思いますか?

「父親になると息子になることを学ぶ。そして以前に自分が非難したことを全部繰り返すんだ。」

アラゴルンとパンク・シンガーの息子なのは大変なんでしょうね。

「私たちが、時々途方に暮れたり劣っていると感じるかもしれないほど、とても高い基準を設定したのかどうかは分からない。私の息子がそんな風に感じたとは思わない。彼の母親や私が上手くやったことがあっても、彼がやったことややらなかったことで彼に圧力をかけたことは決してなかった。私たちは彼と一緒に旅行して物事を見せ、彼の興味を呼び起こした。ヘンリーはとても特別な人間だから反応する。そして私たちは彼を一人の人間として、『~の息子』としてではなく扱ってきたからね。たくさんの愛情とともに、類ない人間として。」

彼は人生で何をしたいか分かっていますか?

「彼はいくつかの映画の仕事をしたし、演技の才能を持っている。上手に書く。だが私は彼を励ましたり、物書きで生計を立てるのはとても難しいことは知っているが、詩人になろうという彼の考えを変えさせようともしない。彼はいま20歳で、自分で自分の道を見つけようとしている。」

10代の挑戦は過ぎ去った。あなたの結論ですか?

「私が決して彼のパートナーになることはない。息子はとても愛情深いが、ある日、金曜の夜の映画のいつもの儀式の終わりがきた。彼がクラスメイトと一緒に行くほうがいいと言ったんだ。胸が張り裂ける思いだったよ。でも、起こるべくして起こったんだ。あなたは子供がいるの?」

10歳の男の子が一人。あなたにアラゴルンとしてのサインをもらって欲しいと頼まれました。

この俳優は白紙を受け取って、ペンを借りてちょっと傾斜した文字で「フアンへ、アラゴルン、アラトリステ、そしてヴィゴより、愛情を込めて」と書いた。
フォトセッションに戻る時間だ。「後で続きをしよう、いいね?...」と元気良く階段を上りながら彼は言った。

ヘンリー君に、映画を見るのはパパと一緒より友達と一緒の方がいいと言われたときのヴィゴのショック!crying
それにしても、ヴィゴも大学生ぐらいのときには詩人になろうとしていたんですよね。
蛙の子は蛙?

そして、写真撮影を済ませた後、再びインタビューの続きが行われます。

あなたは本当に健康ですね。年齢を気にしていますか?

「歳についてではないね。私は50歳だけれど、時間の心配は子供の頃からだった。時々、私は目が覚めると、人生でしなければならないすべてのことをやり終えずに死ぬのだろうということが、なんと残念なことかと思ったものだ。それが私をイライラさせた。死は恐れないが、時間に限りがあることに腹を立てているんだ。」

物事をするのにあわてないでゆっくりとする、典型的な辛抱強い人のように見えますが。どうやって、気をもんでいる瞬間を隠しているのですか?

「私は隠していないよ。単純にそれをやめているんだ。多くのエネルギー、好奇心とたくさんのマテ茶を飲むことでね。(笑) リオハ・ワインに替えようか?」

あなたのことを、ブラッド・ピットの白髪バージョンだと言っている人たちがいるのを知っていますか?

[無関心さを見せながら]「本当に? 聞いたことがないな。良いとか悪いとか思わないけれど。私はブラッド・ピットを知らないし、彼と何か共通点があるとも思わない。これはレッテルを貼るというようなことだね。」

ヴィゴはチャーム(お守り)を好んで、そのパワーを本当に信じている。彼は自分のバッグからその1つを取り出した。それはメキシコの伝承によれば、不正行為から守ってくれる。彼の息子が、それをイースタン・プロミスの撮影の前に渡したのだ。何と言ってもその映画はマフィアについてなのだから。今は、ニュージーランドで仕事をしたときに贈られた石を身につけている。

縁起を担ぎますか? それとも信心深い?

「とても縁起を担ぐね。運を信じるし、運を引き寄せる何千という方法を信じている。私はモスクにも行くし、レオンの聖堂参事会の教会サン・イシドロにも行って、何か起こるまでそこに座っているんだ。神殿、教会や神聖だとおもわれる場所を訪れるのは大好きで、それには映画館と劇場も含まれる。演技がおこなわれる場所、霊的な交わりが行なわれる場所だ。」

そういった特別な場所として、サッカー場も?と聞かれてそうだと答えています。
ヴィゴは意外にも縁起を担ぐほうなんですね。それで、じゃらじゃらといろいろ身に着けるんですね。

しかし、ブラピの白髪版っていったい何!
ヴィゴじゃなくても困惑します。
ぜんぜん違うじゃない! angry

この後、少し政治活動の話があったりしますが、最後にガールフレンドがいるかと聞かれて、「いや、例えいたとしても、ここであなたには話さないよ。」と答えたりしています。

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コメント

 この記事はいつものとちょっと違う答えを引き出していていいですね。
 チャーム好きというのはちよっと以外でした。でも、「霊的な交わりが」とか「神聖な」というところにサッカー場もあげるのは「やはり」!coldsweats01

 パパの息子ラブぶりを知っていると「he said that he preferred to go with his classmates.」と言われたときの、(きっと覚悟はしていたものの)衝撃振りが想像できますね。

 ヴィゴバッグの中の探索、私もしてみたい。punktさんも?

投稿: mizea | 2008.11.15 13:59

mizeaさん
息子にフラれた瞬間のヴィゴの顔をちょっと見てみたかったと...(鬼!)
>ヴィゴバッグの中の探索、私もしてみたい。punktさんも?
ええ、そりゃぁもちろん。happy02

投稿: punkt | 2008.11.15 23:03

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