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ローマ国際映画祭 ヴィゴのパネルディスカッションのレポート

20081027rome_3ローマ国際映画祭で27日におこなわれた、ヴィゴをゲストに迎えてこれまでのキャリアを振り返るイベントについて、viggo-worksで Chrissiejaneさんと didieさんが詳しくレポートしてくださっていますので、お二人のレポートを総合して興味深かったポイントだけをかいつまんでご紹介します。

Chrissiejaneさんのレポート(
また、この前編になる部分も先日こちらでご紹介しました

didieさんのレポート
ローマ3日間のレポートでたくさんの写真もあります

 

ヴィゴは、このようなイベントがあるということは自分が過去のものになってしまったのではないかと心配していると冗談を言ったりして、とても打ち解けてリラックスしていたそうです(一度も耳を引っ張らなかったようです)。

 

「カリートの道」ラリーンのシーン

スペイン語のアクセントやバリエーションを得ようとハーレムでどのように過ごしたかについてヴィゴは話をして、ある時点ではすべてのシーンをスペイン語で撮ろうとしていたものの、最終的にはスペイン語混じりの英語で撮影することになったと言っていたそうです。

 

いつから俳優になろうと思ったのかと質問されて

彼はどのようにデンマークで、そしてイギリスで生活し、ニューヨークに戻ったかを話したそうです。Actors Studio の試験を受けて、最終選考まで残って聴講生(授業を見ることのみ許可されるということらしい)の資格を得たものの入学はできなかったようです。

 

「オーシャン・オブ・ファイヤー」最後の野生馬たちを放すシーン

TJがいかに素晴らしい役者で、どんなに賢い馬かhorse ということについて。ヒダルゴが家に帰ろうというように、杭から帽子を取ってフランクに渡すシーンのクローズアップをどのように撮影しようとしたかについて話したそうです。
TJは訓練を受けた馬ではなかったものの、他の馬が訓練を受けているのをじっと見ていたとのこと。
「彼は退屈しているように見えるかもしれないけれど、何が起きているか観察している。」とヴィゴが監督に説明して、TJをクローズアップに使うことを提案。そこでTJでやってみると、最初のテイクで上手くやってのけたそうです。

 

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」階段でのセックスシーン

まずヴィゴが言ったことば「家で試そうとしないように。」 happy02

いつものように、いかにクローネンバーグ監督とユーモアのセンスが合うか、といったことを話したほか、EPのバスハウスのアクションシーンにも言及して、監督は HoV以前はアクションシーンの撮影では知られていなかったので、多くの経験があるヴィゴに聞いたとのこと。同じようなことについて、アラトリステのアグスティン・ディアス・ヤネス監督やエド・ハリスにも聞かれたそうです。

 

「ロード・オブ・ザ・リング」ボロミアの死のシーン

このシーンはヴィゴ自身が選んだシーンだったということで、なぜこのシーンを選んだのかと聞かれて。まず、美しい海岸の森の撮影だったことと、ショーン・ビーンと一緒のシーンだったことを上げていたそうです。

午前中の撮影でショーンの側を撮影して、それがとても素晴らしかったので、同じ程度の質の演技を返すことができるのかとても心配して、どうするべきか考えようとヴィゴはみんながランチに行った間もセットに残っていたのだそうです。ところがヴィゴは寝込んでしまって、起きたときにはまだ準備ができていないと感じて混乱したのだとか。
カメラに映らないところからただセリフを読むだけにもかかわらず、いかにショーンが親切で寛大だったかということや、すべての俳優がこんな風ではないと言っていたそうです。家に帰ったらショーンがいないのが寂しかったとも言っていたとか。

 

「二つの塔」エオウィンのシチューのシーン

ヴィゴ曰く、あのスープは見た目のとおりに、本当にひどいしろものだったとのこと。

 

観客席からの質問を受け付けてのQ&A

女優の卵からアドバイスを求められて。

「幸運を祈ります! 運が必要なんです。」と言って「ずっと続けなさい。そういうことです。それを愛しなさい。時間がかかるのです。失敗をしなさい。」
さらに続けて、ほとんどの俳優は良いことの間にへまをしていると言って、自分のたくさんの失敗が映画に残っているというようなことを言っていたそうです。

 

LOTRから、ヴィゴ自身がショーンと一緒の撮影の「ボロミアの死のシーン」を選んだというのがとても嬉しいですね。
でも、どういう演技をしようか考えていてお昼休みに寝込んじゃうって...coldsweats01
ヴィゴのことだからあまり寝ていなかった上に、誰もまわりにいなくなってしまったからかもしれませんが。

Actors Studio を受けていて、もうちょっとで入学できるところだったというのは初めて聞く話ですね。

Chrissiejaneさん、 didieさん、ものすごく詳細なレポート、ありがとうございました。

 

オマケ: Appaloosa のレッドカーペットの写真です。
Blogosfere のこちらこちら。どちらもクリックすると高解像度の大きな写真になります。

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コメント

punktさん
本当に初めて聞く話がいっぱい!いつもありがとうございます。
いつか「アクターズスタジオ自らを語る」シリーズに出て欲しいと思っているのですが
何と試験を受けていたのですか? 結局入学できなかったんですね。
ずいぶんリラックスして話していたようなので、是非字幕付きで見てみたいです。
日本でインタビューしても、こんな事話してくれないでしょう…

投稿: spring | 2008.11.02 17:37

springさん
「アクターズスタジオ」のあの公開インタビューはいいですよね。
これだけ詳しく内容を拾うことができたのも、Chrissiejaneさんがメモを取りながら聞いていてくださって、すぐにそれを書き起こしてくださったからなんです。

投稿: punkt | 2008.11.03 00:07

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