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トロント映画祭 The People Speak のQ&Aにヴィゴも登場

9月7日に Isabel Bader Theater でおこなわれた、ハワード・ジンの ”The People Speak”の上映および関係者によるトーク
プログラムにはヴィゴが参加すると書かれていませんが、飛び入り参加したようです。

viggo-works に Ontarioさんが写真入のレポートをアップしてくださっていますので、内容をかいつまんでご紹介します。

いつものように、Ontarioさんが撮影された写真は、ご本人の承諾なしに他所にアップしたりしないよう、お願いいたします。

 
 

Rush Line に並んで当日券を手に入れたOntarioさんは、2階のステージ上のバルコニー席に着席。そしてステージには8つのイスが。

司会者が出てきて、Q&Aには6人の方が参加する予定でしたが、みなさんもお気づきの通り、ここには余分のイスがありますと言って、Ontarioさんが名前がわからなかった若い女優さんとヴィゴが、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、ハワード・ジン、クリス・ムーア、本の編集者のアンソニー・アルノーヴに加わることをアナウンス。
ヴィゴの名前が告げられたときには、ものずごい大歓声が上がったそうです。

ゲストたちがステージ上に上がるように声をかけられて、客席の奥から客席の通路を通ってステージにあがる途中、ライトが彼らをて照らしたために、すぐ後を歩いていたハワード・ジンが目がくらんだらしく立ち止まってしまったのに気が付いたヴィゴが、戻ってハワード・ジンがステージまで歩くのを助けていたのがとっても良かったとのこと。

ヴィゴは、例の ”Impeach, Remove, Jail(告発せよ、解任せよ、投獄せよ)”Tシャツを着ていて、司会者に紹介された際に立ち上がってにそのTシャツを観客にデモンストレーションしたので、大受けだったそうです。

なぜこのプロジェクトに携わったのかについてという話のところで、ヴィゴが言うには、人々が馬鹿みたいに見えるかもしれないことや間違いを犯すかもしれないと話すことを恐れている、とのこと。
そして、話していることに夢中になって「この国では....」と言ったので、司会者が止めて「それは、アメリカのことですか、カナダのことですか?」
ヴィゴは「ああ、本当にごめんなさい。自分がどこにいるか忘れていました。今日は何日?」
みなさん、大爆笑だったそうです。happy02

この晩「この国では...」というのがジョークとしてはやったとか。

その後、映画の上映がおこなわれましたが、まだ The People Speak の収録は途中で、これが初公開だそうです。

映画をご覧になったOnarioさんの感想は、力強くて素晴らしいものだったとのこと。肝心のヴィゴの朗読も、情熱的ではっきりしていてとても良かったそうです。

 

ヴィゴは、私たちは何を考えているかを話す勇気を持たなければならないと言って、カナダのように別の国でこのような催し(訳注:アメリカの人々の歴史を語る映画が上映され、Q&Aがおこなわれること)が持たれることがどんなに素晴らしいことか語ったそうです。
そして、アメリカの大統領選挙について、ヴィゴが最近ひっかかりを感じるフレーズとしてあげたのが ”Country First”(訳注:共和党大会でマケイン候補が掲げていたキャッチコピー)。これは素晴らしいように聞こえるけれど何を意味しているのか? ヴィゴが指摘したこの本当の意味は「世界の残りはくそくらえ」で、これは良いメッセージではないということ。拍手喝さいと笑いが起こったそうです。

観客から、もしもアメリカで、この(朗読した)素材や参加した人たちに対して否定的な反応があったらという質問があったそうです。この作品をアメリカで公開することを恐れたので、最初にカナダで上映したのだというジョークががあったりしたのですが、ヴィゴがここでマイクを取って、「私たちは全員、今晩、アメリカまで漕いで戻ります。」と言ったとか。
まあ、確かに目の前のオンタリオ湖を漕いで渡った向こう岸はアメリカですけど。coldsweats01

 

終演後、Ontarioさんが建物の裏手へ出ると、ちょうどヴィゴがジェニファー・アニストンを待っている群衆のそばを通って、迎えの車もなにもなしで歩いて去っていくのが見えたそうです。

俳優たちが帰った後も、Ontarioさんたちを含む少数の人たちがハワード・ジンが出てくるのを待っていたところ、スタッフが来て、ハワード・ジンはとても疲れているので、車までの道をあけて彼を煩わせないようお願いしますと言ったそうです。
もちろん、みなさん下がって邪魔をしないようにして、ハワード・ジンが出てくるとみんなから拍手が起こり、彼が車に乗るのを助けていた女性が、みなさんがあなたに拍手をしていますよと告げると、車の中から手だけだしてみんなに手を振ってくれたそうです。

Ontarioさんいわく、すべてがとても素敵な経験だったそうです。

Ontarioさん、素敵なレポートありがとうございました。

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コメント

ホントに、ウイークデイだというのに、(しかも月曜日に・・・)さっそく長文の訳をありがとうございました!
期待通り、こちらにも現れてくれたんですね〜。
会場にはそれこそびごさんの登場を待ちかまえていた方も多かったでしょうから、さぞかし盛り上がったことでしょう。
Ontarioさん、席もすごくいい位置でしたよね。

↓のこぼれ話の方も楽しく読ませていただきました。
ホラ吹き炸裂してるし(爆)
あの顔で真剣に言われると、うっかり本気にしてしまうから、はっきりジョークとわかるように言ってくださいね〜!

投稿: mate_tea | 2008.09.08 22:42

mate_teaさん
ためてしまったらもうできない、と思ってちょっと頑張りました。
ヴィゴの面白すぎる話は要注意ですよ。

投稿: punkt | 2008.09.09 01:29

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