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「イースタン・プロミス」初日!

Ep_present_photoようやく、待ちに待った「イースタン・プロミス」が本日公開スタート。

すでにもう何度も見ているのですが、この映画は何べん見ても素晴らしいです。

ヴィゴの微かな表情やしぐさだけでニコライの存在感を表わす演技も素晴らしいですし、共演の俳優たちとのバランス、緊張感も絶妙。
この先をもっと見たい、知りたい、と思わせるエンディングもいい。

特に、無駄というものがまったくない、鋭く削り込まれた作品に仕上げているクローネンバーグ監督の手腕はたいしたものだと思います。

賞レースのために用意された、FOCUS FEATURESのサイトの中の、Eastern Promises のページに、ダウンロードできるシナリオがありますが、これを読むと最終的な映画にはないシーンがちょこちょこと、けっこうたくさんあります。

あちこちに出ている映画には無いシーンのスチル写真は、このシナリオにあるシーンのようなので、撮影はされたものの編集段階でカットされたシーンだと思われます。

このシナリオと最終的な映画を比べると、削っても話の展開上さほど重要ではないと思われるシーンや、別のところの会話から推測できるような説明的なシーンが、徹底的に削られていることがわかります。

あらゆる無駄を省き、観客が想像で補えばよいところは説明しすぎない、ということを徹底した結果、贅肉がなく研ぎ澄まされた作品になっているのだと思います。

ヴィゴがクローネンバーグ監督を絶賛するわけですね。

 

公式サイトによれば、109シネマズ川崎、109シネマズMM横浜でも初日プレゼントがある、とのことでしたので、今日はものすごく混みそうなシャンテシネは避けて、109シネマズ川崎に行ってきました。

1時過ぎの回だったのですが、客席の埋まり具合は6割か7割といったところでしょうか。
エンドロールが始まっても席を立つ人はほとんどなく、明るくなった館内を見た感じでは、圧倒されたというか呆然としている様子の人もいた感じwink

クローネンバーグ監督のファンでもなく、予備知識なしで見たらショッキングな映画だとは思いますが、後からなんども反芻して考えてしまう作品なんですよね。

上にあげた写真が、初日プレゼントの <“麗し”のヴィゴ・モーテンセン生写真>です。(クリックで大きくなります。)
もちろん、一人一枚なのですが、映画館の中で偶然落ちているのを拾った(爆)ので、2枚になりました。

Ep_photo_panel 未公開シーンのパネル展もやっているはずなのに、みつからないと思ったら、なんと柱の上のほうに10枚の写真が。

すでに公開されているシーンの写真も混ざっていますが、未公開シーンというより、撮影風景の写真で初めてみる写真がありました。

Ep_postcard2 売店の方をチェックすると、B2版のポスターが500円で、また試写会のハガキに使われたポストカード(→)が150円で売られていたほか、アラトリステの原作本5冊や、ヴィゴの写真集から LingerMO TE UPOKO-O-TE-IKA/FOR WELLINGTON 、それにヴィゴが表紙のイタリア版の GQ Style (2007年春夏号)と、インロック提供と思われるヴィゴ関連グッズが売られていました。

「イースタン・プロミス」のプログラム(600円)も内容充実でお薦めです。

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コメント

 はーい、初回は「混んでいる」シャンテに行ってきました。
1階から地下3階くらいまで階段があるのですが、そこに並ぶことになりまして、一番下まで行って折り返して行列が並んでいて、満席だったと思います。 いくつかあいていたとしても、場所が良くないからということで次の回に回ったのではないかしらと思います。
 商品も少し売ってました。

 池袋にも行きましたけど、写真はショウウィンドウの中に展示されていて、やはり商品も多かったかしら? チケット持っていなくても「見る」「買う」は可能です。


 でも、無駄がなくてたるみがなくて見事ですね。 そしてほんとにキャスティングがぴたりとはまっていて、それぞれの役にあっているというだけでなく、その関係が あぁうまくはまっているなぁと思います。 うまく日本語つかえてませんが、ではっ。

投稿: mizea | 2008.06.14 19:24

punktさん、こんばんは〜!
同じく初日を川崎の109シネマズで鑑賞しました〜。ヴィゴの写真にウハウハ♪しましたが、パネルには気が付きませんでした(汗)
私も一時過ぎの回で見たのですが、もしかしたら同じ時間帯にいたかもしれませんね。

ただのバイオレンスドラマではなくて、家族ドラマとしても描かれていて、先の見えない展開がたまりませんでしたね。
ヴィゴの表情が非情だったり気遣いを見せるなど、感情の出し方がシーンに応じて変わって、それがまたニコライという人物をミステリアスに仕立て上げているところが素晴らしかったです♪

投稿: Tomo | 2008.06.14 23:50

mizeaさん
やっぱりシャンテは混んでましたか。
割引の日だから当然ですね。
109シネマズもパネルを見るのとグッズを買うのはフリーに入れるエリアですから、通りすがりでもOKです。
非常に良い映画だと思うんですが、ショッキングな映像もあるから、誰にでも薦めるわけにいかないのがすごく残念!

Tomoさん
おや、それじゃあ同じ回だと思いますよ。
ロビーで空中に携帯電話を掲げている不審人物に気づきませんでしたか?(爆)
私も最初、写真パネルが見つけられなかったんですが、ふと上を見ると....なんだこんなところに!
ちょっと位置が高すぎるんです。
ニコライは、あの謎めいたところがまた魅力的なんですよね。

投稿: punkt | 2008.06.15 00:08

>誰にでも薦めるわけにいかないのがすごく残念!

そうなんですよね〜。そこがクロ監督作品のツライとこです。
でも、友人知人に片っ端から声をかけ続けた結果、来週一般人(笑)の友人3名を引き連れて鑑賞することになりました。
予備知識ゼロの方々がどのような反応を見せるか、今からものすごく楽しみです〜♪ ってちょっと悪趣味?

投稿: mate_tea | 2008.06.15 23:47

mate_teaさん
素晴らしい! 一般人を3名もですか。
いきなり初っ端から厳しいシーンがありますからね。
どんな反応か、それは楽しみですね。

私は思いがけなく身近に、特にヴィゴファンというわけではない映画ファンの方で、ヴィゴのことを以前から注目していた方がいたんですよ。HoVがお好きだと聞いたので、EPを強力に推薦しておきました。

投稿: punkt | 2008.06.16 00:36

 興行成績出ましたよ~。URL欄にアドレス入れました。日本の映画興行成績を順位だけでなく金額まで知りたいと思ったら、アメリカのサイトを見るしかないっていうのですねぇ。

 うーむ1館あたりの収益はいいのですけど、アメリカでは5位以内に入り、フランスでは初登場ぶっちぎり1位だったことを考えると、やはりかなり寂しいです。
 日本映画が好調なため海外作品の日本公開が厳しい状況になっているという記事は何度か読みましたけど、EPみたいな作品だと厳しいのでしょうね。
 最終的に、日活が想定する収益を越えるといいなぁと漠然と考えます。

 小朝師匠が月曜にEPを見たとブログに書いておられました。 でも感想が書いてなくて。。一言お聞きしたい。

投稿: mizea | 2008.06.18 00:19

mizeaさん
興行成績のお知らせありがとうございました。
わずかたったの8スクリーンの公開としては、この成績は素晴らしいんじゃないでしょうか。
8スクリーンじゃ、どう逆立ちも10位以内に入ることなんて無理ですから。
あとはせいぜいロングランをして、日本中で順次公開してほしいです。
あちこちに出てきている評や感想がどれもなかなか良いのがうれしいですよね。

投稿: punkt | 2008.06.18 22:38

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