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偉大なるデーン人/Men's Vogue 3月号の記事

Vogue_vigoprofile先日、表紙がヴィゴらしいとお伝えした、Men's Vogue 3月号のヴィゴのインタビュー記事が、Men's Vogue のサイトにアップされました。

6ページある長い記事で、掲載されている写真もとても素敵です。

内容的には、ほとんど目新しいことはないのですが、なかなかスタイリッシュにまとめてある記事です。

インタビューは Appaloosaの撮影中におこなわれているので、内容的に少し古いところもありますが、ちょっと面白いところをかいつまんでご紹介します。

偉大なるデーン人

ヴィゴ・モーテンセンはアラゴルンとして、広幅の剣を振るうこともできれば、あるロシアマフィアをうまく捌くこともできる。だが、スクリーンの外では、このオスカーの競争者は、生命を与える力で、一団の詩人たち、絵描きたちと彼のような探索者たちの兄貴を演じる。   By Phoebe Eaton

あくび? O.K. そう、ヴィゴ・モーテンセンはあくびをしている。彼はひどく疲れていて少し不機嫌だ。その点に留意して取り掛かろう。なぜなら、ここニューメキシコで彼が維持している時間は、ただもうとんでもないのだから。まず、午前4時にウェイクアップ・コールがあって、彼は厳格に Appaloosa のセットを耐え抜く。そして、モーテンセンのカウボーイ映画の仕事に雇われている(明らかに彼を敬愛している)地元の人々は、Appaloosaの連中のように、めちゃくちゃにどんちゃん騒ぎをするキャストとクルーは見たことがないと言う。昨晩何があったかは神のみぞ知るだが、彼はここでまた続ける。また、あくび。今日は彼の唯一の休日で、これはある種撃たれるようなもの、そして彼が本当にやりたいと思っていることに取り掛かれなかったのだ。さらに、彼の不遇なアルゼンチンのコンサートのCDが彼のトレイラーのプレイヤーの中にひっかかってしまった。彼は決して他の深遠な興味のすべてと映画の二股をかけないことはなかったから。最終的に、組合の人たちが壊して開けてCDを取り出し、彼らにたっぷりとチップを渡したが、サンタフェに戻る前に、彼のダッジのピックアップトラックでまだ1時間半のドライブをする。これが、ただどこへどうやって、私たちがこれからしばらくの時間一緒によそへ行こうと彼が見積もったことだ。

凍りつく青い目がほんの一瞬、パッと私の目と合う。額が魂の双方向の鏡だとすると、失望と内面の苦悩で彼のものはあちこちでひびがはいっている。モーテンセンは、その双方をいかに伝えるかで、間違いなくハリウッドで有名だが、今まさにそれが彼の顔から読み取れる。人の気を散らすフロンティア時代の西部の口ひげが垂れ下がり、おなじみのあごにある星型のくぼみはこざっぱりとしたあご鬚で覆われ、顔の表情は(ほとんど)うかがえない。黒いふちなし帽にフランネルのシャツ、ジーンズに、泥の塊がついたタスマニアの牧羊場のブーツを履いたモーテンセン、49歳は、フロントガラスのところに違反切符をちょうど発見した男の不機嫌な状態だ。

田舎のドライブについて話していたが、午後5時に太陽がデッキを照らし、我々はジョージア・オキーフGhost Ranch から車で10分の、Abiquiu Inn の階段を重い足取りで上り、ニューメキシコ中にあるアートギャラリーの1つである予備の屋根裏部屋に落ち着こうと企てた。

というわけで、ようやく落ち着いてからのインタビュー記事が始まります。
最初は、Perceval Pressの話題から、どういった傾向の本を出版しているかの説明があって...

「私は仕上げなければならないことがあったんだ。この映画のせいで、私の出版社でこの秋に出版しなかった本が4冊ある。たいしたことじゃないが、...」彼はため息をついて、全身が彼が失望させたデビューする芸術家と著者のことを考えてしょんぼりとなったようだ。

Appaloosaの撮影は、もっと後だと思っていたという話も、よそでしてましたよね。
そして Appaloosaの役についてのヴィゴの考えは

Appaloosaでは、モーテンセンは金で雇う殺し屋で、俳優で監督のエド・ハリスの保安官の副官である。「いわば死の執事のようなもの」というのがモーテンセンの、彼の役柄エヴァレット・ヒッチの見方だ。だが、ヒッチがほかの連中のように ”ain't”(訳注:am not などの短縮形で教養ある人たちが使う正しい言葉使いではない。) と言うのを聞くことはないだろう。彼はウェストポイント(陸軍士官学校)の出身なのだ。だから、間違いなく、一家の中の異端者なのだ。これがモーテンセンが想像している彼だ。

また、The Roadについて、このインタビューの時点では息子役の子役がまだ決まっていなかったので、これから素晴らしい子供をさがさなくちゃいけない、と語っています。

父親と彼のたった一人の息子が放浪者として、人食いをして放浪する群れのどれかの餌食になるという身の毛のよだつ運命を避けて生き延びようとする者として地上をさすらう、とモーテンセンは話す。本の話の回転数が上がったのは、ちょうど彼のトマトとモッツアレラのサラダが届いた時だった。彼はをそれを堅木の床の上であぐらをかいて食べた。食べ物がお腹に入って、あたかも精神分析医の長いすの上のように、彼は地面で体を伸ばした。彼のウールのキャップは頭の下に押し込まれ、視線は落ち着けるある中くらいの距離に。腕は胸のところで組まれたままだが、返事は驚異的にエッセイの長さに変わった。

彼が ”The Road” を賞賛する理由のひとつは、子供が父親に一つ二つのことを、特に思いやりについて教えることだ。「それにたいしてオープンであれば、子供から学ぶだろう。」とモーテンセンは言う。彼には、ピンクの髪のパンクロックのパイオニア、エクシーン・セルヴェンカとの、少し前のたった一度の結婚による一人の息子、ヘンリーがいる。今はニューヨークの良い大学の2年生であるヘンリーは、彼がDJをするパンクの歴史のラジオ番組を持っている。「自分のちょうどあの年頃のことを考える」とニューヨーク州の北方のセントローレンス大学をスペイン文学と政治学を専攻して卒業したモーテンセンは言う。「自分は彼がやっているように一緒にはやらなかった。彼はずっと社交的だ。彼はずっとたくさん友人がいる。彼は人々と関わるのがずっと容易なようだ。あるいはそうすることにより興味があるのか。私ができなかったことだよ。私はただそんなに興味がなかったんだ。」

やはり、The Road にヴィゴが惹かれたのは親子の関係の描写が気に入ったからのようですね。
それからヴィゴの生い立ちの話があり、ヴィゴが器用に家事をこなすという話があって

”The Road” の父親のように、ヴィゴはアウトドア好きの男の自給自足性を持っている。「もっとエンジンをどのように調整するかを習いたいんだ。」と彼は言う。「1948年製のピックアップトラックを持っていて、これはとてもエンジンがシンプルなんだ。でも、今ではある種の専門家が必要なんだと思う。」

それから Eastern Promisesでの役作りの話が続くのですが、そこでちょっと面白かったのがこのエピソード。

ニコライの魅力的なニックネームは「葬儀屋」だ。撮影現場では、彼の角張ったドラキュラ風オールバックもニックネームを頂戴した、「ソビエトブロック(ソビエト圏)」と。

あの髪型はなかなか印象的ですものね。(笑)

オスカーレースが、政治のようだという話や、クシニッチ候補の大統領予備選挙の話が続き、例の、レネーがヴィゴが毎日チョコレートを持ってくると言っていたという話が出てきます。

また、ヴィゴは休みの日には釣をしていなければ、ニューメキシコをあちこちドライブしていたとか。

モーテンセンは "High Road to Taos" としても知られている、布教の道を
試してみることを私に勧めた。Las Trampasの18世紀の教会は特に絵葉書のようだ。彼はこの良く手入れされた墓地でデートをしたようだ。バルセロナ生まれの女優で、スペイン映画 Alatristeで共演したアリアドナ・ヒルは、Appaloosa で彼の恋人役だとのことだ。

ということで、アリアドナさんも一緒に、古いお墓を見て歩いたりしていたようです。
この記事、一番最後も、これからサンタフェに戻ろうとするヴィゴのあくびで終わっているんですけど、居眠り運転じゃなきゃいいんですが。

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コメント

こんばんは。
インタビュー記事の英訳ありがとうございます。
vogueの本文とで、英語の勉強になります。本当にありがたいです。
英語がまったく駄目で。単語の意味がわかっても、自然な流れの文章に出来ないので、punkt様のでこっそり勉強させていただいてます。

ヴィゴの写真が印象的でした!
おなかがまったく出ていないスタイルのよさに何より驚きました。
デスクトップに飾っておきたいぐらいです。

ブログ楽しみにしておりますので、これからもどうぞ更新をよろしくお願いします。
寒い日が続きますが、どうぞご自愛を。

   りんご

投稿: りんご | 2008.02.21 00:16

りんごさん
うっ coldsweats01、私の訳と英語を比較して勉強を、なんて言われると冷や汗物です。
原文の読み込みが足りなくて、後でこっそりと間違いを直したりすることもしょっちゅうなんですけど...
楽しんでいただければ幸いです。

投稿: punkt | 2008.02.21 00:33

いつも翻訳をありがとうございます!
生き生きとした描写で、くたびれつつも話すのをやめられない(話が長い)ヴィゴの姿が浮かび上がってくるように感じられました。
今回はアリアドナさんとのデートの話にぴくっと反応です。共演者に優しいのはいつものことですが、ヴィゴはずいぶん彼女を気に入っているのですね。この役に推薦したのもヴィゴだったんでしたっけ?
下でご紹介くださった記事でも、レネーがヴィゴのことをチョコレートを配ってくれるスイートな人と言っていますが、レネーとの関係もどうだったのか気になります。前に出たゴシッピィな記事では、ヴィゴの匂いに辟易しているようなことも書かれていたりしましたが(笑)
共演女優さんについて、想像をめぐらしてみました。

投稿: marie | 2008.02.21 02:23

いつも興味深い記事をご紹介下さってありがとうございます。
実は私も英語が大変苦手なので、自分なりに訳して読んだあと、punkt様の訳と比べて答え合わせ(?)といいますか、自分が誤訳していたところを確認させて頂いております。
便乗して私からもお礼を申し上げに参りました(笑)。

投稿: あや | 2008.02.21 11:39

凍りつく青い目→この描写で素晴らしい観察力のある記者さんと推察しました(笑)
長い記事翻訳ありがとうございました。
ヴイゴはまだまだ忙しい日々が続きますねぇ。

投稿: アンバー | 2008.02.21 21:17

marieさん
viggo-worksでは、アリアドナさんとヴィゴをくっつけちゃえ!式の発言もあったのですが、アリアドナさんは結婚していてお子さんも2人いるそうです。
ま、ヴィゴとは仲の良いお友達なのでしょう。
レネーがヴィゴの臭いに...の記事は、いわゆるゴシップ紙の記事だったようなので、ほとんど信憑性はないでしょうね。ヴィゴがこのインタビュー記事でも言っているように、ヒッチは士官学校を出ているので、相当身だしなみも良いのではないかと思われます。普通のカウボーイとは違うはずですからね。

あやさん
答え合わせなんて...wobbly coldsweats01
たまに大ポカをやりますからね。
私もよそ様の訳を見て、あわてることがありますし...

アンバーさん
やっぱりヴィゴの目は特徴的ですものね。
ちょっと不機嫌だったりすると、アラトリステの目になっちゃうんでしょう。

投稿: punkt | 2008.02.21 22:51

いつもありがとうございます。 あちこちでの訳を羅針盤として「一応」英文にもチャレンジしてみるmizeaです。 お世話になりますっ、でもしょっちゅう挫折していまーす。

>ヘンリーは、彼がDJをするパンクの歴史のラジオ番組を持っている。
 英語の聞き取りについては意味はわからず「知っている単語はわかる」という程度ですが、このヘンリー君のラジオ番組(@大学ラジオ局)を、以前ネット配信で聞きましたら、俳優のパパのインタビューよりよくわかる単語が多かったです・・

投稿: mizea | 2008.02.22 00:00

mizeaさん
確かに、ヘンリー君の声の方がパパよりもクリアで聞き取りやすいですよね(笑)

投稿: punkt | 2008.02.23 00:43

Men's Vogue の情報ありがとうございます!しぶい感じの写真が良さそうで、どうしても手に入れたくて、たまに洋雑誌を買っているお店に尋ねたら、予約受け付けていましたので、速攻予約しました。あまり部数ないそうです。URLにリンク入れておきますね。

http://www.bookshop.co.jp/shop/magazines/special/10819_0803.html

投稿: てりー | 2008.02.25 15:16

てりーさん
情報ありがとうございます。
紀伊國屋書店でもあつかっていて、予約しておいたので金曜日にゲットしてきたところです。
渋くていいですよね。

投稿: punkt | 2008.02.25 16:47

たまに訪問し、楽しく拝見してます。
翻訳は頭で理解していても、それを表現するのは なかなか難しいですよね。
ありがとうございます。
ヴィゴは撮影中じゃないのに、レネーを抱っこしたまま保安官事務所?の階段を下りてきてふざけてました。
私も~!ってちょっと焼ける感じ。

投稿: telumy | 2008.03.10 23:03

telumyさん
>ヴィゴは撮影中じゃないのに、レネーを抱っこしたまま保安官事務所?の階段を下りてきてふざけてました。

えぇぇぇっ! レネーとそんなことしてたんですか!!
telumyさんの目の前で!
それは、焼けますよね。bearing

投稿: punkt | 2008.03.10 23:19

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