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Appaloosa撮影現場より(11月21日)

Appaloosaに大工の役でエキストラで出演している、blogengeezerさんのブログが再び更新されています。
今回で、映画のメインの撮影はすべて終了したようです。

APPALOOSA Movie 2007 Nov21

blogengeezerさんは 11月15日、のアパルーサの町の集会のシーンの撮影(このシーンは映画の冒頭部分なのだそうで、どうやらヴィゴやエド・ハリスは出演していないようです。)で御役御免となる予定だったのですが、追加撮影があって、21日も撮影に参加されました。


例によって非常に詳しいレポートですので、ヴィゴとエド・ハリスに関係するところを抜粋してご紹介いたします。

まず、ちょっと面白かったのが、エド・ハリスが、この映画に人間的な味わいを望んでいて、blogengeezerさんはじめ、アパルーサの町の住人として映画に参加しているエキストラのみなさんに、それぞれの役柄の経歴や、どのようにアパルーサに来ることになったかなどを各人が書いて提出するようにというリクエストがあったそうです。
blogengeezerさん演じる大工さんは、陸に上がった元船長という設定なんだそうです。
背景に映るだけの人たちについても、細かな個人史まで作りこもうというところは、エド・ハリスもヴィゴなみに細部に凝るタイプなのかもしれませんね。

この日は、ヴィゴ扮するヒッチが、ジェレミー・アイアンズ扮するブラッグと対決するシーンの撮影も行われたもよう。セットには45口径のピストルの音が何度も響いていたとか。
クライマックスシーンについては詳しくは語れないので、後は映画を見てね、というのが blogengeezerさんから、特にヴィゴファンを名指ししてのメッセージです。

さて、いよいよ blogengeezerさんがわざわざ呼び戻されて参加したシーンの撮影です。

ブラッグとの対決の前に、ヴィゴはブラッグのボストン・ハウス・ホテルにいたる正面の階段に向かって一心に歩き、向きを変えてハシゴの横の看板書きと大工(これがblogengeezerさんです)にうなずく。ポール(クルーメンバーが今回は衣装を着ている。)がハシゴの上で新しい看板を書いている。ヴィゴは8ゲージ(ショットガン)を左腕に横たえて自信を持って階段を上がる。これは夜のシーンで、たいまつがホテルの外で燃えている。

ヴィゴはもう一度、直接道の向こう側から意味ありげに大またで歩く。馬が荷車を曳いて通り、彼は正面のドアから入る。このシーンは看板書きと大工が別の寒い夜、-3℃の風が吹き、ヒッチがブラッグのボストン・ハウス・ホテル表玄関のエッチング加工されたガラスの正面ドアから入るシーンの直前のシーンだ。

あの底冷えのする夜は、大勢の背景のエキストラと何台ものカメラを違う部屋から移動してセットし直していたので、何時間もかかった。今晩は、3台のカメラとおびただしい数の機材が我々の後の通りに置かれていた。一人の「商人」が急いで台車を転がして、急ごしらえの線路に向かって進み、右側の私たちと彼が歩くに連れて後ろになる「ヒッチ」ヴィゴを見る。医者と彼の妻が通りを歩き、キャロルとエリザベスはドアの側の歩道の上。そして他の人々は通りで馬を手すりにつないだり荷車を曳いたりしている。1回、ヴィゴが練習で歩くことが行われ、1回素早いリハーサルが行われ、2回、実際の「カメラ用意!」「アクション」でフィルムが回り、「カット」で終わり、「checking the gate(確認中)」から「撮影終了」まで、全部で1時間だった。我が「友人たち」の演技と監督の質だね。

エド・ハリスはオレンジ色の野球帽をかぶり、演技が完璧になるようにあちこち駆けずり回っていたが、明らかにひどく興奮していて、ヴィゴのところに駆け寄ってくると彼をひっつかんで感謝のハグをし、彼らの偉大な映画 APPALOOSAでの彼の素晴らしい演技について感謝した。誰もが拍手喝さいして、まわりの全員にケーキが配られた。

「大工」は埃っぽい道の真ん中で、幸せな映画制作者たちを見ていた。エド・ハリスは向きを変え、「大工」のところまでやってくると、手を差し出して心のこもった握手をして「助けてくれて、本当にありがとう。」と言った。「大工」は答えた。「ありがとうございます。光栄です。」私は本当にそう思った。

このシーンの撮影が、どうやらメインの撮影の一番最後だったようですね。
ヴィゴからスタッフが銃やら銃弾やらをはずしているのを見ていた blogengeezerさんはちょっと興味を引かれるものを見つけます。

私はヴィゴに、彼がホルスターのすぐ横に装備している、興味深い白い持ち手のナイフについてたずねた。彼はそれを鞘から抜いて見せて、こう答えた。「これはメキシコのナイフなんだ。」 それは極めて鋭利で、見たところ刃は白い持ち手よりも大きそうで、近くで見るとどちらかというと、非常に危険な「ステーキ・ナイフ」のようだった。

夜のAPPALOOSAの通りの明るい照明の方に向きを変える前に、ヴィゴ・モーテンセンは思いがけなくも手を伸ばして私の手を取り、私の目を真直ぐに見て「助けてくれて、本当にありがとう。」と言った。「大工」は喜んで「ありがとうございます。あなたと一緒に仕事が出来て光栄でした。」と答えた。ヴィゴ・モーテンセンは微笑んで、ゆっくりと向きを変えて彼の「乗り物」に乗るために歩いていった...これは本当に名誉なことだった。嘘いつわりなしに。大工はじっと立ち尽くし、完全に衝撃を受けていた。ヴィゴ・モーテンセンが、映画スターが、APPALOOSAの埃っぽい道を歩き去っていく。

blogengeezerさん、詳しいレポートありがとうございました。
blogengeezerさんは、白い髭の大工さんとして映画の中に登場するそうですので、めでだく公開されたら、スクリーンで探してみようと思います。

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