« トロント映画祭レポート(第3日目・その1) | トップページ | トロント映画祭レポート(第4日目) »

トロント映画祭レポート(第3日目・その2)

トロント映画祭のレポート3日目の後半。
いよいよ、Eastern Promises のレッドカーペットです。

レポートの中の写真は、クリックで少し大きな写真になります。

 


トロント3日目(9月8日・土曜日) - その2-

5時半過ぎぐらいになると、またセキュリティーが歩道に集まっている群衆のうち、レッドカーペットよりもやや左側にはみ出している人たちを20人ぐらい、レッドカーペット入口横の囲いの中(その1の見取り図の(3)の位置)に移動させました。

そして、さらに10分程度たった頃でしょうか、セキュリティーが後2分で到着すると群衆にアナウンス。
いよいよ期待が盛り上がったところで車が到着しはじめます。

映画会社の関係者らしい人たちの車が到着した後、黒いレンジローバータイプの車が入ってきました。助手席にクローネンバーグ監督の姿が見えます。
そして大歓声が。車の陰で見えないのですが、後ろの席から降りたのがヴィゴです。

ヴィゴはまずレッドカーペット横の囲いの中のファンにサインした後、すぐに道路の反対側にやってきて、一番端からどんどんサインを始めました。
どんどん、ヴィゴが近づいてきます。
ついに私の目の前に来たのですが、私がとても小柄なせいで、私の頭越しにサインをしてもらう人がいて、至近距離でほとんどヴィゴの真下から見上げる恰好になってしまいました。
普通ではなかなかあり得ないアングルでヴィゴを見ることになったわけですが、薄青い目が光りに透けるようにきれいで、もう写真をとることも忘れてしばし見惚れていました。
黒っぽいペンシルストライプのスーツのラペルにカナダ国旗のピンをしているのには気がつきましたが、後はヴィゴの顔以外の記憶は完全に飛んでいます。

 

070908viggo_1 070908viggo_2070908viggo_3 070908viggo_4 070908viggo_5 070908viggo_6 070908viggo_7

 

070908viggo_8

 

ヴィゴがファンの一人から借りたままの黒いインペンでサインをしていたので、用意していた雑誌ではなくて、サイン帳にサインをしてもらったのですが、あっという間にヴィゴはどんどんサインをしながら遠ざかっていきます。

ヴァンサン・カッセルもヴィゴや監督と同じ車に乗っていたようなのですが、みんながあまり気がつかないうちにいつのまにかテントの下のレッドカーペットに行ってしまいました。
ヴィゴを撮った写真を見直したら、ヴァンサン・カッセルも写っているじゃありませんか。(上の写真の4枚目のヴィゴの後)
あたりは、ヴィゴの名前を呼ぶ声しか聞こえなかったのですが、ヴァンサン・カッセルももっとコールしてあげれば良かったと後からちょっと反省。

ヴィゴは一人でも多くのファンにサインをしてあげようと、歩道の柵に沿ってずっと移動して行きます。なにやらどっと受けている歓声が向こうの方から聞こえてくるのですが、私たちのところからだと街灯の柱が邪魔になってぜんぜん見えません。

様子がわからなくてちょっともどかしい思いをしながらまっていると、たぶんずっと歩道の端のほうまでサインをしたヴィゴが戻ってきてレッドカーペットのほうに行ってしまいました。

 

070908naomi_1 070908naomi_2 少し遅れてナオミ・ワッツが到着。やはりレッドカーペットの入口横の柵の中の人たちにサインをした後、レッドカーペットの方に行ってしまいそうだったんですが、歩道側のファンのコールに答えて私たちがいるところに来てくれました。

 

ちゃんとファンの方を向いて、歩道のファンのカメラ向けにポーズをとってくれるんです。
そしてナオミにもサインをしてもらうことができました。
彼女が歩道側のファンにサインをしたのは、レッドカーペットの入口の向かい側の10人程度だけだったので、サインをもらえた私たちは本当にラッキーでした。

レッドカーペットの中に入ってしまうと、私たちから見えるのは、ひたすら遠目の後姿ということになります。
チケットホルダーの入場は始まっていますし、もうヴィゴたちが戻ってくることはないので、いつ入場の列の方に移動しようかと言っていると、ゲストの車が到着して、ジェフリー・ラッシュだ、という声が。
すぐに中に入ってしまったのですが、どなたの招待客だったのでしょうか?

 

さて、ようやくチケットホルダーの列に移動して入場です。
普通にインターネットでチケットを取った場合、座席はバルコニーと呼ばれる3階席になります。
監督、キャストなどのゲストは、メザニンと呼ばれる2階席の、真ん中ではなくてひとつ下手側のブロックの前の方に座ることになります。

私たちは入場したのが最後の方でしたので、バルコニーも最前列の方の席を探すと、一番端のブロックにしか空きがなかったので、映画の画面はすごくゆがむことになりますが、最も上手のブロックへ。
そのかわり、この席からは関係者席はよく見えることになります。

 

舞台挨拶は、司会者がクローネンバーグ監督を紹介し、監督が挨拶をしてからキャストをひとりずつ紹介しますが、監督以外のキャストの発言がまったくなかったのがちょっと残念。

あっという間に舞台挨拶は終了で、すぐに上映開始です。
映画祭のスポンサーを紹介するビデオが流れているあいだに、暗がりの中、係りに案内されてメザニンの関係者席の最前列にヴィゴたちがはいってくるのが微かに見えました。

 

さて、肝心の Eastern Promises の感想。
最初から最後まで、ばっちりとクローネンバーグですね。

いきなり暴力的なシーンから始まるところ、最後に観客が安心するような話のオチをつけないで観客を宙ぶらりんな気持ちのまま放り出していきなり終わるところは、HoVととてもよく似ている思います。

ヴィゴ扮するニコライと、ヴァンサン・カッセル扮するキリルの二人の会話は、かなりの部分がロシア語で、英語の字幕がある時はいいのですが、時々、字幕が省略されているところもあるし、ロシア語かと思っていると聞き取りにくいロシア語訛りの英語だったりして、慣れないうちはちょっと苦労しますが、ゆるみのない話の展開にぐいぐい引きつけられます。

公開前からさんざん話題になっている例のファイトシーンは、非常にリアルなのでめちゃくちゃ痛そう。思わず見ていてこちらの顔がゆがみます。客席からも悲鳴に近い声が何度もあがって、最後は拍手が...
この日の朝、TVをみていたらTIFFのガラ上映作品を話題にしていたコーナーで、レポーターがネタバレは避けつつも、「とにかく、ヴィゴ・モーテンセンの”すべて”を見せます。」と”すべて”を強調してたのがおかしかったのですが、ほんとうにそのとおりでした。

そして、ニコライは女性も男性も魅了しちゃうんですね。
やっぱりヴィゴは、いろいろとダダ漏れなんです。

 

クローネンバーグ監督なので、暴力シーンの描写は念入りでグロいので、とても万人向けとは言えない作品ですが、HoVを好きな方ならお勧めです。
私はとても気に入りました。

ピープルズ・チョイス・アワードの投票も忘れずにと、昨日もらって取っておいたものと、この日もらったものの2枚に Eastern Promises のタイトルと最高点をつけて、別々の投票箱に投函です。
これ以後、どの映画を見ても、せっせと Eastern Promises に投票し続けました。

 

さて、上映終了後、お腹もすいたし、と劇場街をうろうろしてたまたま入ったお店、The Fat Belgian はどの料理もとてもおいしくてお勧めです。場所は John St. 沿いで、Roy Thomson Hall が面している King St. より北側の Adelaide St. より少し北にいったところになります。この並びは夜遅くまで開いているレストランが並んでいるところなので、夜遅くも人通りが多くて安心して歩ける感じです。

 

今日は長い一日でしたが、ご一緒してくださった皆さんがいたからこそ可能だったことで、ayataさん他のみなさまに感謝しています。ありがとうございました。

 

写真の無断転載、直リンクはご遠慮ください。
Don't direct link, upload without permission.


|

« トロント映画祭レポート(第3日目・その1) | トップページ | トロント映画祭レポート(第4日目) »

Eastern Promises」カテゴリの記事

TIFF」カテゴリの記事

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

コメント

punktさん 詳しいレポートありがとうございます。punktさんがヴィゴ大接近でサインもらえてとてもよかったなぁと。感動しました。 映画はヴィゴダダ漏れのクローネンワールドですかぁ(>_<)早くみたいです。

投稿: つっちー | 2007.09.18 23:24

punktさん。
お帰りなさいませ!長旅お疲れ様でした。
15本完走もお疲れ様でした。
こちらこそ、とっても楽しい映画祭でした。ご一緒できて、色々お話出来てとっても楽しかったです。
おおおおお!ブライアン・コックス、punktさんのレポを見るまで私も全然気が付きませんでした。写真は…あら。無いかも(笑)見事にダニーしか写ってませんでした。
日本はまた暑さがぶり返してますので、お体に気をつけて、ゆっくり旅の疲れを癒してくださいませ。

投稿: ayata | 2007.09.18 23:31

punktさん、おかえりなさい。
写真のアップ、ありがとうございます。
いろいろダダ漏れで、宙ぶらりんな終わり方・・・。
いいですねーとても楽しみです。

投稿: 三冬 | 2007.09.19 18:50

つっちーさん
EPはとっても良かったです。
グロイシーンだけちょっと目をそむけていれば。
HoVと一緒で、噛めば噛むほど味が出る映画です。

ayataさん
ありがとうございます。その節はお世話様でした。
ブライアン・コックスはもうびっくりでした。
適当に写真を撮っていたのに、よくぞちゃんと写っていたものです。

三冬さん
もうねぇ、いつものことですが、ダダ漏れなんですよ。
○○○もすっかり誑しこまれてるし。(笑)

投稿: punkt | 2007.09.20 00:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トロント映画祭レポート(第3日目・その1) | トップページ | トロント映画祭レポート(第4日目) »