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ローマのヴィゴについて Omero.it の記事(その4)

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ローマのヴィゴについて Omero.it の記事(その3) の続きです。

この記事は、El Alma de Viggo で LadyArwenさんが紹介してくださった、Omero.it の記事(イタリア語)を、viggo-worksで、Cindaleaさんが英語に翻訳してくださったものをベースに、ご紹介するものです。

今回は、ちょっと長めです。
やっぱり話題がサンロレンソにかかわると、途端に顔を輝かせるヴィゴをご堪能ください。

 

共同インタビューの間、ヴィゴ・モーテンセンとエンリコ・ロ・ベルソは一緒で、肘掛け椅子に座り、ジョークや意見を交換し合い、彼らの役柄、カピタン・アラトリステとグアルテリオ・マラテスタについて話した。彼らは、ケベードやゴンゴーラやロペ・デ・ベガが詩や喜劇を作り、オリバーレス公伯爵がその計略を企て、とりわけ巨大な宗教裁判所がそびえ立った、スペインの黄金の世紀の中で戦った。

二人の間には、相互理解と仲間意識の流れが流れていて、それは答えをやり取りと押し込んだり投げ返したりのメヌエットに変えた。
エンリコ・ロ・ベルソは悪党を作り上げるのを楽しんで、あれ以来、いつもあのような役を提案されると言った。親切なる読者のみなさんは今や情報を得ましたよ。
ヴィゴの声の調子はずっとても低くかったが、今や彼の言葉に続けて:自分の役は欠点だらけの男で、強情で、無口で、頑固で、彼の倫理は約束を尊重することと、友人への誠実さからなっている。彼は   スペインの何世紀もの間の歴史とともにあるのと同じプライドでいっぱいで、プライドは偉大な征服や大きな悲劇の源泉だった。ヴィゴが撮影現場で学んだプライドは、断固とした態度と忍耐に変わった時には最良の面も見せるということだった。

彼らがロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンの役柄が、いまだに重荷になっているのではないかと聞くと、ヴィゴは微笑んで首を振った。

もしも誰かがいつも彼をあの役に結び付けて見たいのなら、それは彼にとっては良いことだ。個々の役は違っているけれど、その人生を知ること、台本の外で彼の役にどんなことがあったかを想像したり空想することが大好きだ、どこで生まれたのか、彼の家族は、彼の祖先は? 注目に値する著者がやるようにね。

英雄の存在について、彼は最良の英雄的行為は深い同情だと考えている。
出来事によって、普通は思いがけず強制された試練を受ければ、人は英雄になれる。

人々は生活に没頭してしまうので、周囲で何が起きているのかほとんど見えない。これが、現在ブダペストでヴィンセント・アモリムの監督でヴィゴが演じている役、30年代のナチス主義に気づかないドイツ人教師と同じように、カピタン・アラトリステにも起きたのだ。

スクリーン上でまったく微笑まないことを残念には思いませんか? ヴィゴは肩をすくめると、皮肉が彼の目にともった。彼は少なくとも心配していない。やるべきではないときに笑う俳優たちがいると彼は言う。彼らは暗い役柄が観る人の心に暗さを喚起することを恐れているのだ。だが彼はそんなことは気にしない。彼が好奇心を失わない限りは、微笑みをなくすことができる。俳優が人生に興味を持つことをやめたらすべて終わりだ。

映画を撮影している間ずっと、彼は写真を撮り、書き、たくさん読書する。

最近のデイヴィッド・クローネンバーグとの映画、Eastern Promises のために、彼はロシアの詩に浸った。彼の仕事の助けになるのでなければ、おそらくそんなに浴びるように熱心には読まなかっただろう。
アモリムとの映画のためには、ドイツに対する自然なためらいを克服してそれを学んだ。
映画のおかげで彼はいつも戻ってくる場所を見い出す。
「人生は偉大な教師だ。そして私が唯一残念に思うのは、それが短すぎるということだ。」

エンリコ・ロ・ベルソは、第一のルールは自分の役を裁かないことだと言った。裁かなければ友達になることができ、たくさんのことをやり取りできるだろう。「最後には、それぞれの役は心のひとかけらになるんだ。」ヴィゴはうなずいてマテ茶を飲んだ。

聞き手の中の誰かが、マテ茶の容器と、ヴィゴが手で撫でていた肘掛け椅子にかけてあったカラフルな布のようなものに気がつき、それは何かとヴィゴにたずねた。ヴィゴはマテ茶の支度をするようなそぶりをみせて、はにかみ気味に「これを見たい?」とその布を指してたずねた。

エンリコ・ロ・ベルソの助けを借りて、彼はサンロレンソ・デ・アルマグロの旗を広げた。
彼の顔は輝き、至福が彼の顔の特徴を柔らかくし、子供のように喜んで天真爛漫に言った。「これを見せようとは思わなかったんだけど...先週、サンロレンソがアルゼンチンのチャンピオンシップで優勝したんだ。そしてこれは小さなことじゃないんだ、なぜなら私たちは小さいのにお金をちょっと得られたからね。

大きな感動の響きを声に込めて、今朝、着ていた赤と青の色のそばで、彼は顔を輝かせていた。リポーターたちがホールを出る時も、エンリコとヴィゴはその旗のそばで話し続けていた。

アルマグロはブエノスアイレスの中の地区で、アルゼンチンの他のすべての少年たちと同じように、そこで少年たちは道端でサッカーをしていた。ある日、前世紀の初めの頃、彼らの中の一人が、最初の路面電車のうちの1つに轢かれて死んだ。サレジオ会の司祭であるロレンソ神父は、少年たちが日曜日の聖ミサに出席するという条件で、礼拝堂の中庭をサッカーの試合に提供するという提案をした。彼らは契約を結び、この司祭の名前と地区の名前をとったチーム、サンロレンソ・デ・アルマグロが誕生した。

それ以来、ボカ・ジュニアーズ、リバープレートとともに、アルゼンチンの5大チームの1つとなっている。

「これを見たい?」なんてわざわざ言ったり、「これを見せようとは思わなかった。」なんて言ってますが、本当は見せたくて見せたくてしょうがなかったんでしょう?
ちゃんと記者たちが気づいてくれて、良かったですね。(笑)

記事の連載も、次回が最終回です。

 

ローマのヴィゴについて Omero.it の記事(その5)

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