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Grazia 2007年6月号の記事

Graziaもう1つ、イタリアの雑誌の記事の紹介です。

スキャン画像の紹介をするのを忘れていたのですが、viggo-worksのこちらで、Miaさんが提供してくださった、Grazia (最初の2枚)と、Sorrisi e Canzoni のスキャン画像がアップされています。

この Grazia の記事を、また Cindaleaさんが英語に訳してくださったものが、こちらに紹介されています。

いままでの繰り返しの部分も多いですが、翻訳してご紹介しましょう。
Cindaleaさん、Miaさん、ありがとうございました。

Grazia 2007年6月号より

ヴィゴの帰還、(ほとんど)永遠の騎士
            By Violetta Bellocchio

ロード・オブ・ザ・リング三部作でアラゴルンを演じたモーテンセンは、今回は傭兵のアラトリステを演じる。だが彼は、「次の映画はとてもユニークなスリラーになるだろう。デイヴィッド・クローネンバーグが監督するんだ。」と言う。

彼は40歳を過ぎているにもかかわらず、ロード・オブ・ザ・リングでティーンエイジャーたちを熱狂させた。ヒストリー・オブ・バイオレンスでは、ほとんどすべての人々を征服した。とはいえヴィゴ・モーテンセンは立ち止まらない。ヨーロッパを横断する壮大な冒険に生きたある傭兵の歴史の「ある兵士の運命 - アラトリステ」の撮影のためスペインに行ったのだ。

私たちは彼に会って、ティーンエイジャーより上の話をすることに同意できた。

ロード・オブ・ザ・リング三部作の後で、またアクションの役を演じましたね。あなた自身、繰り返すことについての心配はないのですか?

そうは思わない。これらはとても違った役柄だからね。
ディエゴ・アラトリステはアラゴルンのように王の息子ではない。だから彼の運命は純粋な騎士の運命ではない。彼にとって戦争は仕事だった。彼が子供の時に学ぶことができた唯一の仕事だったんだ。
とはいえ、彼は粗暴ではない。彼は恐怖、疑惑、哀愁の瞬間を切り抜けるんだ。彼は、その時代の偉大な芸術家たちと友人になり、その上、兵士たちや無教養な人たちとも友人になる。彼の旅は普通の人の旅ではない。

それはあなたの旅に似ていますか?

地理学的な点について言うのならそのとおりだ。私は子供時代、たくさん旅行した。それが私をこの仕事につかさせる理由になったかどうか、またそれが、こんなに頻繁な移動により耐えられるようにする唯一の経験のようなものなのかは分からない。

息子のヘンリーはロサンジェルスに住んでいて(編集部注:彼の母親は、モーテンセンと98年に離婚したシンガーのエクシーン・セルヴェンカ)、彼が学校に通っていた最近15年間は、ロサンジェルスが私が最も時間を過ごした町だ。

現在は、ほとんど一箇所にじっとしていないとはいえ、私にとって旅することは、なじみのある道を再度たどるため、変化を見るために、すでにいたことがあるところへ帰っていくことを意味している。その場所に強い「郷愁」と過去の感情を感じるんだ。

例えば、どの国ですか?

私は11歳になるまでアルゼンチンで過ごしたんだ。ブエノスアイレスに戻るまでに20年間が経っていた。
町を歩き回ったが、自分の記憶はすべて子供サイズだということに気がついた。サッカーをしていた公園は自分には巨大に見えていたんだが、それどころか、とても小さく見えたんだ...なんて、残念な。

自分の家が見分けられるだろうと思って、昔住んでいた地区を歩いて通った。だが、手がかりがみつからなかった。ある男性に近づいて聞いてみた「この建物は新しいものですか?」すると彼の答えは「いいや、ここに20年間は立ってるよ。」

迷子になるのは素敵な感覚ですか?

とても良いね。特権だ。遊びまわる暇ができる...おっといけない、私は何を言っているんだ。口を閉じなくちゃ。

最新の映画について話していただけますか?

ヒストリー・オブ・バイオレンスの後、再びデイヴィッド・クローネンバーグと一緒に仕事をした。私たちは Eastern Promises を撮った。この秋に見ることができるだろう。

ロンドンが舞台で、東欧からの女性のトラフィッキングについての話だ。私はロシア人の、(善悪)不明瞭な男を演じている。でも、ネタバレしたくないからね。これはスリラーだが、クローネンバーグのスリラーだ。ということはありきたりではないということだ。

研究する必要があって、何人かの移民の人たちに会うためにモスクワに行った。同業者の中には、ほとんんど変化のない同じような役をいつも演じることに満足している人もいる。だが、私にとってはそのやり方はうまくないんだ。

あなたは変化が必要ですか?

可能であれば、すべてについて。

思わず口を滑らせかけましたが、わざと迷子になるというか、あてもなくフラフラするのが本当は好きなんでしょうね。

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コメント

こんばんは、punktさん。いつも翻訳ありがとうございます。
原作を読み理解が深まったアラトリステですが、ヴィゴのアラトリステ像の的確さにあらためて(あたりまえとも)感服です。
そして、子供サイズの街→ほんとですよね、大人になると久しぶりに通る小学校までの道がこんなに近かったのかとビックリします。
ヴィゴと共感できるとこがたくさんあって嬉しいです(笑)

投稿: | 2007.07.13 23:32

匿名の方へ
いらっしゃいませ。
子供の時と町のサイズがぜんぜん違うという経験は、誰にでもあることですよね。
すご~く広い道路だと思っていたのが、なんてことはない道だったりするんですよね(笑)
ヴィゴも、最近はセンチメンタルジャーニー的な話が良く出てくるようになりましたが、やっぱりそれなりに年をとったということなんでしょうか?

投稿: punkt | 2007.07.14 15:26

こんばんは、名前を忘れてました。
アンバーでした。
デンマークまで出かけたという今日の記事にも驚いてます。
元気ですね。

投稿: アンバー | 2007.07.14 21:44

アンバーさんでしたか。
ヴィゴのデンマーク行きですが、毎年、夏になるとデンマークの親戚を訪問しているようなので、今回も夏休みの訪問のついでのような気がします。
それにしも、アラトリステにかける情熱は大変なものがありますよね。

投稿: punkt | 2007.07.14 22:55

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