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6月8日 ロンドンのアラトリステ上映会レポート

Velazquez_marsロンドンで開催されている Picture Europe! Festival で、6月8日の”ALATRISTE”上映に行かれた、Sandrobさんと Iolantheさんが、viggo-worksでレポートをアップしてくださっています。

Sandrobさんのレポート
Iolantheさんのレポート
(会場でゲットされた素敵なパンフレットの画像あり)

上映にはアグスティン・ディアス・ヤネス監督が来場して、映画上映前に挨拶があり、また映画上映後にはQ&Aのコーナーが設けられたそうです。
お二人のレポートから、内容をご紹介します。

 

まず監督は、この場所に同席できなかったことをお詫びするというヴィゴからのメッセージを伝えて、ヴィゴは現在、撮影の真っ最中で、休みが月曜日だけなのでこの場に参加できなかったと説明したそうです。また、監督はイタリア公開に合わせてローマにも行くそうですが、これもどうしても月曜日公開というわけに行かなくて、ヴィゴはやはり参加できないとか。

Q&Aのコーナーでは、国際的な公開についての質問があって、監督はアメリカの公開はたぶん9月ごろになるだろうと言及(!)。フランスやイタリアでの公開はあるものの、イギリスではスペイン映画はアルモドバル監督の作品でもないと無理だろう、とも言っていたそうです。

Q&Aコーナーを司会していたインタビュアーも、高予算の大作映画で完全なアート系でもなく、しかも字幕つきということで、難しいジャンルだと思うとコメント。

監督はヴィゴがいてこそアラトリステの映画を作ることができたと強調。

他のアラトリステ映画の可能性については、原作者のペレス・レベルテ自身がこの映画が決定版と考えているので他はない、少なくともヴィゴとディアス・ヤネス監督自身が係わる事はないそうです。
拡張版のDVDの可能性については、監督自身は2年後ぐらいにという希望を持っているそうですが、配給会社や制作会社の意向によるので、”Yes”と言っていたものが後で”No”に変わる場合もある、とのこと。監督は今も説得中だそうですが、みんながメールでもしてくれれば....だそうです。

なぜボカネグラ師に女優をキャスティングしたのかとの質問に対しては、過去の映画の宗教裁判官のイメージとは違う、女性とも男性ともとれる両義性のある外見にしたかったからとの答え。

映画のイメージはベラスケスの絵のように見えるが、アラトリステの外見はベラスケスの「軍神マルス」(注:プラド美術館蔵。上の画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。)の影響を受けているのか? という質問に、監督が飛びついたそうです。

よくぞ質問してくれたといった感じで、口髭や疲れたようなポーズなどまさにその通りなんだとか。しかも、ヴィゴにこの軍神マルスの絵の通りの格好をさせて映画のポスターを作ることまで考えたそうですが、ベラスケスはスペインの国の宝だから、との理由で評判を気にしてとりやめになったんだそうです。

そのポスターぜひ見てみたかったのに!!

Iolantheさん自身がされた質問は、監督自身が好きなシーン、今でも感動するシーンはありますか?というもの。

監督の答えは、映画の出だしのシーンと、アラトリステとマリアの病院のシーンと、映画の一番最後にコポンスが死ぬシーンとのこと。

ちなみに、Iolantheさんはすっかり監督魅了されてしまったようです。(笑)

Sandrobさん、Iolantheさん、レポートありがとうございました。

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コメント

punktさん
素早い翻訳、ありがとうございます!
worksさんで、アメリカ版ポスターと記事を見て小躍り
していました。
アメリカで公開されたら、日本でも少しは前進するでしょうか。

ヴィゴの「軍神マルス」ぜひ見たかったです。
こっそり撮影だけしてDVDにでも入れてくれたらよかったのに(^ ^;)

投稿: spring | 2007.06.09 15:54

springさん
いらっしゃいませ。
worksさんにあがっていた画像は、アメリカ版のポスターではなくて、ロンドンの上映会の会場に用意されていた映画祭のリーフレットのようです。

ヴィゴの軍神マルス、ぜひ撮影しておいて欲しかったですよね。

投稿: punkt | 2007.06.10 00:49

punktさん、こちらの記事を紹介させていただきました。

アメリカはEP公開に乗じて、その時期の公開が決まったような気もします。それでも、イギリス公開は無理なんですね。
アメリカ公開があれば、日本公開の希望が・・・

なお、イタリアは6月22日から、フランスは8月1日から公開されます。

投稿: Eriko | 2007.06.10 18:32

Erikoさん
紹介してくださって、ありがとうございます。

>アメリカ公開があれば、日本公開の希望が・・・
それが重要ですよね。
日本も、イタリア、フランスに続いて欲しいものです。
大きなスクリーンで見たい!

投稿: punkt | 2007.06.10 22:03

日本でコミカライズされたら面白いと思うんだけどなあ

投稿: かとう | 2007.06.14 09:41

かとうさん
1巻目なら、とっくの昔にスペインではコミックがでてますよ。
スペインからわざわざ取り寄せたものを持ってます。
画像はこちらからリンクをたどってどうぞ。
http://ochibohiroi.txt-nifty.com/ochibo/2005/02/post_4.html

投稿: punkt | 2007.06.14 20:24

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