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アラトリステ第3巻「ブレダの太陽」

490040512410日ほど前に読み終わっていたのですが、感想をアップするのを忘れていたので...

「アラトリステIII ブレダの太陽」 私はとても気に入りました。

翻訳チームのお1人、加藤さんがブログでご紹介されているとおり、これまでの1巻、2巻とちがって、ストーリーで読ませるというより、薀蓄のかぎりを尽くして、当時の戦争とはどんなものだったのか、スペイン人気質とは何かを、淡々と、でも同時にとても熱く語っているお話です。

スペイン人の誇り、頑固なまでのこだわりというかある種の美学、スペイン人のどうしようもなさが、愛憎入り混じって微に入り細に入り書き込まれていて、アラトリステ・シリーズにスペインの人たちが半端でない愛着を持っているというのも、理解できたような気がします。

なるほど、外国人であるヴィゴがアラトリステ役をやることに対して、ちょっと複雑な心境になるわけですね。

有名なベラスケスの「ブレダの開城」は、10年ちょっと前にプラド美術館でけっこう時間をかけて観たことがありますが、あの絵のバックには、こんな感じの戦闘があったのかと思うと、感慨もひとしおです。(巻末の手の込んだ仕掛けも楽しい。)

あいかわらずアラトリステ本人は無口で、ほとんど語ることはありませんが、反抗期にさしかかったイニゴ君の目を通しても、さりげなくイニゴを気遣う様子がうかがえます。

ずっと在庫切れだったアマゾンも、今現在は数日で対応できるようになったようですよ。

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アラトリステ」カテゴリの記事

コメント

いやあもう賛否両論はっきりしてますな、この巻は・・・・・(笑)

投稿: かとう | 2007.01.20 21:04

かとうさん
まあ、血湧き肉躍る冒険活劇を期待された方には、地面の下を這いずるようなお話はちょっと受けないかもしれませんね。
アラトリステはあまりにも無口だし。
でも、オジサンたちはみんな個性豊かで渋くていいですよ。
薀蓄話も大変好物なので、私はこの本好きですよ。

投稿: punkt | 2007.01.20 23:54

どのオヤジが一押しですか? 私はガローテ兄とドン・絞首刑。

投稿: かとう | 2007.01.21 11:35

かとうさん
う~む。
オジサンたちの中で隊長は別格として、私もガローテ兄かなぁ(笑)。

投稿: punkt | 2007.01.21 22:23

でしょ? クールでセクシーなコポンス兄が好きな人もいるようですが、やはりキザでヒョーキンなガローテ兄が・・・

投稿: かとう | 2007.01.22 18:22

かとうさん
あの、ちゃっかりした感じが憎めないですね >ガローテ兄

投稿: punkt | 2007.01.22 23:03

でも使う時は使う豪快さもあるんですよ(4巻参照)!

投稿: かとう | 2007.01.23 00:33

かとうさん
4巻目も楽しみにしてます!

投稿: punkt | 2007.01.23 22:52

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