« "The Hitcher"の写真 | トップページ | Perceval で秋の新刊予約・発売開始 »

New York Times 11月1日の記事

Viggo_book061101nt New York Times のサイトに、ヴィゴの Perceval Press の出版活動についての写真入りの記事が掲載されましたので、かいつまんでご紹介します。
サイトの写真もクリックすると大きなものをご覧いただけます。

The New York Times 11月1日の記事

【追記】 どうやら、一定期間を過ぎると上記のリンク先を閲覧するのにユーザー登録が必要になるようなので、左の写真をクリックすると大きな写真がポップアップするように修正しました。
また、記事全文は、viggo-worksのこちらにも転載されています。

記事は「ヴィゴ・モーテンセンの異例の役:独立系出版社の重要人物」と題して、まず、デンマークのオルフス大学多宗教研究センターのヴィゴ・モーテンセン氏の“Theology and the Religions: A Dialogue”と呼ばれるアンソロジーを、ヴィゴの本だと思って間違って買ってしまって怒っている人たちの話から始まります。

確かに、アメリカのアマゾンで検索するとこの本が出てきて、レビューのところは間違えて買った人たちの怒りのコメントが書き込まれています。

そして、ヴィゴが文芸方面でも活躍していること、自分の出版社を持っていることに話を進めていきます。

もともと、ヴィゴの本を出版していた Smart Art Press との再版の時の契約で、再版した本の半分を渡されて「後はお好きに」と言われたのが Perceval Press を立ち上げるきっかけになったそうです。こうして、聖杯伝説に出てくる聖杯の騎士パーシヴァルから名前を取った、Perceval Press が2002年に誕生しました。
2003年には、ヴィゴの3冊の本(Miyelo、45301、For Wellington)を出版して、事業は黒字になったそうです。

私が持っている “SignLanguage” はちょうどこの頃のものなので Perceval Press ではなくて、 Smart Art Press 出版のものです。

最近、"Alatriste" の映画祭参加の途中で、モーテンセン氏はニューヨークに立ち寄った。彼は近々 Perceval Press から出版される4冊の本の暫定版を持ってきたのだ。今や、Perceval Press は年間約8冊の本を出版し、それらはすべて、いつものようにモーテンセン氏が手ずから、細かいところにこだわったやり方で指示を出している。

「私は全ての本が出版される前に、繰り返し入念に吟味するんだ。」と彼は言う。それは、Jomagar(実質的にそれらを製本しているマドリッド郊外のスペインの出版社)に対しての校正刷りへの立会いも含んでいる。

この記者がヴィゴに取材をしたのは、マンハッタンのアルゴンキン・ホテルだったようです。おそらく、上の写真もこのときに撮影されたものでしょう。
この後、これから Perceval Press から出版される予定の本の紹介に続いて、こんなコメントも書かれています。

この雰囲気(訳注:Perceval Press の細部にこだわって美しい本を作ろうという雰囲気)が、Perceval の著者志望者を引き寄せることは驚きではないが、モーテンセン氏は物柔らかなその話し方から想像されるのよりもタフである。「ノーと言う事に困難を感じたことはないよ。」と彼は言う。

さらに、今回出版されるヴィゴの新刊 “I Forget You for Ever”(永遠にあなたを忘れる)の奇妙なタイトルは、この本に使われたヴィゴの写真の、イランのバスに書かれていた言葉をそのまま本のタイトルにしているのだそうです。

Perceval はカリフォルニアのサンタモニカで、小さなスタッフでやっている。そのスタッフにはモーテンセン3兄弟の一番下のウォルター・モーテンセンも含まれている。ヴィゴ以外は4人のスタッフで運営されている。この中で商才があるのは誰かと尋ねたら、ヴィゴ・モーテンセンは「たぶん誰も商才はないね。」と答えた。

Perceval Press には、明らかに儲けようとか、商売を大きくしようという考えはまったく存在しそうにないですものね。

この “I Forget You for Ever” には、ヴィゴがイランを Sara Solati を見舞うために訪問した時に撮影された写真が何枚も含まれているようです。
というわけで、この記事では、この次のヴィゴの新刊が出るとすると、それはロシアとロンドンに何かしら関係する可能性が高いだろうと書かれています。

最後に、ヴィゴにはこれから3本の映画の仕事が控えていることから

そして、どうやって Perceval はこの厳しいスケジュールと折り合いをつけるのだろうか? 「私は今までそうしてきたのよりも、たくさん寝る必要がある。」と彼は言う。「寝る時間を削ってきたんだ。どうもやり過ぎだと感じる時が来たようだね。だから、来年はそんなにたくさんの本は出さないかもしれない。」
「もちろん」と彼は付け加えた。「今年に比べて、という意味だよ。」

ヴィゴ、あんまり無理をして体をこわさないでくださいね。

|

« "The Hitcher"の写真 | トップページ | Perceval で秋の新刊予約・発売開始 »

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

コメント

 翻訳ありがとうございます。 実ははじめにこの英文記事見たときに、冒頭の部分でもしかしてネガティブな記事?とドキドキしちゃったんですよ。 なぜだか。

>「たぶん誰も商才はないね。」
 ヴィゴさんが選んだ人たちだから(^^)、間違いなくそうなんでしょう。

投稿: mizea | 2006.11.03 23:19

mizeaさん
>冒頭の部分でもしかしてネガティブな記事?とドキドキしちゃったんですよ。
いきなりで出しが "Pity Viggo Mortensen,..." でしたからね。一瞬ドキッとしますよね。
記者の狙いどおりに引っかかりましたね(笑)。

たいして儲けがなくとも、収支トントンで、他所では出版の機会がなかなか無いような本を世間に紹介できれば、設立の趣旨を満たしているのですから、ヴィゴとしては満足なのでしょう。

投稿: punkt | 2006.11.04 20:55

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« "The Hitcher"の写真 | トップページ | Perceval で秋の新刊予約・発売開始 »