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Diario de León 9月3日の記事

Diario_de_leon060903viggo-worksに、レオンプレミア翌日の Miguel Ángel Nepomuceno記者によるヴィゴのンタビュー記事を載せた、Diario de León の紙面のコピーが掲載されています。

Diario de León 9月3日の記事(紙面のスキャン)
Diario de León 9月3日の記事(Web版:素敵なヴィゴの写真あり)

また、この記事をいつものように、viggo-worksのpaddyさんが英訳してくださったので、それを元に、一部省略してご紹介したいと思います。

「こんなに愛情のこもった、とても多くの人の歓迎は思ってもみなかった」
         By Miguel Ángel Nepomuceno

前日の金曜日、映画アラトリステのスターは、逸話と素敵な瞬間に満ちた忘れられない日を生きたレオンにじきに戻ってくると約束した。

疲れをまだ目の中に見せ、capitan-alatristeフォーラムのメンバーが前日プレゼントしたTシャツを着て、ヴィゴ・モーテンセンは涼しい土曜日の朝、すでに神話となったカピタン・アラトリステの切っても切れない仲のフランシスコ・デ・ケベードが牢に入れられた同じ壁の下で、私たちを迎えた。

サン・マルコス(訳注:レオンのパラドール、ホテル・サン・マルコス。元修道院でレオンを代表する歴史的建造物の1つ。)の建物は以前から彼の注意を惹きつけていた。彼が到着した日、非常に関心を持ってヤネスにチャプターハウス(参次会集会所)の素晴らしい羽目板張りの天井を見せていた。そして、マドリッド人の監督が魅了されたのを受けて、彼は「それなら、聖歌隊席を見なくちゃいけないよ。」と注意した。さらにまた、この俳優は彼が旅したこの場所についての芸術と歴史の膨大な知識を披瀝した。

「これは驚きだよ!」と彼は私たちに言った。「レオンの人たちの親愛の気持ちについては知っているけど、こんな風に私に対して精一杯の努力をしてくれようとするなんて思ってもみなかった。また、市議会とレオン州議会によって与えられた優遇に対してもとても感謝している。すぐにスペインに戻ってきて、レオンに来てみなさんと一緒にいる時間をとるよ、と彼らに言いたいね。」

今週あったあらゆるイベントについて、ヴィゴ自身はその詳細の情報を Diario de León の多くのページを通して得続けていたと私たちに言った。「これは素晴らしい仕事だったよ。ほとんどのページを私に捧げてくれた新聞なんだもの、それについてお礼を言いたいと思うよ。」

報道にこんなにもたくさん登場することの不都合な点についてのジョークを言いながら、この俳優は、そうは言っても最初のインタビューがこの新聞で発行されたことが、何も彼に問題を引き起こさなかったことを認めた。実際のところ、問題は制作会社のほうに起きた。彼らは、近いうちに何かニュースを約束させようとする残りのメディアと戦わなければならなかった。

私たちの会話は、必然的に、非常に大きな成功をおさめたアラトリステ・プレミアの日の話題となった。「多くの人たちがこの小説をすでに読んでいて、映画には登場しない人物やシーンがあって欲しいと思うであろうとこは知っていた。でもこれは仕方がないことだ。アグスティンは長編のサガを凝縮して、たった1本の脚本にしなければならないということに直面したんだ。それはそれとして、これは評判になる偉大な映画だと思う。そして、同じことがトロントでの公開でも起こるといいと思うよ。これは良いストーリーでヤネスはそれに値するよ。」

ヴィゴ・モーテンセンは徹底的な事前の研究なしには役柄を作り上げない俳優の1人である。それ故、彼は自分の話すことが流暢で信憑性のあるものにするため大きな努力をしてきた。「私の声はどんな風に聞こえた?」と彼は言う。「最初、奇妙な風に感じたからね。」ヴィゴは、スペインでは一流の吹替俳優の素晴らしい伝統があることを知っている。だが、彼は彼自身の声を聞けるほうがより価値があると考える一方、挑戦であるとも考えた。その意味で彼は、格調高いナレーター、フアン・エチャノベ(彼の声はこの映画の冒頭で使われる)によってなされた素晴らしい仕事に注目したがった。「彼の完璧なイントネーションは、だぶん彼が舞台出身というところによっているのだろうね。舞台では、これはとても重要な資質だよ。」

さて、この後に名前こそ出てきませんが、実はMisaさん、Sachieさんたちが登場します。
このあたりの事情について詳しくは、Sachieさんのサイトや、Misaさんのブログ(いよいよプレミアレポートがスタート)をご覧くださいね。

東洋の感受性

観客の反応、特に世界の他の地域からやってきた、とりわけ日本から来た人たちがいたことについて知った事実は、彼にこの映画はこれらの国々でも歓迎され得ると思わせた。

「日本人の感受性はとても繊細です。ある意味では、サムライの礼儀作法それ自身が、アラトリステの兵士達によって受け継がれる決闘の作法にまったくよく似ています。」これらの言葉は、私たちのテーブルに、大阪からきた3人の若い女性たちが、ペレス・レベルテの小説の日本語のとても入念な版を彼に贈ろうと現れた時に発せられた。ヴィゴはその素晴らしい仕事に、特にその中の挿絵に大きな興味を示した。彼のファンたちによれば、その挿絵は芸術家がそれを描く前に、スペインの歴史とその文化を詳細に研究してから描いたとのことだった。

手の中にペレス・レベルテの小説の中の1冊を持って、このキャラクターが小説の中で使う言葉があまりに粗野なので、映画の中では和らげられたと彼が考えているのかどうかという、私たちの疑問について、彼は(小説のとおり)やったと言った。彼はさらに付け加えて、レベルテ触れているように、それはあの頃のあの種の人々の間では共通語だったと知られているとはいえ、アグスティンはかなりの量のそういった言葉を入れたがったと言った。

「私自身」と彼は言う。「タノ(訳注:ディアス・ヤネス監督)に、何かレオン人の言い回しを取り入れることを提案したんだ。でも彼は、観客が何が話されているのか理解できる、現代の言葉に近い言語の方がより重要だと私にわからせて、このアイディアは捨てられたんだ。とは言うものの、この映画は言葉よりも、目に見えることと話されないことの方がより重要なんだけどね。」

この後、ヴィゴがハリソン・フォードの後継者と一部で言われていることや、指輪3部作に次いで、このアラトリステでは共演の他の俳優たちやクルーたちととても良い関係が築けたことなどが話されます。ヴィゴがレオンの旗の色だというスカーフについて、ミゲル記者は「だが面白いことに、サン・ロレンソの色でもある。」なんていう注釈を入れています。

続いてはアラトリステの音楽に触れているのですが、ちょっとネタバレなのでここは省略。
そして最後の部分

私たちのリラックスした会話を続けているうちに、写真を撮ったりサインをもらう、このたぐいまれなる機会を逃したくないファンのグループたちが、おずおずと私たちのテーブルに近づいてきた。彼の存在は、私たちの市を最初に訪れた時はほとんど気づかれなかったが、突然の人気に変わりつつあって、今や彼はこっそりと立ち去ることができるのがやっとだ。人気は7番目の芸術のミューズが気まぐれに与えるものだ。だが、ヴィゴ・モーテンセンの場合、彼は確実にできる。それ(人気)は先行しているが、彼の人間としての資質、近くにいること、そして彼の約束に対して全力を注ぐことによって支えられているのだ。

またすぐに会おう、世界の旅人、心の中はレオン人!

ミゲル記者の記事は、ヴィゴに対する敬愛の情があって素敵ですよね。
paddyさんも、いつも英訳ありがとうございます。

明日、明後日と出張で、記事のアップはちょっと難しいと思うので頑張って今晩中にアップしてしまいました。急いで訳しているので、チョンボがあるかもしれませんが悪しからず。

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コメント

出張前のお忙しい中、アップありがとうございました♪
「大阪からきた3人の若い女性たち」はこういう話の流れで登場されていたのですね〜。なるほど。
Sachieさん、Misaさんのレポと並行して読むと、ますます臨場感が高まります♪

ところで、わたしもミゲル記者はもっと若い方だと思いこんでました。熱い尊敬の念がほとばしる文章(笑)を読んでいたせいか、まさか渋めのおじさまだとは夢にも思いませんでした。
いかにもベテランそうな記者さんにここまで熱く語らせるびごさんに改めて感服です。

投稿: mate_tea | 2006.09.06 23:01

Misaさん達はあの1巻をヴィゴに送ったんですかああああ(くらくら)。ヘンリー君が読まなきゃいいけど(笑)。

ともあれ、長野先生のイラストが好評のようで何よりですわ。記事のご紹介をありがとうございます、punktさん。

投稿: verano | 2006.09.07 09:38

>ペレス・レベルテの小説の日本語のとても入念な版

 あいや~~って感じですね。そうだろO内よ。2巻には期待しているぞ。

投稿: かとう | 2006.09.07 21:10

mate_teaさん
やっぱり、mate_teaさんもミゲル記者はもっと若い方だと思いましたか?
年輩の方でも、やはりラテンの方は情熱的なんですね(笑)

veranoさん
確かSachieさんがプレゼント用に1冊持っていったと聞いたようなきがしますよ。
大丈夫、ヘンリー君はあれに気づくほど日本語の達人ではないですよ。Sachieさんのレポートによると、ヴィゴは長野先生のイラストをとても熱心に見ていたそうですね。
ミゲル記者の記事→paddyさんの英訳を通して、今ごろは世界中のヴィゴファンの間に、日本版アラトリステの評判が広まりそうですよ(笑)

かとうさん
やはりそこが受けましたか。
ミゲル記者も、ヴィゴも、まさかこの本が....とは気がつきますまい。

投稿: punkt | 2006.09.07 22:48

> ペレス・レベルテの小説の日本語のとても入念な版

そりゃあ英版見てたら挿絵はあるし表紙フルカラーだし、念が入っているように見えるでしょうよ。・・・もしかして1巻消化を助けてくれるのは海外ヴィゴファン?(笑)

かとうさん、私のブログに書きましたとおり、何事も完璧を目指しますが、世の中に完璧はあり得ません。これは諦観じゃなくて真理です。でも完璧は常に目指すと。

punktさん、ヘンリー君はオタクですから。オタクは舐めてはいけない気が(笑)。私だってオタクが斜め向いて今があるのです(^-^;)

投稿: verano | 2006.09.08 09:29

veranoさん
>もしかして1巻消化を助けてくれるのは海外ヴィゴファン?
viggo-worksにでも行って、日本アマゾンの英語ページのリンクでも貼ってきますか?(笑)
これが、あの記事に出てくる、ヴィゴがとても感心した本ですよ、といったら。本当に結構売れるかもしれませんよ。
そうか、ヘンリー君はおたくかぁ。
彼は日本のマンガを読みたくて日本語を勉強しているのかな、と思ってるんですが。

投稿: punkt | 2006.09.09 15:20

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