« Cinemaniaのスキャン画像 | トップページ | トロント国際映画祭 アラトリステ上映スケジュール »

Lecturas のインタビュー記事(後半)

スペインの雑誌 Lecturas 2006年8月30日号のヴィゴのインタビュー記事の後半です。
viggo-worksの Margaritaさんの英訳を参考にさせていただきました。

Lecturas のインタビュー記事(前半)

今回もアラトリステのネタバレはありません。

あなたのアラゴルンによる成功は、あなたの息子さんのおかげだというのは本当ですか?

彼はこの映画に参加するように私を説得した1人だよ。彼はこの3部作をすでに読んでいて、ストーリーを暗記していたんだ。アラトリステでも同じことが起きたんだよ。脚本を読むまでは、私はそれについての手がかりを持っていなかった。アラトリステについて彼に話したんだ...彼は私にノーと言わさせなかった。

知らずに彼はあなたのもっとも優れた代理人になったみたいですね。

この頃は、彼にたびたび感謝しなくちゃならないと思っているよ。彼と一緒に大いに笑うんだ。彼はやがて19歳になる。そして今まで長い間、私たちはとても面白い会話をしてきた。私は彼をとても誇りに思ってるんだ。なぜなら本当に思慮のある子で、とても忍耐強く、動物を愛しているからね。いかれているみたいに見えるかどうか分らないけれど、過ぎていく日々、私は彼を見習う手本と見ているんだ。

それは普通、反対なのでは...

両親は、自分自身のある種の延長として、自分たちの子供に自分自身を投影してみると言われる。だが、私については、息子と私は良い友達なのでそれは起きなかった。私は若い父親だったし、息子は私を無条件の友達と認識して育ったんだ。信頼の問題だよ。

共通点は何ですか?

彼は本当に好奇心の強い子で、孤独を好む。私が彼の年頃だった時、私は釣り、静かに遊ぶこと、1人で散歩することを好んだ。そしてそれは私から彼に遺伝したんだ。それは本当に、私自身の反映を彼の中に見て、また自分の子供時代を思い出す瞬間だね。

そのような何年かをあなたはアルゼンチンで過ごしたんですよね。そこであなたはスペイン語が流暢になり、ある種の習慣が...

私がマテ茶を愛飲していることを言ってるのならば、その通りだよ! これはアルゼンチン人の習性で、私はこれがなくちゃ生きられないんだ。私はサッカーも好きだよ。私はあの国での時間を、大いなる愛情と郷愁とともに思い出すんだ。私は未だにアルゼンチンとの絆がある。私は子供の時にあそこで幸せだった。それは本当だよ。

あの頃に戻りたいですか?

ためらいなくね。私がやったことを一つ一つ、すべて繰り返すだろうね。過ぎていった年月は私をよりり成熟させる視野を与えてくれた。今は後になってそれらの事に気づいたのだが、それらの年月に学んだことが、今日の私を作っていると考えている。そして、私はどちらかといえば変わった男だと自覚しているにもかかわらず、最終結果がひどく悪かったとは思っていないんだ。

あなたは自分自身のもっともひどい批評家ですか?

そうだね。私は本当に自分自信には厳しいよ。私は永遠に満足しないんだ。いつも物事はより良くなり得ると思うんだ。だから私は一つ一つの役をもっと良くなるように努力するんだよ。良い批評の価値は認めるが、私が改良するのに必要なことを私以上に良く知っているものはいないよ。

ハリウッドで生き延びるのは簡単ですか?

私が担う人生についてはイエスだ。私は自分の空間を求めるということで有名で、それは事実だ。ハリウッドの「華やかさ」には興味はない。私は仕事のためにそんな生活をする必要がなくて幸運だよ。だから私の生き残りは保証されているんだ。

そして虚栄心?

少しの虚栄心はあるね。もしも虚栄心がなかったら私は俳優にはならなかっただろう。でも、私は一生懸命に働いて、そして私のうぬぼれはそんなに大きくはならなかった。私の仕事は物語を伝えることであって、名声と賞を獲得することではないんだ。

映画撮影でもっとも素晴らしい部分はどこですか?

仕事仲間との関係と、何よりも私の趣味のものを生み出せることだね。写真を撮ること、絵を描くこと、文章を書くこと、音楽を作曲すること...

映画の世界でやることを、自分自身に対して求めたことはありますか?

何度もあるよ。だが、いつも期せずして、私の内面にあるものを共有することを認め、芸術的表現の別の方法を探索することを私に許す、ぴったりの専門家の中にいるという結果になるんだ。

政治の世界に入ろうと考えたことはありますか?

とんでもない! アーノルド・シュワルツネッガーはすでにやっているけどね。我々はめいめい、自分たちの限界と本当に何が得意なのかを知っている必要がある。私は自分の仕事を通して、とても効果的に人々に影響をおよぼすことができると思っている。

映画のおかげだとあなたが思うことは何ですか?

多くのことがあるが、特にロード・オブ・ザ・リングや、今はカピタン・アラトリステの撮影中に私の家族になった人々の集まりに会えることだね。

あなたに投影されたイメージを気にしますか?

それについては心配していないよ。私はこの仕事に、絵を描くこと、文章を書くことと同じに情熱を注いだ...これらの全ての活動は私の生活を作りあげて、私をよい気持ちにさせてくれるんだ。その他のすべてのことは、マーケティングの問題だよ。

「ヘンリー君が自分の手本だ」などと言うことについては、ちょっとは親バカなんんだという自覚があるようです(笑)。
アルゼンチンの子供時代に対する郷愁と愛着がそんなに強いとは知りませんでしたが、ヴィゴの人格形成におけるアルゼンチンの影響は相当強いのでしょう。三つ子の魂百までなわけですね。そういう意味でも、アルゼンチンの人たちに、そのまま吹替えなしで見てもらえるアラトリステへの出演は嬉しいことだったのかもしれません。

英訳をしてくださった Margaritaさん、ありがとうございました。

|

« Cinemaniaのスキャン画像 | トップページ | トロント国際映画祭 アラトリステ上映スケジュール »

Viggo Mortensen」カテゴリの記事

アラトリステ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Cinemaniaのスキャン画像 | トップページ | トロント国際映画祭 アラトリステ上映スケジュール »