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「ウクレスでのアラトリステとの再会」(その4)

「ウクレスでのアラトリステとの再会」(その3)の続きです。

Diario de León 6月26日の記事より

Viggo-Works の paddyさんが英語に翻訳してくださったものを参考にして、ご紹介しています。
今回は、要約するのがもったいないようなところだったので、冒頭に引用されている Eduardo Marquina の詩以外を全部訳してみました。

今回参考にした paddyさんの英訳

おお、カピタン、私のカピタン!

私は、どんなに彼が変わりなく親切で礼儀正しいかということに驚いた。あらゆる人の要望を親身に聞いて、時にはこのような特定の時の我々の要望の先を行く。それが単に、まだ汚れた戦闘服を着たままで、チリに残してきた彼の妻や娘のためにサインを頼むために恥ずかしそうに彼のところに来る1人のエキストラであったとしても、エキストラたちや残りのクルーたちは等しく同等の注意を払ってもらえる。「もちろん!私たちと、ちょっと一緒に座って何かを食べてくれ。」それはカピタンの暖かい対応で、今度も彼は自分の部下の面倒を見る。

男たち - その中の何人かは彼の呼び出しに忠誠をつくし、彼のメイクアップ係である、優雅な物腰と騎士の礼儀の如才ないホセ・ルイス・ペレスのように、彼に従って、眉一つ動かさず平然とニュージーランドの平原から、あるいはアメリカの海岸から、クエンカの焼け付く平野にやってきた。ホセの父方のルーツはレオンの村である、Sahelices de Saberoに深く根ざしていて、ヴィゴとは5年前、ロード・オブ・ザ・リングの撮影中に出会ったのだ。

「ヴィゴは素晴らしいよ。本当の紳士だ。」彼は私たちに言った。「私は彼にあそこで出会って、3年間一緒に働いたんだ。そして、ある日思いがけず彼が電話してきた。それで、私はアラトリステで働くために来たんだけど、少しもためらいはなかったね。」

最初は、ヴィゴにレオンについて話したのが、義父の出身がその地である、ホセ・ルイス・ペレスだろうと考えたとしても、彼が私たちに述べたことに従えば、真実はそのようではなかった。「ヴィゴは教養があって、撮影しに行く場所について調査する人だということを考慮しなくちゃいけない。レオンの場合は、彼が昔の王国に関するたくさんの本を読んでいることを知っているし、彼はその詩人、作家、画家、歴史と地理を知っている。そしてその地に関することは何でも注目して良く知っているし、覚えている。あなたはちょうど彼のトレイラーを見たでしょう? そこにはレオンの写真、特ににクルエーニョ、マスチフ犬と、風習、プロセッション(訳注:宗教儀式の行列)、行事、その他その地域に関することの、膨大なコラージュがある。可能な時はいつでも、彼はそこに上がって、レオンの物でいっぱいのところに戻ってくるんだ。最近は撮影に参加している俳優たちやスタッフたちと共有しているよ。彼はクルーのメンバーの誰かが、その地の出身だと気づくといつも喜ぶんだ。小道具で働くヌリアの場合のようにね。彼は彼女と話して分かち合い、かの地で何が起こっているかに興味を持つんだ。」とホセ・ルイスは、友人のことを良く知り、彼が何を好むか、彼の嗜好と何よりも熱中していことを知っている人の重みを持って話した。そして、私たちはそれを彼が既にアデマール(英訳注:レオンのハンドボールチーム)の勝利と、彼が好きなゲームであるチェスの名人戦の開催を知っていることで確認した。

メイクのホセさんが、LOTRでヴィゴを担当した方だったのは知っていましたが、ヴィゴ自身が声をかけて呼んだとは知りませんでした。ヴィゴに呼ばれればためらいなく馳せ参じる人々がいるという事実。いかにヴィゴが一緒に仕事した人々に愛され信頼されているかの証といえるでしょう。
そして、LOTRの時と同様に、ヴィゴのトレイラーの中は写真のコラージュでいっぱいだったんですね。LOTRに比べればずっと撮影期間は短かったわけですから、今回は鏡は見えていたんでしょうか?

まだ続きます
 ⇒ 「ウクレスでのアラトリステとの再会」(その5)

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コメント

ヴィゴの役柄の背景に対する情熱に感動しました。
今日ムビスタでHoVのロケ現場の様子を読みましたが
どの現場でもヴィゴは周りの人をうまくまとめて
一度でも一緒に仕事をした人は、信奉者になるんでしょうね。
また、ご紹介させて下さい。

投稿: aya | 2005.07.05 00:36

ayaさん
ヴィゴと一緒に仕事した人たちは、みんなヴィゴが大好きになるみたいですね。
彼のためなら、と駆けつける人々があちこちにいる、ということはすごいことですよね。

投稿: punkt | 2005.07.06 00:12

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