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五線譜のラブレター

B0008EMLG4映画館で見たのは昨年の12月ですが、DVD(五線譜のラブレター 特別編)を入手したのでご紹介します。

五線譜のラブレター
公式HP

原題:De-Lovely
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケビン・クライン(コール・ポーター)
   アシュレイ・ジャッド(リンダ・ポーター)
   ジョナサン・プライス(ゲイブ)
特別出演:ナタリー・コール、エルヴィス・コステロ、シェリル・クロウ、ダイアナ・クラール、アラニス・モリセット、ロビー・ウィリアムス

「エニシング・ゴーズ」「キス・ミー、ケイト」をはじめとする、数々のミュージカルや映画音楽の名作を作った音楽家コール・ポーターの半生を、豪華なミュージシャンの競演で、ミュージカルのようなショー形式とドラマをない交ぜにして描いた作品。
コール・ポーターの才能に惚れ込んだリンダ・リーは、彼が同性愛だと知った後も気にすることなく、彼を支え、その才能を伸ばさせるために結婚。コール・ポーター生涯のミューズとなります。

「私と同じように愛してくれなくてもいい」と言いながらも、男達とアバンチュールを繰り広げるポーターに一抹の寂しさをぬぐえないリンダ。性的には男達に惹かれながらも、リンダも愛しているポーターの曲は、どれもリンダへのラブ・ソングと言っても過言ではありません。

1920年代から50年代にかけての優雅な社交界を背景に、豪華な衣装と、何と言っても素晴らしいコール・ポーターの曲の数々。歌詞がとっても洒落ているのですが、歌詞もほとんどポーター自身の手によるものなんですね。

コール・ポーター役のケビン・クラインは、ほとんど全てのピアノを弾くシーンを自身でこなし、歌も別録音ではなくて、演技をしながら生で録音したものなんだそうです。
コール・ポーターの曲とは知らなくても、きっとどこかで聞いたことがある名曲の数々が、本当に素敵です。
ストーリーに沿って選ばれた曲の使い方が上手くて、歌詞の内容がぴったりとあっているシーンで使われているのには感心しますよ。
優雅で、洒脱で、ほろ苦い、大人のラブ・ストーリーです。

サントラを買い込んで、しょっちゅう聞いていたのですが、最近出たばかりのDVDは、メイキングや未公開映像、シーンの舞台裏などの特典もなかなか充実していて、お薦めです。

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コメント

>punktさん
ナズも買いました~♪>五線譜のラブレターのDVD
本当に見応えのある映画ですよね~!
またケビン・クラインやアシュレー・ジャッドの演技の
すばらしいこと~~♪
特典もいっぱいで、うれしいですね~♪

投稿: ナズ♪ | 2005.06.13 23:43

ナズ♪さん
やはりお買い上げになったんですね。
何べんも見返したくなる映画ですよね。
細部まで神経が行き届いた、とても素敵な作品です。

投稿: punkt | 2005.06.13 23:58

 こんにちは。私は古い映画が好きで、古いミュージカルも好きなものですから「五線譜のラブレター」は楽しみに見に行きました。愛情を持って丁寧に作られていた映画でよかったです。

 この映画の宣伝は、同性愛についてほとんど触れておらず、作品中でももしかして一切触れてないのではと思えるほどでした。雑誌などの作品紹介で、すこしふれてあるていどでした。
 あまり強く打ち出すのも違うと思いますが、全然出さないのも映画の魅力を伝えないのではと思ってしまいましたね・・。

 今週、NHK-BSでMGMミュージカルの総集編映画をながしているんですが「エニシング・ゴーズ」「キス・ミー、ケイト」もでてきました。
 細かいこというと、白黒映画のミュージカルが、カラーの時代のより好きなんです。 燕尾服と手袋、そして社交ダンスが、普通の人にもまだ近かった時代のミュージカルのほうが、自然な感じがするんです。 (街行くエキストラまでほとんどすべて白人・・というのも時代ではありますが)
 なので若い二人があったころの衣装やセットが素敵というか、ツボおされまくりでした。

投稿: | 2005.06.16 11:14

いらっしゃいませ。

>愛情を持って丁寧に作られていた映画でよかったです。
そうですね、とても大事に作られているのが感じられて、素敵な映画でしたね。

BSで放送されていた「ザッツ・エンタテインメント」もPart2だけ見ることができました。
「五線譜のラブレター」も、ミュージカル王国MGMの制作なんですよね。だからこそ、丁寧な作りだったのかもしれませんが。

投稿: punkt | 2005.06.17 00:27

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