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A History of Violence プレスキットより(その2)

昨日も紹介した、カンヌ映画祭公式サイトに掲載されている A History of Violence のプレスキットから、ヴィゴに関係する部分のほんの一部分をご紹介します。
 ⇒ プレスキットより(その1)

「ヴィゴは私のタイプの俳優なんだ。」とクローネンバーグは微笑んだ。彼は、ただ主演俳優というだけではない性格俳優と一緒に仕事をすることを好む。「まず第一に、彼らは伝統的な主演俳優ととして自分自身に見ている、ある種のイメージを守ろうとすることはないので、ためらうというようなことはない。そしてそのことは、彼らのあらゆる種類の限界を広げるので、そこから描くためのもっと大きなパレットを与えることになる。私は、主演俳優よりも性格俳優に典型的な、ある種のエキセントリックさが欲しいのだが、さらに主演俳優の存在感とカリスマ性も必要なのだ。」

「ヴィゴは完璧だ。彼はカリスマ的な主演俳優というだけでなく、とても複雑な役を演じる深みがあると私に感じさせる別の特質もあわせ持っている。彼は、私が愛するディテールに対してとてもマニアックなんだ。彼は、彼の役柄がどんな風に動き、話し、着る、といったディテールに焦点をあててこだわっている。彼の仕事振りを見て、彼と相互に影響し合うことには、本当にすごく目を見張らさせられるね。」と監督は言った。2週間、モーテンセンと身近に接して仕事した後、彼らは兄弟のように感じたと認めている。

そして、トムのキャラクターなら自分の家に置くだろうと考えて、ヴィゴ自身がアメリカ中西部の旅行で購入した工芸品がいくつか、映画の中のトムの家に飾られているそうです。

「ヴィゴは、彼の役柄が登場するであろう環境を作りだすのを助けることに、とても積極的だったよ。これは、まれなことだね。」とクローネンバーグは言う。

「神は細部に宿る」といった感じでしょうか。ディテールにこだわって、とことん役作りをするヴィゴのアプローチが、やはりこの作品でも監督に認められていて嬉しいですね。

 ⇒ A History of Violence プレスキットより(その3)

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コメント

punktさん、新シリーズの連載開始ありがとうございます!(笑)
ほんとうに、量も内容もたっぷりのプレスキットですね。たっぷり過ぎて、どこから手を付けていいのやらだったので、punktさんが紹介してくださるのを、秘かにお待ちしていました。
撮影中の写真や、コメントなんてほとんどないに等しかったHoVでしたから、こうやって映画のプロセスを知ることができるのはうれしいです。(いずれ、ここから引用されたものが、いろんな媒体に載るのでしょうが)
やはり、こだわりのヴィゴでしたね。そういえば、お母様の所に行ったときに地元の画家の絵を、トムの家に飾るために選んだという話を思い出しました。
プレスキットの紹介をしてくださっていることを、私のところで紹介させてくださいね。

投稿: えり子 | 2005.05.14 00:34

 すいませんHoVでなく「アラトリステ」関連の書き込みです。
 ネット徘徊でこんなページを見つけました。 全体としてどんなサイトなのかつかめていないのですが、新作紹介に「アラトリステ」がありました。
 ネタバレを(私なりに微妙に)回避していて、今までの記事や写真なども全部は見ていないので、はっきりしないのですが、写真は私は初めて見るものでした。
http://www.tf1international.com/fiche.php?Film=235

投稿: mizea | 2005.05.14 15:40

えり子さん
いつも紹介してくださって、ありがとうございます。
ものすごく盛りだくさんで、全部なんてとても紹介できません(笑)
ネタバレに関係なさそうなところだけを、もうちょっと紹介しますね。

mizeaさん
さっそく、紹介させていただきました。
アラトリステの配給を担当する映画配給会社のサイトなので、いわば公式のニュースですよ。
素敵なサイトを教えてくださってありがとうございました。

投稿: punkt | 2005.05.14 19:58

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