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Diario de León 3月20日の記事より(その2)

Diario de León 3月20日の記事より(その1)の続きです。

Viggo-Works の paddyさんが英語に翻訳してくださったものを参考に、部分的に元のスペイン語をチェックしながら日本語にしてみました。
Diario de León 3月20日の記事
今回ご紹介部分に相当する、paddyさんによる英訳

アラトリステとの会談

彼はマドリッドへ帰る時間が迫っているにもかかわらず、2、3分の軽い会話にしようとはしなかった。そして、彼はサン・マルコ橋で、頂上に雪をいただいた クルエーニョ山を見つめる彼の写真を撮ることを了承すると、別れのあいさつを言って、そこを離れた。
しかし、私が家に着く前に私の携帯電話が鳴り、私はヴィゴの柔らかい声が、電話の向こうから、もっと多くの話をするのに十分な時間がなかったことを謝るのを聞いた。この一つのちょっとしたことが、彼が、自分のイメージだけに気を使って自分の周りの人々のことなど気にかけない、映画の世界のステレオタイプとは程遠い、飾らない人物であることを表している。私は彼に、いくつか私の記憶に残る質問をする機会を得て、彼は急がずに落ち着いて答えた。

「すでにあなたに話したように - 彼は言った - 私がこの土地に来た理由の一つは、私のアクセントを完全にするために、人々の話し方を聞くためなんだ。それが彼らの言ったことを全部録音した理由で、正確な発音を聞くために、何度も何度も同じ事を尋ねた。実際、彼らはとても親切な人たちで、少しも迷惑がらなかったよ。」と強調した。

モーテンセンと話をする上でもっとも魅力的なことは、その声と、自分自身をスターと思わず、誰かが彼について事前に準備したどんな観念をも打ち砕く、高潔で知性的な人物の考えを聞けることだ。ユーモアのセンスとともに、辛抱強く彼がこの土地に来たのは自分自身の考えだと強調した。


ヴィゴの声を魅力的だと誉めている記事って、ちょっと珍しいですよね(笑)。しかもこの記者は男性だし。
「私は以前からずっと思っていたんだ - 彼は強調する - アラトリステの性格は、フィクションだとはいえ、彼の個性が結びついている出身地が必要なんだ。だから、私はそれを El Curueño の高地に決めた。この地は寒く、アラトリステのように人々の性格を強固にし、人々のふるまいは簡潔だ。だが、彼らをゆっくりと知ることができるようになると、彼らは高潔で気取らない。ペレス・レヴェルテが私に言ったことは、彼が考え出したフランダース第3連隊のキャプテンは、北部の人々の性格と共通点があるということだ。そしてその性格を注意深く研究した後、私はクルエーニョの地に彼を位置付けられると確信したんだ。
私はいつもするように、私が訪れた土地に関する情報を得ようとした。それは私が演ずる役柄を充実させる助けになる。La Mediana、El Curueño そして El Bierzoに関するものまで、自分の手に入るもの全てを読んだ。レオンにいた最初の週の間、私は Compludo とその周辺に行き、この県の北部地域と北西地域の全景を見ることができた。私は、これが役柄になりきるために一番良い方法だと信じている。彼の出自、環境、彼が育ったのはどんなところか、どんな家に住み、何を食べ、どんな風に人々が暮らして話すのかといったことを知ること。こういった前提がないと、役柄を信憑性のある生きたものにすることは決してできない。」

記事の主要部分の紹介は、2回程度で済ませるつもりでしたが、その後、さらに paddyさんが英訳を追加してくださっています。一度にご紹介するのには、ちょっと長いので後2回程度に分けてご紹介しようと思います。

 ⇒ Diario de León 3月20日の記事より(その3)

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コメント

早速(その2)も訳していただいてありがとうございます。
ヴィゴの役作りに対する姿勢は、いつも素晴らしいですね。
ますます、好きになっちゃいます。
また、ご紹介させていただきます。

投稿: aya | 2005.03.23 20:18

ayaさん
さっそくリンクしてくださってありがとうございます。
ヴィゴの役作りは徹底的なんですよね。
記事の訳はまだまだ続きます。
お付き合いください。

投稿: punkt | 2005.03.23 22:42

punktさん、初めまして。
study of viggoさんのブログからトラックバックでお邪魔させてもらいました。素敵な訳を紹介して下さってありがとうございます!あまりの嬉しさにじっとしていられなくなってコメントを書いてしまいました。
役に対する、人に対するヴィゴの真摯さ、そして今までと変わらないヴィゴの姿勢に感動して心がじんじんしています。ayaさん(初めまして)の言葉通り、ヴィゴのことがますます好きになっちゃいますね。
それからヴィゴの声、(やっぱり?!)男の人にも魅力的に聞こえるんですねvなんだか嬉しいです。
記事はまだまだ続くとの事、また楽しみに来させてもらいますね。よろしくお願いします。

投稿: サチオ | 2005.03.24 00:21

サチオさん
いらっしゃいませ。
ヴィゴの仕事に取り組む態度、人間性を知れば知るほど、ファンになってよかったと思いますよね。
続きの記事も、頑張ってアップしたいと思いますので、どうぞよろしく。

投稿: punkt | 2005.03.24 11:36

punktさん、翻訳ありがとうございます。
男性記者・女性記者問わず、ヴィゴさんに長時間接して書かれたインタビュー記事だと、行間から、びみょうに「好意的」「個人的にファンになった気配」を、感じることがあります。 冷静にファンの欲目かしらと思って読み直してもやっぱり感じてしまいます。
 やっぱり今回もそんな感じでございますね。

 「フィクションだとはいえ、彼の個性が結びついている出身地が必要なんだ。だから、私はそれを El Curueño の高地に決めた。」というのを読みまして、LOTRの時、十分に時間があったら、ヴィゴさんはアラゴルンの役作りのため、どこを選ばれただろうと思ったりしました。

 ついでに(^^)ちょっとした情報です。もうご存知かもしれませんが。
 「ROADSHOW 5月号」  後ろから10ページ目くらいに掲載されている「オーランド・ブルーム インタビュー」 で、ヴィゴさんについての発言があります。
 翻訳記事ではなく、ROADSHOW独自のインタビューのようです。
 本文から「ヴィゴについて」の部分だけを抜き出して、写真ページの上に大きい字で印刷してあるという別格扱いもされてます!(^^)!  ←いや、つまりこれがうれしかったりするわけです。

 続きを楽しみに待っております。ありがとうございます。

投稿: mizea | 2005.03.24 11:47

punktさん、その2もリンクさせていただいています。ありがとうございます。
ヴィゴの役作りで、本などから知識として頭に入れるもののほかに、今回のレオン訪問で地元の人と接したり、自然の中に身を置くという体験で得るものというのは大きいような気がします。コミュニケーション力のある人ですね。
それから、えてして男性記者は同性に厳しい部分があると思うのですが、ここまで書かせたというのはヴィゴの魅力が本物だということでしょうね。
続きも楽しみにしていますね。

投稿: えり子 | 2005.03.24 12:30

翻訳どうもありがとうございます楽しく読ませていただきました。
それにしても早くヴィゴの新作みたいですね。日本では公開になるのでしょうか。うーん

投稿: けんこ | 2005.03.24 18:09

mizeaさん
おっしゃるとおり、ヴィゴのロングインタビューの記事は、記者の方がヴィゴに傾倒して書かれたものが多いですよね。
ROADSHOW情報ありがとうございます。
私も本屋で立ち読みしました。
あの見出しだから、すぐに気がつきましたよ。中身は、期待したほど書いてなかったけど(笑)

えり子さん
場の空気を肌で感じるということは、理屈や本では得られない情報がいっぱいあるのでしょう。
記者の方がヴィゴファンになってることがわかる記事は、本当に嬉しいですよね。

けんこさん
日本での公開が決まるのは、まだずいぶん先のことだろうと思うので、しばらく気を揉む日々が続きますね。

続きの(その3)もアップしましたので、お楽しみください。

投稿: punkt | 2005.03.24 22:57

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