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Diario de León 3月20日の記事より(その1)

Diario de León2月28日に、レオンでのヴィゴのインタビュー記事で紹介した、Diario de León の同じ記者が、さらに詳しいものすごく長文のヴィゴの記事を掲載しています。内容的にはとてもよさそうなのですが、なにせ長い。英語への自動翻訳をかけたり、部分的にネットのスペイン語辞書で調べたりしてみたのですが、なかなか読みこなせなくて苦労していたところ、Viggo-Works の paddyさんが、主要な部分を英訳してくださったので、それを参考にしながら、かいつまんで紹介したいと思います。非常に長いので、主要部分だけでも2回程度になると思います。

Diario de León 3月20日の記事 上の写真をクリックすると、新聞1面のイメージのPDFファイルをダウンロードできます。
今回ご紹介部分に相当する、paddyさんによる英訳

以前のレオンでのインタビューでも、ヴィゴはちょうど週末に北の山岳地帯への旅行から帰ってきたときであることが触れられていましたが、その時のより詳しい話が述べられます。

クルエーニョ(Curueño)へのヴィゴからの贈り物

「私がこの地区を選んだのは - ほとんど訛りのない、完璧な標準スペイン語で彼はコメントした - 子供の時に過ごした場所として、ある種の記憶に留めるためなんだ。雪、寒さ、にじんだような色。だが危険になった。Lugerosにいた時、吹雪がどんどん酷くなって、雪のせいで道を下れなくなったので、これは戻れないと思った。そこで、Valdetejaに道をそれた。この地区で好きな町のひとつなんだ。最初に私が着いた時は、誰も私に気がつかなかったけど、すぐにもはや変わってしまったね。」俳優は微笑んで、無造作にあきらめの身振りをした。

ヴィゴが出かけた週末は、スペインが大寒波に襲われていた時期で、レオンの北のCurueño山の方の、Redipuertas に自分で車を運転して行こうとしているところでした。

2月26日土曜日、ヴィゴが Valdeteja に着いたのは夕方の4時半頃。食事をしようと、一週間前に来た時は開いていなかった Bar Anabel に立ち寄り、主人ガビに、サラダを注文するのですが、ガビは今はレタスやトマトのシーズンじゃないと言って、代わりに地元の食事はどうかと尋ねました。ヴィゴは微笑んで承諾し、一杯のオルーホ(訳注:スペインのお酒:ワイン醸造の際に生ずる葡萄果の搾り残しの部分を再発酵させたブランデー。フランスではマール、イタリアではグラッパ。)を注文し、Ducados(英訳注:スペインのタバコで非常に強い)のパックとテープレコーダをカウンターに置きます。

テープレコーダは彼らが話している間、スイッチが入っていた。ストライダーのように、彼は聞いて観察した。

「彼は会話を録音することが迷惑でなければと私に聞いたんだ - とガビは言った - かまわないと言うと、彼はレオンの首都と山の地域の言葉の違いについて質問し始めた。私は彼に、Asturias地方だけに限ってなら、いくつかの町の訛りは強いと説明した。しかし、それは彼にとっては問題ではないようだった。彼は私達の習慣、住んでいる人々について、この辺が休暇を過ごす人々や釣り人で混雑するのか知りたがりつづけた。私が彼に答えている間に、彼に、コールドミート、チョリソ(ソーセージの一種)とハムの彼が食べきれないような大きな皿を出した。
そして、私の17歳になる娘のサンドラが入ってきて、彼女が私にこう言った。『ねえ、パパ。バーにいるのが誰だか知ってる?』『いいや』と答えた。『彼はロード・オブ・ザ・リングのスターのヴィゴ・モーテンセンよ。』私は彼のところに近づくとそのことを聞いてみた。彼は認めて、これからアラトリステと呼ばれる17世紀の冒険の映画の撮影に入ろうとしていて、アラトリステはレオンのこのあたり出身だから、人々の話し方を調べているんだと言った。
会話のこのあたりから、居酒屋はどんどん混んできて、入ってきた人の何人かが彼に気づき、サインと写真を一緒に撮ることを頼んだ。モーテンセンは、これは自分には多すぎるからと言って、自分の皿から一緒に食べるように彼らを誘い、彼らの何人かと話をした。」


ヴィゴはいったん、車を動かすために中座しますがまたお店に戻ってきます。
「私たちはさらにもう少し話したが、私は彼を質問でわずらわせて疲れさせたくなかった。すると彼が私に言った『まず第一に、私たちは人だ、そして私たちはコミュニケートしなくちゃいけない。一人一人ができる限り自分の仕事のベストを尽くそうとする。事実として、私は俳優だし、あなたは居酒屋の主人だ。多くの名声とか幸運を私たちが喜ぶとはいえ、私たち一人一人が自分達の仕事で、私たちが本当のところはそうでない何かになるために、それぞれの仕事にふさわしい人間になることをやめようとすることはない。あなたが望むことを私に言ってくれればいい、私も同じようにするから。』私たちは、さらにもうしばらく話した。やがて、彼はキーとタバコを取り上げ、彼に親切にしてくれたお礼を全ての人に言って、出て行った。」

日曜日、朝6時半、恐れを知らぬモーテンセンは、北への道をとり、Redipuertasへ戻り、そこに午前9時まで滞在した。私たちは、彼に午前11時に、首都の昔の修道院のサン・マルコスで会った。

この記事を書いている Miguel Ángel Nepomuceno はすっかりヴィゴに惚れ込んでしまったようで、記事全体をざっと読んでみましたが、非常に熱心に、好意的に書かれています。いわゆる日曜版の新聞の読み物記事として書かれているように見受けられますが、これを読んだ人は間違いなく、ヴィゴを好意的にとらえるでしょう。
残りの記事の一番最後に、今回の Valdeteja 村の出来事の、微笑ましい後日談がでてきますので、お楽しみに。

<参考> Valdetejaのホームページ
 山々は険しいけれど、自然がとても美しいところのようです。

 ⇒ Diario de León 3月20日の記事より(その2)

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コメント

punktさん、お待ちしてました!読みかけたんですが、長過ぎるのでギブアップしてました。(それどころじゃなかったし)
また、紹介させてくださいね。
ヴィゴはいい雰囲気で地元の人たちと接していますね。続きも楽しみにしてます。

投稿: えり子 | 2005.03.23 01:18

punktさんお知らせ有難うございます。viggo-worksでこの記事を見たとき、もしや…いやきっとと思ってましたら。早速私のサイトで…あ掲示板にはpunktさんがお知らせくださったのでnewsの方にUPさせてくださいね。いつも有難うございます、でも決して無理はなさらないで下さいね。

投稿: Miki | 2005.03.23 05:48

おはようございます。
きっとpunktさんがご紹介してくださると期待していました。
原文読んだんですが、あまりに長くて断念・・・
ブログでご紹介させていただきます。
いつも、ありがとうございます。

投稿: aya | 2005.03.23 08:33

えり子さん、Mikiさん、ayaさん
みなさんに、期待して待っていただいていたなんて、光栄です。
それぞれ、ご紹介していただけるとのこと、ありがとうございます。
スペイン語の記事を最初に目にしてから約一日格闘した後で、Viggo-Worksの英語訳が出てきたので、英語訳が出てからはずいぶん楽でした。
スペイン語が直に読めたらいいんですけどね。

投稿: punkt | 2005.03.23 09:38

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