"アラトリステ" エキストラを大募集
昨日あたりから、ヴィゴの次の映画、"アラトリステ" のロケ地となるスペインの各地で、エキストラを大々的に集めているというニュースがいろいろ上がってきました。
(以下のニュースは、すべてスペイン語のニュースサイトの記事を、ネットの自動翻訳で英語にしたものを元に書いています。)
◇ ウベダで120名のエキストラを募集 ◇
Europa Press 1月25日の記事
Diario Córdoba 1月26日の記事
5月からの撮影が予定されている、ウベダ(訳注:2003年に世界遺産に登録された南アンダルシアの歴史的な街)で、撮影に参加する120名のエキストラを2月1日に選抜する。
ウベダ市によれば、昨年の6月から多数の応募者がリストに名を連ねているとか。
このスペイン映画史上最大の映画に参加するためには、今風に染めた髪でなく、目に付く場所にタトゥーがなく、ピアスをしていなくて、体格が44以下であることが必要。(訳注:44というサイズは、具体的にどんなサイズなんでしょうね?)
年齢は7歳から60歳まで。
◇ カディスで367名のエキストラを募集 ◇
Diario de Cádiz 1月26日の記事
今度の日曜日に、カディス市では、カディスで4月18日~20日に撮影される "アラトリステ" の撮影に参加する367名のエキストラを選抜する。
募集されるのは、
・25歳~40歳の容姿端麗な女性
・25歳~45歳の背が高くてがっしりした男性
・25歳~45歳の海の男(漕ぎ方を知っていること)
・9歳~45歳のとても痩せた男性
・10歳~55歳の男女(通行人として)
・手足を切断している人
選抜された人々は、古参兵、漕ぎ手、職人、商人、通行人、傭兵、強制執行官などになる。
300名が ラ・カレタの浜での撮影に参加し、85名がサン・セバスチャン城のシーンに、他の20名が同様な他のシーンに予定されている。
追記:カディスで撮影、と書きましたが、正確には1月3日のところで書いた、カディス県のタリファ(ジブラルタル海峡に面したスペイン最南端の岬)での撮影のことのようです
原作者で、脚本にも加わっている Arturo Perez-Reverte によると、襲撃のシーンで使用される本物のガレオン船の建造はすでに始まっており、マドリッドで製作している武器も準備ができたとのこと。
68名の俳優と、約7000名のエキストラが必要となるだろうと語っている。
なんだか、ものすごい大作のようですね。日本語には訳しませんでしたが記事には各市の担当官のコメントもあり、それぞれの市をアピールする絶好の機会と捉えているようで、すごく気合が入っていることが感じられます。
1月3日時点でまとめた、その他のアラトリステ関連情報は、こちらをご覧下さい。
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